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(レポ&写真) [MAキック] 3.14 後楽園:河野・森田が新王者に

マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 "BREAK THROUGH-2 〜突破口〜"
2008年3月14日(金) 東京・後楽園ホール

  レポート&写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】


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第11試合 メインイベント(2) MA日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
×山本佑機(橋本道場/王者)
○河野雄大(武勇会/2位)
判定0-2 (小林49-50/大澤49-49/緒形49-50)
※河野が新王者に

 佑機は左ミドル、右ロー、左フック主体で攻め、河野も右ロー、左右のフック、前蹴りや飛び膝蹴りで応戦。両者ともたびたびクリーンヒットさせるが、昨年12月のタイトルマッチでも戦っていることもあってか、なかなか均衡が崩れない。
 最終の5Rに突入すると、序盤からパンチの打ち合いに。すると「相手の精神力を削って、5R戦うつもりだった」という河野の執念が爆発する。右ストレートをきっかけにパンチと膝でラッシュを仕掛けると、佑機が防戦一方になる場面も。結局この攻撃が決め手となり、判定2-0で軍配は河野。佑機と決着をつけるとともに、念願の王座奪取に成功した。
 試合後のマイクでは、他団体の選手との対戦を希望。具体的には名前を挙げなかったが「自分は華が無いんで、強い選手と戦って実績を積んで認めてもらいたい」と河野は話した。

第10試合 メインイベント(1) MA日本バンタム級王座決定トーナメント決勝 3分5R(延長1R)
○森田晃允(橋本道場/4位)
×真方大輔(直心会/5位)
1R 2'56" KO (3ダウン:膝蹴り)
※森田が第15代王者に

 準決勝では真方が合計3度のダウンを奪い完勝し、森田は元王者・高橋と接戦にもつれこむ展開。勢いでは真方ではあったが、フライ王者級時代からの経験で勝る森田のほうが数枚上手だった。開始すぐから右ローキックを的確に当て効かせると、右の膝蹴りをボディに連打で効かせダウンを奪取。その後は左ボディや左フックも絡めつつ、膝とのコンビネーションで立て続けにダウンを奪い、見事2階級制覇を達成した。

第3試合 MA日本バンタム級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(マスト判定)
×高橋拓也(習志野/1位)
○森田晃允(橋本道場/4位)
判定1-2 (28-29/29-28/29-30)

第2試合 MA日本バンタム級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(マスト判定)
×平本 悠(橋本道場/3位)
○真方大輔(直心会/5位)
判定0-3 (26-29/24-28/25-30)
※平本は1・2・3R各1ダウン、真方は3R1ダウン

第9試合 スペシャルマッチ 肘無し スーパーフェザー級 3分3R(延長1R)
○TURBΦ(FUTURE_TRIBE ver. O.J/WMAF世界スーパーフェザー級王者・R.I.S.E. FtCトーナメント'07優勝)
×マキ・デントラニー(タイ/センモラコットジム/元ルンピニー・フェザー級王者)
4R 判定3-0 (大澤10-9/松田10-9/秋谷10-9)
3R 判定1-0 (大澤30-29/松田29-29/秋谷30-30)

 序盤、サウスポーのデントラニーの左ミドルをもらい、蹴りもパンチもやや距離の遠かったTURBΦ。だが2R途中から、フェイントをかけつつボディ狙いのミドルかストレートを当てた後、すぐさま左右のフックを当てる攻撃をたびたび成功させるように。デントラニーはクリンチでごまかす場面が増える。本戦では決着がつかなかったが、延長でも同様に攻め、復帰戦を白星で飾った。次戦は4/29ディファ大会のWMAF王座防衛戦で、NJKFの久保優太を挑戦者に迎える。


第8試合 フライ級 3分3R(延長1R)
○野口清文(マイウェイジム/MA日本3位)
×三好 純(y-park/J-NETWORK 3位)
2R 1'33" KO (3ダウン:左フック)

第7試合 ウェルター級 3分3R(延長1R)
○坂本 章(橋本道場/5位)
×大麻純一(武勇会/10位)
1R 2'36" TKO (ドクターストップ:肘打ちによる額のカット)

第6試合 ミドル級 3分3R
×YUKI柴田(相模原ジム/元MA日本1位)
○根本雅文(習志野ジム/8位)※TOSHI板垣(プロボクシング元日本ミドル級王者)は腰痛のため欠場
2R 1'35" KO (ハイキック)

第5試合 ライト級 3分3R(延長1R)
○信田智史(習志野ジム/8位)
×HAMABE(マスターズピット/10位)
3R 2'35" TKO (レフェリーストップ:膝蹴り)

第4試合 フェザー級 3分3R
○保田 俊(花澤ジム/8位)
×小山内直人(谷山ジム)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)

第1試合 バンタム級 3分3R
×松本圭一太(相模原ジム)
○野良猫星野(ワイルドシーサー)
判定1-2 (29-30/30-29/29-30)


[オープニングマッチ]

第4試合 スーパーフェザー級 2分3R
△伊藤 大(マスターズピット)
△滝口“PITBULL”潤(チーム・ピットブル)
判定0-1 (29-30/29-29/30-30)

第3試合 58kg契約 2分3R
○ハンター御之畄(HOSOKAWA)
×三井基州(ダイケンジム)
判定3-0 (30-27/30-27/30-28)

第2試合 ウェルター級 2分3R
○モハン・ドラゴン(村上塾)
×豪鬼(ワイルドシーサー)※マッスル新田 改め
1R 1'17" KO (2ダウン:パンチ)

第1試合 フライ級 2分3R
○勇児(HOSOKAWA)
×TSUKASA(習志野)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

Last Update : 03/18 08:48

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