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(レポ&写真) [リアルディール] 7.29 福岡:DoA九州予選決勝は死闘に

リアルディール "BATTLE EVENT REALDEAL II featuring R.I.S.E."
2007年7月29日(日) 福岡・Zepp Fukuoka

  レポート&写真提供:リアルディール  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】


◆R.I.S.E Dead or Alive TOURNAMENT '07 出場決定トーナメント九州地区予選

第7試合 メインイベント 決勝 3分3R(最大延長2R)
○白田優輔(REALDEAL GYM)
×欽士(TEAM ブレイクスルー)
1R KO


 1R、開始早々襲い掛かる豪腕VS豪腕の両者。お互い序盤からKOを狙い激しいパンチの打ち合いに。しかし白田のフックに欽士のパンチがカウンターでヒット。ヒザが崩れ倒れる白田だったがすぐに立ち上がる。しかし白田のダメージは大きく足元がフラつく。大声援の欽士コールの中、欽士が白田に襲い掛かる。ダメージを回復したい白田はなんとかクリンチで時間を稼ごうとするも欽士のパンチがさらにヒットし2度目のダウン。凄まじい打ち合いに悲鳴にも似た歓声と欽士コールが会場内を包む。
 足元がフラつく中なんとか立ち上がった白田。誰もが欽士の勝利を疑わなかった。しかしここから白田が息を吹き返す。欽士のパンチをかいくぐり、懐に入ってパンチのラッシュ!今度は欽士がダウンを奪われる。立ち上がった欽士だが、白田はさらに欽士をコーナー際へ追い込むと豪腕を存分に生かしたパンチを次々に欽士に打ち込み、たまらず欽士が2度目のダウン。声援に押されなんとか立ち上がった欽士だが立ち上がったのがやっとの状態。白田がとどめとばかりに渾身のパンチを打ち込みロープ際で崩れ落ちた欽士との間にレフリーが入りゴングが鳴り響く。恐るべきスーパールーキー白田がプロデビューわずか4戦目にして九州代表の座を獲得した!

第3試合 1回戦第2試合 3分3R(延長1R)
○白田優輔(REALDEAL GYM)
×神護(豊の国)
判定3-0


 1R、神護はフットワークを使って出方を窺う。対する白田は猛然と前に出て行き自慢の豪腕パンチを振るって行く。1R終盤、神護をなんとかコーナーに追い詰めるも逃げ切られ1R目終了。
 2R、1R目同様フットワークを使ってローキックを打っていく神護。しかしペースを掴み始めた白田が徐々に神護をコーナーに追い詰める場面が増えてくる。たまらずガードする神護をガードの上からフラつかせあわやの場面も見せるがダウンまではとれず2R目終了。
 3R中盤、神護の得意のフックのカウンターが何度も白田を捕らえるもパンチを顔面で受けながら白田が前に出て行きパンチを返していく。
 判定は終始前に出続け手数で上回った白田の勝利。スーパールーキー白田が決勝に進んだ。


第2試合 1回戦第1試合 3分3R(延長1R) 
×三苫純次(SOLID FIST)
○欽士(TEAM ブレイクスルー)
3R KO


 1R、開始早々欽士がパンチとローで早くも倒しに行く。しかし三苫も落ち着いてガードしクリーンヒットを許さない。打たれながらもプレッシャーをかけて前に出て行く三苫が次第にペースを取り戻していく。
 2R序盤、欽士のラッシュは続き何度か三苫の顔面にクリーンヒットする。それでも三苫はパンチを受けながら前に出て行きプレッシャーをかけていく。中盤欽士のスタミナが切れ始め徐々にコーナーに詰められる場面が多くなってくる。追い詰めた三苫はコーナー際で首相撲から強力なヒザ蹴りで欽士のスタミナをさらに奪っていく。
 3R、倒しに行きたい三苫はさらに距離を詰めパンチを打っていく。しかし中盤、欽士の豪快な右フックが三苫にクリーンヒットし、三苫はたまらずダウン。欽士応援団から大声援が巻き起こる。立ち上がった三苫に欽士はすぐにラッシュをしかける。なんとか体制を立て直したい三苫は必死にラッシュに耐えるも最後はコーナー際で2度目のダウンを奪われ試合終了。欽士がKO勝利で決勝へと駒を進めた。


