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(レポ&写真) [NJKF] 11.20 後楽園:国崇、真二に判定勝ちで王座防衛

ニュージャパンキックボクシング連盟
"INFINITE CHALLENGE X 〜無限の挑戦〜"

2005年11月20日(日) 東京・後楽園ホール

  レポート&写真:井原芳徳
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第14試合 メインイベント NJKFバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○国崇(拳之会/王者)
×真二(OGUNI/3位)
判定3-0 (山根49-48/シーナ49-46/センチャイ49-46)

※国崇が4度目の防衛
※1R右肘打ちで真二が1ダウン

 1R、国崇がパンチのコンビでペースを握ると、右肘打ち一撃でダウンを先取。だが2R終盤から真二のパンチのコンビネーションからのローが当たりだす。国崇は3R、4Rも右肘打ち、左アッパー、左ボディ、前蹴り、左ハイ等で猛攻を続けるが、真二は少しもひるまずパンチとローを打ち返す。ノンストップの打ち合いが続き5Rに突入すると、さすがの国崇も攻め疲れが見え、真二が左フックや左ボディも交え主導権。ポイントを奪い返すには遠く及ばなかったが、最後まで衰えない真二の体力は驚異的だった。

◆国崇「タフでした。あんだけ肘打ちを当てれば切れると思ったんですけど。セコンドからも言われましたけど、もっとテンカオとか組んでからの攻撃も出すべきでした。今回は高橋(拓也=同門のNJKFフライ級王者)君が学校の都合で一緒に練習できなくてスパー不足でした。ローで倒れない自信はあるんですけど、5Rのボディ一発が効いちゃいましたね。真二君はパンチのテクニックが上がってたので、上に意識させてローを打つのもうまかったです。相変わらず打たれ強いですし、ワンテンポ遅く打ってくるのでやりにくいです。相性は悪いですね。

 あらし選手に負けてるのでいつかはやらないといけないとは思いますけど、それよりもタイ人とやりたいですね。(タップナーとの再戦は?)すぐにチャンスはくれないと思うので、力をつけていずれは。(高橋に勝っているMA日本フライ級王者の森田晃允が対戦を希望していることについて)初めて聞きました。まあ、フライ級の選手ですね。意識はしてないです。僕がフェザーの選手とやることはあるかもしれないですけど」

◆真二「攻めが単調になってしまいました。練習していたミドルとか前蹴りを出す余裕が無かったですね。(国崇の攻撃について)もっとパワーでガンガン来ると思ったんですけど、予想よりはやりやすかったです。(1Rの肘でのダウンは?)効きましたね。でも逆にその後は無駄な力が抜けて落ち着いていけました。(左ボディは効かなかった?)練習で対策したおかげでもらわなかったです。むしろ肘を意識し過ぎてしまいました。(今後は?)まだ練習すべきことがいっぱいあるんで、もっと強くなりたいです」

第13試合 メインイベント 国際戦 ライト級 3分5R
○桜井洋平(B・Freely/NJKFライト級王者)
×デビッド・フェルナンデス(スペイン)
1R 1'12" KO (3ダウン:首相撲からの膝蹴り連打)


 洋平が上下の蹴りでフェルナンデスの出鼻をくじくと、首相撲からの膝連打でいきなりダウンを奪取。さらに飛び膝、首相撲からの膝でさらに2度ダウンを奪い、相手に何もさせないまま完勝した。

第12試合 国際戦 ウェルター級 3分5R
×コムンレック・トー・シーラチャイ(タイ)
○石毛慎也(東京北星/NJKFウェルター級1位)
判定0-2 (高木49-49/シーナ49-50/多賀谷47-49)


 ムエタイの動きに難なく対応する石毛。なかなか差の付かない展開が続いたが、4・5Rに石毛が左ボディと左ローでコムンレックを何度か追い詰め、ポイントを稼ぎ勝利した。

第11試合 ランキング戦 ウェルター級 3分5R
○石黒竜也(東京北星/2位)
×飯田誠一(町田金子/3位)
1R 0'47" KO (ボディへの膝蹴り)


 開始早々、石黒が飯田を首相撲でガッチリと捕まえると、左の膝蹴りをボディに連打。するど飯田はあっさりとダウンし、うずくまったまま立ち上がれなかった。

第10試合 ランキング戦 フェザー級 3分5R
×高野義章(健心塾/5位)
○久保優太(立川KBA/9位)
4R 2'05" TKO (タオル投入:顔面への膝蹴りで2ダウン後)


 期待の高校3年生・久保が、テコンドー仕込みの伸びとスピードのあるハイ、ミドル、膝で序盤から高野を圧倒。3Rには肘打ちで高野の右目尻を切り裂き、3Rには顔面への膝蹴りで2度のダウンを奪ったところで敵陣営からタオルが投入された。これで1月のデビュー以来6連勝。まだ体作りが必要だが、王座奪取もそう遠くないかもしれない。

第9試合 交流戦(肘無し) 53kg契約 3分5R
×西村 勝(ESG/NJKFフライ級6位)
○三好 純(y-park/バンタム級)
5R 1'33" KO (パンチと膝の連打)


第8試合 交流戦 3分5R
○山根浩司(格闘道場G-1/NJKFヘビー級6位)
×宮原康介(日進会館)
判定3-0 (50-46/50-46/50-46)
※5R宮原に1ダウン

第7試合 バンタム級 3分3R
×星 雄晴(町田金子)
○前田浩喜(インスパイヤード・モーション)
判定0-3 (27-30/27-30/26-30)
※3R星に1ダウン

第6試合 交流戦 フェザー級 3分3R
×上山浩一(PIT)
○MASAHIRO(ARMS)
判定0-3 (28-29/28-30/27-30)

第5試合 ライト級 3分3R
×牛若丸(拳友会)
○谷 拓也(一心館)
判定0-3 (29-30/28-30/29-30)

第4試合 62kg契約 3分3R
×TADASH(PIT)
○バッファ朗野田(格闘道場G-1)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)
※3RにTADASHに1ダウン

第3試合 フェザー級 3分3R
×ジャイアン(健心塾)
○赤十字竜(キング) 
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第2試合 ウェルター級 3分3R
○諏訪部泰斗(東京北星)
×七夜志貴(町田金子)
判定3-0 (30-28/30-27/30-28)

第1試合 バンタム級 3分3R
×佐手康人(PIT)
○佐藤敬裕(OGUNI)
判定1-2 (29-28/29-30/29-30)

Last Update : 11/30 01:14

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