(レポ&写真) [修斗] 8.27 北沢:中山、“タクミ”に生まれ変わりメイン飾る
プロ修斗公式戦 "SHOOTO GIG EAST 10" 2002年8月27日(火) 東京・北沢タウンホール 主催・パレストラ東京
レポート:井原芳徳 写真:井原芳徳,飯島美奈子(メインのみ)
メインイベント ウェルター級 5分3R ○タクミ(パレストラ東京/10位) ×山崎 剛(TEAM GRABAKA) 判定3-0 (29-28,30-29,29-28)
本名の「中山巧」から心機一転し改名したタクミは、山崎のパスガード狙いのを下から細かく動いて防御し、なかなかパスを許さない。2Rは激しく上下の入れ替わる攻防となったが、3Rになるとタクミがタフさを発揮。上になるとパンチを何発も落し、差し合いでも強烈な膝を叩き込む。ポイントでは僅差ながらも3Rのタクミのラッシュは改名効果を感じさせる素晴らしいものだった。 試合後タクミはウェルター級チャンピオンの五味や、快進撃を続ける川尻との再戦を希望。だが後日、11月15日の後楽園ホール大会のメインで佐藤ルミナと対戦することが発表された。タクミが新「修斗のカリスマ」襲名となるか? 活躍を期待したい。
第8試合 ウェルター級 5分2R △藤原正人(パレストラ東京) △松下直揮(ALIVE) 判定1-0 (20-19,19-19,19-19)
1Rはほとんど差の無い展開。2R、松下が右ストレートでダウンを奪うが、藤原がテイクダウンすると、パスガード、マウント、バックとポジションを移動し、スリーパーを狙い続け、引分に持ち込んだ。
第7試合 02年度新人王トーナメント バンタム級準決勝戦 5分2R ○漆谷康宏(RJWセントラル) ×端 智弘(PUREBRED大宮) 判定2-0 (19-18,19-18,19-19)
漆谷は1Rにロープをつかみ1点減点されてしまったものの、スタンドではパンチを当て、猪木アリ状態で上から攻め、グラウンドでも上になる展開を繰り返し、僅差の判定ながらも決勝進出をとげた。11月15日の後楽園ホール大会の決勝戦で元同門の阿部マサトシ(AACC)と対戦することが決まっている。
第6試合 89.0kg契約 5分2R △桜井隆多(総合格闘技TOPS) △ザ・グレート・浪花(総合格闘技夢想戦術) 判定0-1 (19-20,19-19,20-20)
1R序盤、浪花がバックを取るが膠着。桜井も上からパンチを振り降ろす場面があったものの決め手に欠きドロー。
第5試合 02年度新人王トーナメント ミドル級準決勝戦 5分2R ×楠 勇次(K&D) ○弘中邦佳(SSSアカデミー) 2R 3'47" TKO (ドクターストップ)
1Rから弘中がバックを取りスリーパーで攻めるなど試合を優位に進める。2R、インサイドガードから重いパンチを落とし続けると、楠の左眼が腫れ上がったためドクターストップがかかった。弘中は11月15日の後楽園ホール大会の決勝で徳岡靖之(パレストラ加古川)と対戦する。
第4試合 02年度新人王トーナメント ライト級準決勝戦 5分2R ×田村彰敏(格闘結社田中塾) ○小松寛司(総合格闘技道場コブラ会) テクニカル判定0-3 (18-19,18-20,17-20)
1Rに小松は右ストレートで田村からダウンを奪う。だが2R、偶然のバッティングにより小松が額をカットしたため、途中でドクターストップ。その時点までの試合内容で判定となり、小松が勝利。11月15日の後楽園ホール大会の決勝で門脇英基(和術慧舟會)と対戦することとなった。
第3試合 ミドル級 5分2R ×伊藤 忍(パレストラ東京) ○岡田廣明(PUREBRED大宮) 判定1-2 (20-19,18-20,18-20)
ハーフガードからパンチを落とす場面の多かった岡田がスプリットながらも判定勝ち
第2試合 アマチュア公式戦 ライト級 3分2R ×立山智紀(X-ONEジム湘南) ○中杉誠司(パレストラ松戸) 40-47(打撃20-18・20-19,組技0-10)
第1試合 アマチュア公式戦 女子バンタム級 3分2R ×桜井亜矢(米里倶人満) ○岡 裕美(無所属) 39-45(打撃20-18・20-18,組技5-3)
Last Update : 08/28
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