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(レポ) [ムエタイ] 8.29 ラジャダムナン:加藤督朗、強豪とドロー

▼タイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムにて8月29日、ムエタイのオールスター戦「スッグ・ワン・ソンチャイ」が行われた。日本からは加藤督朗(フェニックス)が出場し、エークウボン・ポーウアンウボンと対戦。エークウボンは強豪・オロノーと同じジムの選手で、昨年にはチャーンヴィットにも勝利している実力者だ。7月のNJKF後楽園大会でHIROSHIと引き分けたが、地元タイではタフな選手として知られている。実際、前日の加藤の計量時に同行したゲッチャンシンジムのチャイデット・イソラサックが「相手はエークウボンじゃ、加藤はヤバイ…」ともらしていた。
 29日試合当日、加藤は緊張の為スタジアム内に入ってもガチガチ。だがそんな彼に師匠のヌンサヤームが電話で「自信を持て!オレが教えたとおりいつもどおりにやれば勝てる」とアドバイス。するとプレッシャーに潰されていた加藤は、この一本の電話で見る見る自信に満ち溢れて試合にのぞむことができた。
 試合では加藤が最後までヒジを武器に前進するファイトを見せラジャダムナンは興奮のるつぼに。試合後観客の拍手がしばらく鳴り止まなかった。結果はドロー。しかし加藤が勝ちでも全くおかしくない内容だった。
 主催者のソンチャイ氏も加藤のファイトに大満足。また試合会場にいた他のプロモーターからも名前や所属ジムを聞かれ、年末恒例のタイ国王生誕記念大会にも出場の声がかかっていた。加藤は「日本での毎日のヌンサヤームとの練習、及びタイのゲッチャンシンジム会長のセコンドアドバイスで勝つことができました!」とコメント。加藤督朗はこの試合で大きく成長した。(情報提供:山木ジム・中村イワオ)

Last Update : 09/04

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