(レポ&写真) [R.I.S.E.] 10.30 大森:尾崎・TATSUJIが豪快KO勝ち
R.I.S.E.プロモーション "R.I.S.E. XIX(ライズ・ナインティーン)" 2005年10月30日(日) 東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第7試合 メインイベント 68kg契約 3分3R ○尾崎圭司(チームドラゴン) ×CRAZY884[クレイジー・ハヤシ](スクランブル渋谷) 1R 2'03" KO (3ダウン:右フック)
テコンドーのイメージの強い尾崎だが、この日は自身も「技術と破壊力が向上している」と自負するパンチを活用。いきなり右フックでダウンを奪うことに成功すると、さらにバックハンドブローやハイキックも織り交ぜ怒濤の攻めを繰り広げる。最後は右フックでさらに2度ダウンを奪い完勝した。 今年4度目のR.I.S.E.メインで、5連勝目に到達。マイクを持つと「僕は自分がR.I.S.E.のエースだと思っているので、これからどんどん盛り上げて行きたいです。12月(18日)のディファ大会で会いましょう」とアピールした。 この日はDoA(DEAD or ALIVE)トーナメント2年連続3位の884を粉砕。7月大会では昨年準優勝の裕樹に勝利していることから、12月のディファ大会で行われる同トーナメントへの出場に期待がかかる。しかし当人はまだ70kgトーナメントで戦い抜くだけの体作りができていないことや、11月25日のシュートボクシング後楽園大会への出場の可能性もあることをを理由にあげ、「前田(憲作)会長と相談して考えたい」と慎重姿勢だった。とはいえ「R.I.S.E.のエース」を宣言し、今年のMVP級の活躍をしてくれた以上、R.I.S.E.1年を締めくくるディファ大会に何らかの形で花を添えてくれることを願いたい。 なお、DoAには龍二、我龍真吾、寒川直喜、城戸康裕、水谷秀樹(アマトーナメント70kg級優勝)の5選手が出場することが正式決定している。
第6試合 セミファイナル 71kg契約 3分3R ○TATSUJI(アイアンアックス) ×チャーリー・ホースト(サバーイ町田/J-NETミドル級3位) 1R 2'52" KO (右フック)
ムエタイ式の構えのホーストに対し、序盤からTASTUJIはコンビネーションでパンチをヒット。ローも効かせつつ、右フックでダウンを奪う。さらにもう一度右フックでダウンを奪った時には、ホーストの倒れ際にもダメ押しの右フックで完全KO。強烈な印象を観客に残した。 6連勝のTATSUJIはマイクを持ち「DoAトーナメントでは決勝までの3試合とも、相手の鼻の骨を折ってTKO勝ちを狙います。自分とやる3選手は覚悟して下さい」と危険な出場宣言。伊藤隆R.I.S.E.プロデューサーも「出場確定」と明言しており、昨年リザーバーが今年の台風の目となりそうだ。 さらにその先の目標はK-1 MAX。アマチュアボクシングのアテネ五輪出場候補にも上がったことから(プロデビューしているため断念)、K-1に出場しているボクサーの不甲斐無さに苛立っており「K-1に出てボクシングとR.I.S.E.の強さを見せたい」とも話していた。そのためにもDoAを自身の言う“血祭り”に染め上げることが義務となる。
第5試合 70kg契約 3分3R ○川端健司(チームドラゴン) ×金 日柱[キム・イルチュ](OGUNI GYM) 2R 1'46" KO (3ダウン:右アッパー)
川端は1R、前田会長の「踏み込んでパンチ打とう」というアドバイスを受けた直後、右ストレートでダウンを先取。2Rも強烈なアッパー主体で3連続ダウンを奪い完勝した。
第4試合 70kg契約 3分3R ○剣(フリー/元NKBウェルター級5位) ×宏二(スクランブル渋谷/J-NETライト級3位) 判定3-0 (山中29-27/小川29-27/桜井29-27) ※1Rに右ロー、3Rに右ストレートで宏二に1ダウンずつあり
第3試合 68.5kg契約 3分3R ○初見克利(クロスポイント古河) ×ひだり強(バンゲリングベイ) 3R 0'14" KO (左ミドルキック)
第2試合 70kg契約 3分3R ○MIKOTO(アイアンアックス) ×ウチマ(FT-R) 判定2-0 (石川29-29/桜井29-28/小川30-29)
第1試合 60kg契約 3分3R ○本間大介(湘南格闘クラブ) ×小倉兵太(義勇会) 2R 判定3-0 (山中20-17/石川20-18/小川20-19) ※金的により本間が試合続行不可能となり、2R途中までの内容で判定。2R右ストレートで小倉1ダウンあり
Last Update : 10/31 00:37
|