BoutReview
記事検索 by Google

(結果) [全日本キック] 2.19 オランダ:中村高明、シムソン相手に大健闘

RISING SUN
2005年2月19日(土) オランダ・ベイレン:ドロンテホール

  情報提供:全日本キックボクシング連盟

第14試合 セミファイナル ヒジ禁止 73kg契約 3分5R
○ライアン・シムソン(オランダ/バゾースト)
×中村高明(藤原ジム/全日本ミドル級1位)
4R 反則


 往年の名選手ヤン・ロムルダー氏が年に一度開催するこの大会も、今年で5回目。全日本キックからは、過去に西田和嗣、中村高明、前田尚紀、WINDY智美らが出場している。今回はヘビー級トーナメントとワンマッチの全15試合、さらにはレミー・ボンヤスキー、ピーター・アーツらオランダを代表するキックボクサーをゲストに迎え、盛況のなか開催された。
 セミファイナルには中村が登場。積極的に前に出て、下がりながら荒っぽいパンチでいなすシムソンと互角の展開。試合が動いたのは3R中盤。シムソンの右フックを浴びた中村がヒザから崩れ落ちてダウン。ここでシムソンは一気に畳み掛けたが、なんとか中村は持ちこたえる。
 4R、やや攻め疲れの見えたシムソンを、クリンチの状態からサバ折りで中村が倒すと、転倒した際にシムソンは背中を痛めたようで、試合続行不可能をアピール。協議の結果、中村のサバ折りが反則という裁定により、シムソンの反則勝ちが宣告された。
 中村にとっては、ようやく攻勢に転じた矢先のアクシデントで不本意な結果となったが、世界中量級のトップであるシムソンを相手に、敵地のリングで大健闘したことは、大きな自信となったに違いない。中村の戦績は20戦13勝(3KO)7敗。


第6試合 ヒジ禁止 73kg契約 3分5R
○タリック・スリマニ(オランダ/ブリジム)
×江口真吾(AJジム/全日本ミドル級2位)
2R KO


 初回、江口は右ローキックを的確にヒットさせて好調な滑り出し。しかし、2R中盤、ロープ際に下がったところに左フックを浴びてからは形勢逆転。スリマニのパンチ連打から最後は右フックを食らいダウン。なんとか立ち上がったものの足元がふらついており、カウント中にコーナーからタオルが入りKO負けとなった。10ヶ月ぶりの復帰戦を落とした江口は、戦績を22戦8勝(2KO)10敗4分とした。

Last Update : 03/06 01:25

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2005 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。