(レポ&写真) [修斗] 11.6 後楽園:青木TKO勝利。菊地戦を熱望
サステイン "クリムゾン・プレゼンツ プロフェッショナル修斗公式戦" 2005年11月6日(日) 東京・後楽園ホール 認定:インターナショナル修斗コミッション
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第10試合 メインイベント ミドル級 5分3R ○青木真也(パレストラ東京/世界7位・環太平洋5位) ×弘中邦佳(アカデミアAz/世界8位・環太平洋6位) 1R 2'10" TKO (レフェリーストップ:左眉の出血)
開始早々、青木が組み付いて引き込むと、下から弘中の足をつかみながら顔面蹴りを放った後、三角絞めを仕掛ける。弘中はそのまま立ち上がるが、青木は三角を外さず弘中の左目あたりに鉄槌を連打する。下からの蹴りあるいは鉄槌で、弘中は左眉あたりをカットし出血。再びグラウンドに戻ると、青木は三角のままマウントに。さらにパンチを連打すると出血が激しくなり、三角のままドクターチェックが入るという異例の事態に。診断の結果傷口が深いことがわかり、レフェリーが試合を終了させた。 急遽出場ながらも勝利をもぎ取った青木はマイクを持ち「2月に中井先生の弟子として、菊地さんとやります」と話し、来年2/17代々木競技場第二体育館大会でミドル級世界王者・菊地昭に挑戦したい意向を示した。 バックステージではその理由について、総合の試合をコンスタントにやるのは大学卒業となる来年3月までで、以降はグラップリングに専念するためだと説明した。弘中に敗れれば王座挑戦が遠のくため、総合を引退する覚悟だったという。 現在世界ランク7位で普通なら挑戦は困難だ。しかし上位ランカーの他団体出場等の影響で各階級のランキングが固定化してしまっていることから、今コミッションはランキングのシステムの改訂を準備しているところ。早ければ来年早々システムが変わるといい、そうなれば“日本最強ミドル級グラップラー決定戦”とも呼べる世界タイトル戦が実現する可能性が一気に高まるだろう。
第9試合 セミファイナル ライト級 5分3R ○日沖 発(ALIVE/世界10位・環太平洋7位) ×トム・ニーニマキ(フィンランド/チーム・スカンジナビア/ウェルター級欧州1位) 1R 3'03" テクニカル一本 (レフェリーストップ:腕ひしぎ十字固め)
第8試合 セミファイナル フェザー級 5分3R △ダニエル・リマ(オーストラリア/ファイブ・リングス・ドージョー/世界3位・環太平洋2位) △大沢ケンジ(和術慧舟會A-3/世界6位・環太平洋5位) 判定0-1 (鈴木28-29/菅野29-29/横山29-29)
第7試合 ライト級 5分3R ○リオン武(シューティングジム横浜/環太平洋9位) ×田村彰敏(総合格闘技津田沼道場) 判定2-0 (鈴木29-29/菅野30-28/横山29-28)
第6試合 ライト級(新人王トーナメント決勝) 5分2R ○不死身夜天慶(シューティングジム横浜) ×西岡 裕(パレストラ松戸) 判定2-0 (横山20-19/菅野19-19/田中20-19) ※不死身夜がライト級新人王に
第5試合 バンタム級(新人王トーナメント決勝) 5分2R ×正城ユウキ(X-ONEジム湘南) ○下川雄生(K'zファクトリー) 判定0-2 (横山18-20/菅野18-20/田中20-20) ※下川がバンタム級新人王に
第4試合 フェザー級(新人王トーナメント準決勝) 5分2R ○水垣偉弥[たけや](シューティングジム八景) ×松本輝之(シューティングジム大阪) 1R 0'13" TKO (レフェリーストップ:右ストレート) ※水垣が決勝進出
第3試合 フェザー級(新人王トーナメント準決勝) 5分2R △徹肌ィ郎[てつ・はだいろう](和術慧舟會岩手支部)※鈴木徹から改名 △亘理崇麿[わたり・たかまろ](パレストラ仙台) 判定1-0 (横山19-19/菅野19-19/田中19-18) ※抽選により徹肌ィ郎が決勝進出。12.17新宿FACE大会で水垣と決勝 第2試合 ミドル級(新人王トーナメント準決勝) 5分2R ○中村K太郎(和術慧舟會東京本部) ×新岡勝明(ノース・キングジム) 1R 2'10" 一本 (スリーパーホールド) ※中村が決勝進出。12.17新宿FACE大会で吉田善行(東京イエローマンズ)と決勝
第1試合 ライト級 5分2R ×ウィッキー聡生[あきよ](STG横浜) ○粕谷さかえ(K'zファクトリー) 判定0-2 (横山18-19/菅野18-19/田中19-19)
Last Update : 11/07 00:35
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