BoutReview
記事検索 by Google

(レポ) [R.I.S.E.] 7.30 大森:コウイチ・澤屋敷・小澤ら新鋭が躍進

R.I.S.E.プロモーション "R.I.S.E. XXVIII(ライズ・トゥエンティーエイト)"
2006年7月30日(日) 東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX

  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】


第6試合 メインイベント ヘビー級 3分3R
×青柳雅英(アイアンアックス)
○コウイチ・ペタス(ザ・スピリット・ジム)
判定0-3 (28-30/28-30/29-30)


 積極的にパンチで前に出るコウイチの攻勢に対して、青柳は周りながら距離をキープしつつ、得意のハイで切り返す戦法。しかし若いコウイチは飽く事無く追撃を繰り返し、細かくパンチを重ねていく。次第に受け流していたはずの青柳にダメージの蓄積が見られ、コウイチがコンビネーションのラストに切り込むローで、バランスを崩すシーンが見られる。両者共に決定打がないまま、終盤はスタミナ切れの気配が見られたが、手数、積極性で勝ったコウイチに軍配があがった。


第5試合 セミファイナル ヘビー級 3分3R
×百瀬竜徳(TARGET)
○澤屋敷純一(チーム・ドラゴン/J-NETWORKヘビー級王者)
2R 2'46" KO (右アッパー)


 3月のG-BAZOOKAから4ヶ月。J-NET王座に就いて再び上昇気流に乗ろうとする澤屋敷と、第一回G-BAZOOKA覇者として若手の台頭を許す訳にはいかない百瀬の対決は、メインと並ぶ重要カード。だが、試合内容はむしろ立場が逆転したような展開に。
 得意のストレートを連打しながら、積極的に前に出る27歳百瀬は、むしろチャレンジャーのような前のめりの戦いぶりを見せる。一方、21歳の澤屋敷は、戴冠で一気に王者としての貫禄を体得したのか、細かいジャブを突き、随所に重みの感じられるミドルをぶち込んで、百瀬の突進をいなしていく。
 2Rに入ると、一気に百瀬は足を止めて回転の早いパンチラッシュで、澤屋敷に真っ向のド突きあいを挑む。受けて立った澤屋敷も正面からパンチ勝負に出て、会場を沸かせる。だが、意地になりすぎて単調に陥った百瀬に対し、澤屋敷はガードの下から突き上げるアッパーを織り交ぜ変化のあるコンビを見せる。
 この両者のリズムとパンチバリエーションの差が勝負を分けた。3発目の澤屋敷のアッパーが百瀬のアゴを打ち抜き、百瀬は大の字になってダウン。10カウントを聞いてもぴくりとも動かない派手なKO劇となった。


第4試合 70kg契約 3分3R
×ASH-RA(TARGET/X FORCE)
○MIKOTO(アイアンアックス)
判定0-3 (25-30/24-29/24-29)

第3試合 82kg契約 3分3R
×馬場伸孝(山木ジム/J-NETヘビー級1位・前王者)
○小澤和樹(ブリザードジム/J-NETミドル級3位)
判定0-3 (29-30/28-29/28-30)

第2試合 80kg契約 3分3R
○たけむら光一(チームバルボーザジャパン)
×大迫元喜(GRABAKAジム)
1R 1'35" KO

第1試合 80kg契約 3分3R
○藤田智也(ドージョー・チャクリキ・ジャパン)※トモヤより改名
×上野正美(ドージョー・シャカリキ)
2R 2'04" KO

Last Update : 07/31 11:41

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | STAFF

Copyright(c) 1997-2006 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。