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(レポ&写真) [掣圏真陰流] 6.8 後楽園:合気道風の新道衣を採用

掣圏真陰流 "初代タイガーマスク・リアルジャパンプロレス 〜 旗揚げ2周年特別興行 〜 メディア241 TORANOANA-2007"
2007年6月8日(金) 東京・後楽園ホール

  レポート&写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】

  ※スカイパーフェクTV! 241Ch.「ハッピー241」にて放映(6/10(日)21〜23時)
 
 
■第11回掣圏真陰流大会(95kg契約)

三つ巴戦 第一試合 5分1R
×加藤 誠(ピンクタイガーモンスター軍/第6回トーナメント準優勝)
○滝沢 充(スーパータイガージム/第3、7、9回トーナメント優勝)
判定0-3 (光江一之=滝沢/小林彰=滝沢/小方康至=滝沢)

三つ巴戦 第二試合 5分1R
○滝沢 充(スーパータイガージム/第3、7、9回トーナメント優勝)
×佐藤大紀(MAXジム/第7回トーナメント準優勝)
一本 (主審によるストップ:グラウンドパンチ)

※滝沢が優勝

 今大会から採用された新開発道衣は、合気道を思わせる羽織袴。審判団も着物を着用する。くじ引きによる組合せ決定の後に、各選手に日本刀が渡され、これから戦いが始まるという雰囲気を盛り上げる。日本刀を持参しリングインした両選手は、リング上のエプロンで副審からオープンフィンガーグローブを渡され、その場でようやく着用する。試合以外での儀式的要素が、新道衣採用とともに一層強まった印象だ。
 しかし試合自体は、普通の総合格闘技と、そして以前のスーツ型道衣着用の場合と、大きな差は無かった。第一試合は終始打撃の攻防。右ストレートを数発クリーンヒットさせた滝沢に軍配が上がった。袴の裾をまくり上げることが許されているため、蹴りの動作の妨げにはさほどなっていない印象だ。
 第二試合は滝沢が序盤からさば折りで上になると鉄槌で攻勢。ロープ外に出てブレイクがかかったが、投げに失敗した佐藤を潰して再び上になると、パスガードに成功して鉄槌を連打。佐藤の動きが止まったのを見た小方主審が試合をストップした。
 これで優勝は滝沢に。表彰式では3選手が揃って審判団に日本刀を返却した。なお、選手の健康・安全に配慮し、一本負けした選手はその場で失格とすることから、三つ巴戦 第三試合は中止に。滝沢以外の2選手は1勝を挙げていないことから、準優勝者は無しとなった。


※ほか4試合はプロレス

Last Update : 06/09 00:25

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