第1試合 リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
×田川 翔(REALDEAL GYM博多)
○田村陽典(REALDEAL GYM西新)
2R KO


 1R、お互い自分の距離をとりながら相手の様子を窺う。中盤田村の鋭いフックが田川にクリーンヒット。田川は倒れないものの何度も田村の強力なフックをもらってしまう。終盤、田川もパンチの打ち合いで田村に応戦する。
 2R序盤、ローキックを打ち始めた田村に田川も応戦するもカウンターのパンチをもらい田川がダウン。すぐに立ち上がるもチャンスと見た田村のパンチのラッシュを受けそのままコーナーへ。なんとか返したい田川だったが田村のパンチのラッシュに耐えられず2度目のダウン。 田村が見事なKO勝利を飾り因縁の対決に決着をつけた!リザーバーの権利を勝ち取った。



◆通常ワンマッチ

第6試合 セミファイナル 60kg契約 3分3R
×中村 誠(REALDEAL GYM)
○福田勇介(シルバーバック)
判定0-2


 1R、序盤から福田の猛ラッシュが中村を襲う。キレのあるパンチからキックのコンビネーションに会場が沸く。中村はがっちりガードを固め的確にローキックを返していく。
 2R、中村は1Rに引き続き徹底してローキックで攻める。対する福田は後ろ回し蹴りやバックブロー、さらに2R終了間際には胴廻し回転蹴りまで繰り出す余裕を見せる。
 3R、ローキックのみだった中村も右ストレートやハイキックを打ち始める。福田も最後まで攻撃の手を休めず多彩なコンビネーションで攻め立てるも、お互い決定打は無く判定へ。終始攻撃の手を休めなかった福田が2-0で勝利を収めた。両選手とも今後の活躍を予感させる戦いだった。


第5試合 60kg契約 3分3R
×河野芳寛(REALDEAL GYM小倉)
○竹之下伸(豊の国)
判定0-3


 1R、立ち上がりは静かな展開。竹之下はパンチで相手の出方を窺い、河野はキックで竹之下との距離を測る展開。
 2Rも徹底的したパンチ対キックの戦い。徹底してローキックで攻める河野に対して竹之下がカウンターのチャンスを窺う。中盤、ついに竹之下のパンチが河野を捕らえダウンを奪う。立ち上がった河野も距離をとりながら体制を立て直そうとローキックをさらに蹴っていく。しかし竹之下のパンチでの攻めは続きまたもダウンを奪われてしまう。なんとか立ち上がった河野に対して追い込む竹之下だがここで2R目終了のゴングがなる。
 3R、河野のローキックが徐々に効き始め竹之下はローキックを警戒して河野と距離をとる。フットワークを使い距離をとられた河野も2ダウンの差を埋めるべく必死に倒しに行くも倒すまでにはいかずここでゴング。2R目で2ダウンを奪った竹之下が文句なしの判定勝利を飾った。


第4試合 70kg契約 3分3R
○石村俊夫(REALDEAL GYM)
×TAKESHIX(KING EXCEED)
判定3-0


 1R、石村の得意なパンチの距離にさせないTAKESHIX。石村のパンチにローキックを返していく。石村もTAKESHIXのローキックにパンチを合わせて行き応戦する。
 2R、序盤からTAKESHIXもパンチを打っていき石村とのパンチの打ち合い。石村のパンチにTAKESHIXがカウンターを合わせ会場を沸かせる場面も。
 3R、TAKESHIXが石村に対してノーガードの状態で打って来いと挑発。石村もその挑発に渾身のパンチのラッシュで答える。終盤、お互い死力を尽くし打ち合うも決定打までは出ずここで判定へ。判定の結果は2-0で石村が判定勝利。引退試合を勝利で飾った。


プロフェッショナルチャレンジマッチ 65kg契約 3分3R
×大場義哉(REALDEAL GYM博多)
○熊谷一泰(REALDEAL GYM西新)
判定0-2

プロフェッショナルチャレンジマッチ 55kg契約 3分3R
△永椎大樹(MSJキックボクシングジム)
△日畑達也(F.K.D)
判定0-0

プロフェッショナル査定試合 60kg契約 3分3R
△桑野堅総(REALDEAL GYM)
△吉田 晋(KING EXCEED)
判定1-0

Last Update : 08/01 11:45

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