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(レポ&写真) [DEEP] 7.8 新宿:足関タッグ戦は引分。阿部兄一本負け

DEEP事務局 "club DEEP 東京"
2006年7月8日(土) 東京・新宿FACE  観衆:934人(超満員札止め)

  レポート:本庄功志  写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】


◆第2部:DEEPルール

第12試合 90kg契約 5分2R
○大場貴弘(フリー)
×大堀竜二(R-BLOOD)
2R 3'52" TKO (レフェリーストップ:バックマウントからのパンチ)

※1R肘打ちの反則により大堀にイエローカード1

 試合は、大堀が「重戦車」、それをいなす大場といった展開。大場が積極的にパンチを放っていき、大堀は組み付いてテイクダウンを狙う。1R中盤に大堀がテイクダウンを奪うが、反則の肘打ちをボディにしてしまう。イエローカードをもらってしまい、大堀は唖然とした表情。
 2Rに入っても、1Rと同じような展開に。大堀がテイクダウンに成功し、グラウンドからハーフガードにまで持ち込むが、決定打に欠けブレイク。大堀は若干疲れている様子。その後、大場の右フックがクリーンヒット。亀になる相手に、パンチのラッシュをし、レフェリーが試合を止めた。

第11試合 70kg契約 5分2R
×阿部裕幸(AACC)
○ファブリシオ・“ピットブル”・モンテイロ(ブラジル/グレイシーバッハ・コンバットチーム)
2R 1'52" アンクルホールド

※計量オーバーのためモンテイロにイエローカード2

 モンテイロは計量オーバーし、2枚のイエローカードをもらってからのスタートとなる。それもあってか、果敢に前へ出て行き、阿部を豪快なテイクダウンからのパウンドで、顔面を腫らしていく。
 2Rに入って、阿部が積極的に打撃を出していくが、目立った有効打はない。モンテイロが左フックから組み付いてテイクダウンを奪うと、すぐさまパスしてハーフガードに。そこから足の取り合いになり、モンテイロがアンクルホールドを極めた。阿部は期待のDEEP初登場だったが、体格差も災いし苦い黒星デビューとなった。

第10試合 73kg契約 5分2R
△長岡弘樹(DOBUITA)
△井上裕貴(木口道場・チームラスカル)
判定1-0 (木村=ドロー/大城=長岡/梅木=ドロー)


 井上は、PRIDEライト級チャンピオン五味隆典が率いる「チームラスカル」の一員。それもあってか、入場の時に大きな歓声が起こる。
 1Rは両者打撃の打ち合い。しかし、パンチでは長岡の方が上か。相手の顔面を的確にヒットしていく。井上は1R終盤、組み付いてテイクダウンを奪う。サイドに回りチャンスを作るがあえなくゴング。
 2Rも両者激しく打ち合う。お互いパンチを当てていき、井上は組み付いてからの膝も有効に使う。リングサイドで見ていた五味からは「井上、休むな」と激が飛ぶ。しかし、お互い決定打に欠け試合終了。判定は1者長岡に付けるもドロー。場内からは、「えー」という声が漏れていた。

第9試合 78kg契約 5分2R
×中台 戦(PRB)
○小池秀信(GRABAKAジム)
2R 2'43" 三角絞め


 試合開始と同時に中台が、ゴング&ダッシュで奇襲。それを小池がかわし軽く笑みを浮かべる。序盤は、小池がタックルし、中台がそれをきりグラウンドになる展開。グラウンドになっても、目立った攻撃がなくブレイクが続く。1R終盤、中台が猪木アリ状態から、奇襲の膝十字を狙っていくが決められず1R終了。
 2R開始早々、中台の飛び膝がヒット。少し効いた感のある小池をパウンドの嵐で襲い、会場はイケイケムード。しかし、耐えた小池は下から腕十字を狙っていく。外されるが、すぐさま三角絞めを狙う。これがかなり極まっている。中台はレフェリーに、効いてないよとアピールするが、その粘りも虚しくタップ。小池は、中台に終始打撃で押されていたが、見事逆転勝ちを収めた。

