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(レポ&写真) [MARS] 12.22 横浜:ファビアーノ自爆。桜木が野地戦熱望

トリニティ "MARS 06 - Rapid Fire -"
2006年12月22日(金) 神奈川・横浜文化体育館

  レポート:井原芳徳  写真:ひっとまん大場。  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】

第9試合 総合ルール 無差別級 5分3R
×野地竜太(TEAM GARO)
○エドモンド・カバウカンチ・ジュニオール(ブラジル/ハードコンバット)
判定0-2 (内藤=カバウカンチ/大城=ドロー/鬼木=カバウカンチ)


 スタンドで打撃を当てたい野地だったが、カバウカンチに組み付かれるとグラウンドであっさりとバックマウント等を取られ、逃げる展開の繰り返し。野地本人も「どんどん悪循環しているのがわかったけど、流れが変えられなかった」という内容。直前に試合が決まったカバウカンチも次第に攻め疲れ、決め手に欠いたが、最後まで主導権を維持し勝利した。
 

第8試合 総合ルール 97kg契約 5分3R
○桜木裕司(日本/掣圏会館)
×ファビアーノ・サイクロン(ブラジル/TARGET)
2R 1'55" TKO (ドクターストップ:左膝の負傷)


 総合2戦目のストライカー・ファビアーノが、右アッパーや飛び膝や前蹴りで攻勢。寝技にも積極的で、アキレス腱固めも狙ってみせる。
 桜木は試合4日前に右ふくらはぎの筋肉を断裂。ふんばりが効かない状態で、蹴りがほとんど出せず防戦一方。とはいえファビアーノの右フックのカウンターで、右フックをクリーンヒットさせ、ぐらつかせる場面も。勝利への執念が、最後は意外な形で“神風”を吹かす。
 2R、ファビアーノが右飛び膝蹴りを放って着地した際に、左膝を負傷。足を引きずり悲鳴をあげたため、ドクターストップがかかった。
 相手の自爆で勝ちを拾った桜木だったが、マイクを持つと野地竜太に対戦を要求。「パンクラスの続き、(同門だった極真会館の)城西三軒茶屋道場の続き、やろうじゃないか」と叫んだ。
 その野地は自分の試合後「その意味でも今日は勝ちたかった。ことある毎に戦いたいと言われている。どうしてもやりたい相手だとは思わないけど、流れ次第では必然的にやる相手だと思っている」と話した。

第7試合 MFCチャレンジ・ライト級(-70kg)トーナメント 決勝 総合ルール 5分2R
×坪井淳浩(GSB)
○キム・ドヒョン(韓国/闘神塾コリア)
1R 4'26" 腕ひしぎ十字固め


 互いに上を取り、パウンドを落とす一進一退の内容となるが、寝技での対処で落ち着きを見せたのはドヒョンの方。1R終盤、坪井のリバーサル狙いのタックルをいなし、バックを奪うと思いきや、そのまま腕十字に捕まえ見事一本。トーナメント優勝を果たした。

第6試合 総合ルール 90kg契約 5分2R
△山宮恵一郎(GRABAKA)
△カルロス・トヨタ(ブラジル/ハードコンバット)
判定1-0 (内藤=山宮/和田=ドロー/鬼木=ドロー)


 試合は終始スタンドのボクシングの攻防。キックボクシングで好調の山宮が右アッパーと左ストレートを当て、ヒット数では上回るも、決め手に欠きドローに終わった。

第5試合 総合ルール 73kg契約 5分2R
○雷暗 暴(アメリカ/雷道場)
×ヘンリ・カキウチ・ヴォルベリン(ブラジル/ハードコンバット)
1R 1'20" TKO (タオル投入:グラウンドパンチ)


 雷暗がパンチをかわしてタックルで上になると、サイドポジションで相手の腕を自分の足で固定し、逃げられないようにしつつパウンドを連打。相手に何もさせない余裕の完勝だった。

第4試合 総合ルール 95kg契約 5分2R
×藤井克久(フリー)
○濱田順平(CMA誠ジム)
判定1-2 (内藤=藤井/和田=濱田/鬼木=濱田)


 スタンドのパンチの攻防は濱田が優勢。2R終盤に藤井のパウンドを浴びるも、なんとか逃げ切り勝利した。

総合ルール 70kg契約 5分3R
−吉田幸治(フリー)
−ハファエル・ディアス(ブラジル/アメリカン・トップチーム)

※ディアス側の出国手続きの不備により、来日不可となったため、21日に中止発表

第3試合 キックルール 無差別級 3分3R
○コウイチ・ペタス(ザ・スピリットジム)
×イ・ゼフン(韓国/闘神塾コリア)
判定3-0 (内藤=コウイチ/大城=コウイチ/鬼木=コウイチ)


 2R、コウイチが右ローを効かせた後、残り30秒にダウンを奪取。3Rもパンチを当て続け攻勢を維持し完勝した。

第2試合 MFCチャレンジ・ライト級(-70kg)トーナメント 準決勝 総合ルール 5分2R
×毛利昭彦(毛利道場)
○キム・ドヒョン(韓国/闘神塾コリア)
判定0-3 (内藤=キム/大城=キム/和田=キム)

第1試合 MFCチャレンジ・ライト級(-70kg)トーナメント 準決勝 総合ルール 5分2R
×西内太志朗(U-FILE CAMP)
○坪井淳浩(GSB)
判定0-3 (内藤=坪井/大城=坪井/和田=坪井)

■ オープニングファイト

第3試合 キックルール 62kg契約 3分3R
×リョウ・ペタス(ザ・スピリットジム)
○氏原文男(闘神塾)
判定0-2 (大城=氏原/内藤=ドロー/鬼木=氏原)

第2試合 キックルール フライ級 3分3R
△山野寛之(チームドラゴン)
△大野修司(クロスポイント吉祥寺)
判定1-0 (大城=ドロー/内藤=山野/鬼木=ドロー)

第1試合 総合ルール 70kg契約 5分2R
×LUIZ(ブラジル/禅道会)
○大塚隆史(AACC)
判定0-3

Last Update : 12/23 11:03

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