(レポ&写真) [NJKF] 9.2 後楽園:笛吹引分防衛。久保弟が王者に
ニュージャパンキックボクシング連盟 "FIGHTING EVOLUTION X 〜進化する戦い 10th〜 THE NEXT GENERATION, WHO GET THE CHAMP!? " 2007年9月2日(日) 東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
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第11試合 メインイベント NJKFウェルター級タイトルマッチ 3分5R △笛吹丈太郎(大和ジム/王者) △健太(E.S.G/1位) 判定1-1 (山根48-49/センチャイ49-48/松田49-49) ※笛吹が2度目の防衛
笛吹が左フック、左ボディ、左ジャブ、健太は右フックと右ローで攻める一進一退の展開。健太は右目の周りを腫らすが、4Rには縦肘で笛吹の額を切る。5Rには笛吹が右フックでたびたび健太をぐらつかせる。 判定は三者三様でドローとなり、笛吹が防衛に成功。「不本意ですね」と話したが、得意のパンチ中心の攻防に誘い込み「自分のペースでやれた。かなり冷静に戦えた」と内容にはある程度満足した様子だった。5回戦の経験の少ない健太との差が出た試合でもあった。体力面でも「まだまだいける」と自信。37歳・選手キャリア13年の王者の戦いはまだ続く。
第10試合 メインイベント フェザー級 3分5R ○久保優太(立川KBA/NJKFフェザー級王者) ×イー・スンウク(韓国/小龍ジム/国際格闘技連盟フェザー級王者) 3R 2'55" KO (左膝蹴り)
1R終盤、スンウクの右ストレートで腰の落ちる場面のあった久保兄だが、危ない場面はこれぐらい。左ミドルを何発も当て続け、3Rにレバーにめり込ませダウンを奪取。最後はトレーナーの指示通りに左のテンカオをレバーに叩き込み、見事韓国王者を仕留めた。戦績は16戦16勝(9KO)に。
第9試合 セミファイナル NJKFフライ級王者認定試合 3分5R ○久保賢司(立川KBA/NJKFフライ級1位) ×イー・ヒード(韓国/雪峰ジム/大韓ムエタイ連盟フライ級王者) 1R 2'38" TKO (タオル投入:右ローキックで2ダウン後) ※久保がNJKFフライ級王者に
TOMONORIがNJKFフライ級王座を返上し、スーパーフライ級王者に認定されたことを受け、この試合で久保弟が勝てば新フライ級王者に認められることに。久保弟も相手も18歳で、まだあどけなさが残る。韓国王者は右ストレートやミドルで積極的に攻めるが、久保弟は鋭い右ローの連打で、立て続けにダウンを奪い完勝した。戦績は7戦7勝(7KO)に。
第8試合 62.5kg契約 3分5R ×山本雅美(北流会君津ジム/NJKFライト級1位) ○ヨーユット・センチャイジム(タイ/元ルンピニーフェザー級4位) 判定0-3 (多賀谷49-50/松田48-50/山根46-50)
ヨーユットが右ミドルを主体とした素早い蹴りを当て続けるが、雅美はひるまず、3Rあたりからは左ミドルと右ローを当て返すように。一階級下とはいえ、最近までタイのランカーだった相手に蹴り負けない強さを発揮。敗れたものの健闘した。
第7試合 ライト級 3分5R ×砂田将祈(誠至会/NJKFライト級2位) ○ソンクラー・センチャイジム(タイ/元WPKFフェザー級王者) 2R 1'24" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる額のカット)
第6試合 ライト級 3分5R ○大和哲也(大和ジム/3位) ×一輝(OGUNIジム/8位) 5R 2'59" KO (右ストレート)
第5試合 52kg契約 3分5R ○三好 純(y-park/J-NETWORKフライ級6位) ×大槻直樹(OGUNIジム/NJKFフライ級10位) 判定2-0 (多賀谷49-49/センチャイ59-49/秋谷50-49)
第4試合 フェザー級 3分5R ○上山浩一(PITジム/10位) ×小泉智史(ブリザードジム/12位) 判定3-0 (センチャイ50-48/山根50-48/多賀谷50-48)
第3試合 ライト級 3分3R ×大村タカ(東京北星ジム) ○松葉賢治(インスパイヤード・モーション) 3R 0'21" KO (右ストレート)
第2試合 ライト級 3分3R ×渡辺大輔(OGUNIジム) ○畠山隼人(E.S.G) 2R 1'29" TKO (タオル投入)
第1試合 バンタム級 3分3R ○幸二郎(OGUNIジム) ×斎藤知彦(E.S.G) 3R 1'48" KO
Last Update : 09/03 13:27
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