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(レポ&写真) [新日本キック] 3.26 後楽園:大野、菊地から王座奪取

新日本キックボクシング協会 "MAGUNUM 10"
2006年3月26日(日) 東京・後楽園ホール

  レポート:井原芳徳  写真:米山真一  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】

第14試合 メインイベント 日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
×菊地剛介(伊原/王者)
○大野信一朗(藤本/1位)
判定0-2 (深瀬50-50/北澤49-50/江刺家48-50)

※大野が新王者に

 1か月後のTITANSでのTURBΦとの大一番を控える菊地が足元をすくわれた。2年越しのリベンジを狙う大野の単発の右ストレート・フック、前蹴りに苦戦。決定打は浴びなかったものの、得意の左ローで相手の動きを封じることができず、まさかの王座陥落となってしまった。
 キャリア10年、39歳で初めて王者となった大野は、練習仲間の大月晴明、石毛慎也、瀬尾尚弘ら、他団体のトップクラスの選手たちとリング上で喜ぶ。試合中は大会主催の伊原道場所属の菊地を大きく上回る声援を受け、リングを降りても胴上げで迎えられる。王座奪取の原動力は「周りの仲間の助け」だったと大野は話す。
 何歳までやりたいかという問いに「もうやりたくない」と冗談めかして答えたり、マスコミの報道でTURBΦ vs. 菊地に話題をさらわれたことに関しても「一社ぐらい俺んとこ来てくれよと思ったけど、俺がファンでもあっちに関心を持つ」と返答。不惑の40に近い男らしく肩肘を張らない性格に、多くの後輩選手を惹き付ける魅力が詰まっているのかもしれない。

第13試合 セミファイナル ライト級 3分3R
○石井宏樹(藤本/王者)
×石原裕基(伊原/5位)
判定3-0 (30-28/30-29/30-27)

第12試合 セミファイナル 67.5kg契約 3分3R
○井場洋貴(治政館/日本ウェルター級王者)
×クリス・メルテンス(フランス/伊原)
1R 2'52" KO (3ダウン:右ストレート)

第11試合 ウェルター級 3分3R
×荻野兼嗣(ビクトリー/1位)
○タカ・オサミツ(伊原/5位)※高 修満から改名
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)

第10試合 フェザー級 3分3R
○岡田武士(トーエル/2位)
×大刀国秀(藤/3位)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)

第9試合 63kg契約 3分3R
×星野 豹(横須賀太賀/日本ライト級4位)
○ガンスワン・レッドムーン(タイ/元ラジャダムナン・スーパーライト級王者)
判定0-3 (28-30/29-30/28-30)

第8試合 ヘビー級 3分3R
×嚴 士鎔(伊原)
○國吉(治政館)
判定0-3 (29-30/28-30/29-30)

第7試合 フライ級 3分2R
×勝岡 建(伊原土浦)
○ジェット蓮田(誠真)
判定0-3 (17-20/17-20/17-20)

第6試合 ライト級 3分2R
×松本芳道(八景)
○松村清次(伊原稲城)
判定0-3 (19-20/19-20/19-20)

第5試合 ライト級 3分2R
○坂梨隼人(伊原)
×藤 康蔵(藤)
2R 2'22" KO (左膝蹴り)

第4試合 ミドル級 3分2R
○英雄マクシマス(八景)
×岡崎武道(宇都宮尾田)
1R 2'04" KO (左フック)

第3試合 フェザー級 3分2R
○大塚 憲(藤本)
×大濱春哉(トーエル)
判定3-0 (20-19/20-19/20-19)

第2試合 ライト級 3分2R
×品田一也(横須賀太賀)
○川崎 亮(尚武会)
判定0-3 (19-20/19-20/19-20)

第1試合 ウェルター級 3分2R
○川村 剛(トーエル)
×小松 暁(藤)
判定3-0 (20-16/20-16/20-16)

Last Update : 03/29 17:20

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