(レポ&写真) [DEEP] 7.26 後楽園:寒川、ジャブで総合初戦白星
DEEP事務局 "センチュリー21トータルハウジング Presents DEEP GLOVE" 2007年7月26日(木) 東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
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第10試合 総合ルール 5分2R ○寒川直喜(バンゲリングベイ/J-NETWORKミドル級王者) ×キム・ギョンナム(韓国/CMA KOREA) 1R 1'13" TKO (ドクターストップ:左ジャブによる左目の負傷)
ギョンナムのパンチをスウェーでかわした寒川は、突き刺すような左ジャブをギョンナムの顔面に何発もヒット。これでギョンナムの左目がみるみるうちに腫れ上がり、鼻血も出し、ドクターストップ。寒川の総合プロデビュー戦はあっけない形で終わったが、国内トップクラスのキックボクサーのパンチの威力を伝えるには十分な内容だった。
◆寒川「こんなに緊張した試合は初めて。試合前、昔アマ修斗に出た時に腕十字で秒殺されたことが何度も頭によぎりました。寝技を見せられなかったのが心残りですね。(総合は今後も?)オファーがあったらやりたくなるかも。ケンカになるとキックボクサーは弱いと思われるのが嫌なので、いつでも戦えるようにしておきたいです。 (次の試合はミャンマーラウェイだが?)小さいグローブで戦ったことで、素手に近い感覚を確かめるのにちょうど良かった。(今日は左ジャブが決め手になったが?)セコンドの帯谷(信宏)から最初1〜2分は何がなんでもジャブを出せと言われて、結果的に作戦通りだったけど、第一段階で終わっちゃった。当たった感覚が気持ちよくて、骨が少し痛いぐらいだった。自分みたいな非力なキックボクサーでも拳が痛くなるというのはいいですね(笑)」
第9試合 キックルール(肘無し) 70kg契約 3分3R ○ビックベン・ケーサージム(タイ/ケーサージム/ラジャダムナン&WMCスーパーウェルター級王者) ×ウォラウットノーイ・フェニックスジム(タイ/PHOENIX) 判定2-0
タイ人対決はキックボクシングとは一味違うムエタイの攻防。スピード、体格、パワーで勝るビックベンは、ウォラウットノーイをロープ際に追い詰め、アッパーやボディブロー、奥足狙いの左ローを当てる。ウォラウットノーイも膝蹴り、左ミドル等を返し、パンチの打ち合いに応じる場面も。ダメージで大差が無いため野口ジャッジはドローとつけたが、手数と主導権でビックベンに軍配が上がった。
第8試合 U系エスケープルール(エスケープ3回) 15分1本勝負 ○滑川康仁(Team M.A.D.) ×ハミッシュ・ロバートソン(ニュージーランド) 1'06" 逆片エビ固め
第7試合 UKF女子総合タイトルマッチ 5分2R ○篠原 光(チーム南部/王者) ×ゲベカ・ベック・ニネス(オーストラリア/挑戦者) 2R 3'38" アームロック ※篠原が防衛
第6試合 総合ルール 5分2R ○佐々木有生(GRABAKA) ×ソ・ボグック(韓国/CMA KOREA) 1R 1'46" 腕ひしぎ十字固め
第5試合 芸能人最強決定戦 キックルール 3分2R ×エスパー伊藤 ○ダンナ小柳(電撃ネットワーク) 判定0-3 ※歌手の清水健太郎さんは出場せず、メインイベントの前に君が代を独唱した。
※休憩明けには大会プロデューサーの南部虎弾さん率いる電撃ネットワークのライブが行われ、桜井“マッハ”速人がゴム手袋をふくらませて破裂させる競争に参加した。結果は電撃ネットワークのダンナ小柳さんの勝利。
第4試合 総合ルール 5分2R ○藤井克久(CORE) ×桜木裕司(掣圏会館) 判定2-0
第3試合 おやじDEEP変則ルール 1Rボクシング・2Rキックボクシング ○羽田真宏(白龍ジム) ×千島広明(BCG&マッハ道場) 判定3-0
第2試合 ボクシングエキシビションマッチ 2分3R −コウジ有沢(草加有沢ボクシングジム) −大嶋記胤[のりつぐ](シャイアン山本ジム) 勝敗無し
第1試合 総合ルール 5分2R ○原 学(ビッグマウスラウド) ×吉川祐太(格闘探偵団バトラーツ) 2R 3'02" TKO
オープニングファイト ホスト最強決定戦 5分2R(判定無し) ○レイチェル(ボンバイエ) ×ミッキー(天然水) 1R 1'46" 腕ひしぎ十字固め
オープニングファイト ボクシングエキシビジョンマッチ 3分1R −早千予(白龍ジム) −菊地奈々子(代々木ブルースカイジム) 勝敗無し
Last Update : 07/27 12:35
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