(レポ&写真) [J-NET] 8.3 後楽園:AKIRAが王者に。西山KO勝ち
J-NETWORK "Championship Tour of J 1st" 2007年8月3日(金) 東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
◆テレビ放送/スカイ・A sports+:8/12(日)15:45〜17:45(初放送)8/24(金)15:00〜17:00(再放送)
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第13試合 メインイベント J-NETフェザー級王座決定戦 3分5R ×木村敬明(J-NET・レグルス池袋/1位) ○AKIRA(チームドラゴン/2位) 判定0-2 (小川49-50/櫻井49-49/少48-50) ※AKIRAが新王者に ※5Rパンチの連打で木村に1ダウン
前回の対決時は激しいダウンの応酬となったが、互いの一発への警戒と王座がかかっていることもあってか、両者とも遠い距離を保ってローを打ち合う攻防が続く。二人ともサウスポーだが、3RにAKIRAがオーソドックスにスイッチ。すると木村の左ボディや左ミドルの命中度が上がるが、4RにはAKIRAもインローで木村をぐらつかせ、五分の状態を保つ。 互いに決め手に欠いたまま迎えた最終ラウンド、木村は肘の連打で序盤から勝負に出る。だがAKIRAが一気にロープ際に木村を詰めると、ストレートの連打でダウンを奪取する。木村は残り2分以上、前に出続けて左ストレートや左ハイを当てるなど猛反撃するが、AKIRAは逃げ切りに成功。チームドラゴンにまた一本新しいベルトをもたらした。
第8試合 62.5kg契約 サバイバルマッチ1(3分3R+延長1R) ○西山誠人(J-NET・アクティブJ/前WFCA世界ライト級王座) ×パク・キジョン(韓国/韓国格闘技ミドル級&ウェルター級王者) 1R 2'24" KO (膝蹴り)
序盤から西山のプレッシャーを前に、グルグル回り続けるキジョンは西山の右目あたりに頭突き。結局これをきっかけに西山のエンジンがかかり、膝蹴りでの2度目のダウンでキジョンをKOした。キジョンの右眉尻は深く切れ、多量の血がマットを赤く染めた。 今年に入り、山本佑機、梶原龍児に連敗し、再起戦を制した西山は「自分のスタイルの完成形はまだ遠い」と話し、「もっと強くなりトップ戦線に戻りたい」と宣言した。
第12試合 J-NETヘビー級王座決定トーナメント一回戦 Bブロック(2) サバイバルマッチ1 ○馬場伸孝(侍塾/1位) ×富樫龍一(梁山泊空手) 判定3-0 (小川30-26/シーナ29-26/櫻井30-26)
馬場がパンチで優勢に試合を運び、2Rと3Rに1度ずつダウンを奪い完勝。だが富樫も巨体に似合わぬ身軽なバックブローやハイキックで観客のハートをつかんだ。
第11試合 J-NETヘビー級王座決定トーナメント一回戦 Bブロック(1) サバイバルマッチ1 ×天昇山(NJKF・キングジム/2位) ○ファビアーノ・サイクロン(ブラジル/TARGET) 判定0-3 (シーナ29-30/和田29-30/櫻井29-30)
天昇山をコーナーに詰めてもなかなか攻めきれなかったファビアーノだが、3Rに肘と膝の連打をまとめ、僅差ながらも勝利をおさめた。
第10試合 J-NETヘビー級王座決定トーナメント一回戦 Aブロック(2) サバイバルマッチ1 ×長谷川康也(J-NET・アクティブJ/4位) ○コウイチ・ペタス(ザ・スピリットジム) 判定0-3 (少28-30/シーナ28-30/和田27-30)
2R以降、コウイチがフックを何発もヒット。ダウンこそ奪えなかったものの完勝した。
第9試合 J-NETヘビー級王座決定トーナメント一回戦 Aブロック(1) サバイバルマッチ1 ×瀧川リョウ(フリー) ○悠羽輝(和術慧舟會DUROジム) 2R 1'39" KO (膝蹴り)
互いに大振りのフックを振り回す攻防が続いたが、2Rに悠羽輝が右肘打ちでチャンスをつかむと、右の膝をボディに当て瀧川を仕留めた。
第7試合 ライト級 サバイバルマッチ1 ×黒田アキヒロ(J-NET・フォルティス渋谷/5位) ○安東辰也(SFK/8位) 3R 判定0-3 (29-30/29-30/29-30)
第6試合 ライト級 サバイバルマッチ1 ×田中信二(ODJ/6位) ○菅原勇介(侍塾) 4R 判定1-2 (9-10/10-9/9-10) 3R 判定0-1 (29-30/29-29/29-29)
第5試合 バンタム級 サバイバルマッチ1 ×大原清和(J-NET・レグルス池袋/2位) ○割澤 誠(全日本キック・AJジム/全日本 2位) 判定0-3 (29-30/29-30/29-30)
第4試合 59kg契約 サバイバルマッチ1 ○大高一郎(侍塾) ×ファイヤー仭士(SFK) 4R 判定2-1 (10-9/9-10/10-9) 3R 判定1-0
第3試合 バンタム級 サバイバルマッチ1 ×荻野隆一(チームドラゴン/5位) ○炎出丸(クロスポイント・ムサシノクニ/6位) 判定0-3 (29-30/29-30/28-30)
第2試合 52kg契約 3分3R ○三好 純(y-park/フライ級6位) ×しゅん(MAキック・HIMI-GYM/MA日本フライ級7位) 判定2-0 (30-30/30-29/30-29)
第1試合 ウェルター級 3分3R △一貴(MAキック・マスターズピット/MA日本8位) △堤 大輔(チームドラゴン) 判定0-0 (29-29/29-29/29-29)
Last Update : 08/04 22:36
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