第8試合 82kg契約 5分2R
×佐藤隆平(R-BLOOD)
○THE NOBO-ROCK(Team ROKEN)
1R 1'26" KO (右フック)


 タックルを切り、リーチを活かして主導権を握ったのは佐藤だが、NOBO-ROCKが踏み込んでの右フック一発で佐藤を豪快にマットに沈めた。

第7試合 グラップリング・タッグマッチ 合計-145kg契約 10分一本勝負
△今成正和(Team ROKEN)& 花井岳文(TWIST)
△長谷川秀彦 & 佐藤 力(SKアブソリュート)
時間切れ


 サンボチームは残り20秒に佐藤が出て来るまで、長谷川が一人で足関二十段コンビと応戦。特に実質復帰戦となる今成は、再三長谷川の足を素早くキャッチし、存在感を示した。

第6試合 72kg契約 5分2R
○梅田恒介(R-BLOOD)
×スン・ジャンフン(韓国/CMA KOREA)
1R 1'27" 腕ひしぎ十字固め

第5試合 90kg契約 5分2R
×濱田順平(CMA誠ジム)
○渡辺悠太(A-スクエア)
1R 1'57" チョークスリーパー

第4試合 65kg契約 5分2R
×江尻慎司(AACC)
○堀 友彦(フリー)
1R 4'27" TKO (レフェリーストップ:トップポジションからのパンチ)

第3試合 グラップリング・タッグマッチ・エキシビジョン 10分
−お宮の松(オフィス北野)&鬼木貴典(Team ROKEN)
−入江秀忠&RYOTA(キングダム・エルガイツ)
勝敗無し


 お笑いタレント・お宮の松がプロに挑戦するも、5回一本を取られ戦いの厳しさを味わった。入江がかつての弟子・鬼木と相まみえ、本気のグラップリングを繰り広げる場面もあった。


第2試合 82kg契約 5分2R
○岩見谷智之(高田道場)
×鹿糠智樹(パラエストラ久慈)
1R 1'51" TKO (レフェリーストップ:バックマウントパンチ)

第1試合 70kg契約 5分2R
×木村仁要(CMA誠ジム)
○中野洋志(マッハ道場)
2R 1'40" アームバー


◆第1部:フューチャールール

第9試合 75kg契約 5分2R
△LUIZ(禅道会横浜支部)
△菊野克紀(A-スクエア)
時間切れ

第8試合 65kg契約 5分2R
△高橋基希(高田道場)
△小塚誠司(格闘サークルOZ)
時間切れ

第7試合 80kg契約 5分2R
○安藤 純(超人クラブ)
×長堂嘉夢(CMA戦ジム)
1R 1'47" TKO (タオル)

第6試合 65kg契約 5分2R
○小見川和隆(マッハ道場)
×平野 仁(グラップリングアカデミー)
1R 0'42" TKO

第5試合 63kg契約 5分2R
○羅 相福(GRABAKA-GYM)
×原島裕次郎(ILL street GYM)
2R 0'49" TKO

第4試合 70kg契約 5分2R
○松田真吾(DOBUITA)
×高橋孝輔(グラップリングアカデミー)
1R 3'30" 腕ひしぎ十字固め

第3試合 63kg契約 5分2R
△桐田正人(グラップリングアカデミー)
△鯉江 智(Team Barbosa Japan)
時間切れ

第2試合 74kg契約 5分2R
△篠原貴久(超人クラブ)
△勝木星太(RISE FIGHT CLUB)
時間切れ

第1試合 65kg契約 5分2R
×野宮孝志(超人クラブ)
○中島嵩夫(Team Barbosa Japan)
1R 4'37" チョークスリーパー


Last Update : 07/08 22:57

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