(レポ&写真) [新日本キック] 12.12 後楽園:松本、シウバ殺法で防衛
新日本キックボクシング協会 "SOUL IN THE RING II" 2004年12月12日(日) 東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 【→掲示板スレッド】
第16試合 メインイベント 日本ミドル級タイトルマッチ 3分5R ○松本哉朗(藤本/王者) ×阿佐美義文(治政館/1位) 3R 終了後 TKO (ドクターストップ:膝蹴りによる鼻骨骨折の疑い) ※松本が防衛
1Rから松本がストレート、アッパー、フックのラッシュで攻勢。だが2R開始早々、松本が右ストレートで突進したところバッティングとなってしまい、阿佐美は頭頂部を切ってしまう。2分程のドクターチェックのあと試合が再開すると、松本は容赦なく頭狙いで肘を打ち、阿佐美も短期決戦を意識して肘で応戦。次第に壮絶な打撃戦に突入する。 松本のアッパーを何発ももらいながらも、阿佐美はひるまず肘、膝、ストレートで応戦。3R終盤にはパンチの連打で松本を追い詰めるほどに。だが松本が「PRIDEのヴァンダレイ・シウバのビデオを見て研究した」という、首相撲からの飛び膝で阿佐美の鼻を粉砕していたことが判明。3R終了後、ドクターストップがかかった。
TOMO戦の2連敗を気持ちの面で引きずっていたという松本だが、「ベルトが無くなったら辞めようと思っていた」「ベルトを持った上で他団体に上がるのが最低条件」と気持ちを引き締め、見事防衛に成功した。「来年もK-1、IKUSA、いろんな団体に上がりたい」とも語り、同じラジャダムナン・ミドル級ランカーで、同級王座に挑戦することが決まったHAYATΦには「同じ日本人としてベルトを取って欲しい」とエールを送った。
第15試合 メインイベント ライト級 3分3R ○石井宏樹(藤本/王者) ×高 修満(伊原/1位) 判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
第14試合 セミファイナル ライト級 3分3R △マサル(トーエル/2位) △朴 龍(市原/3位) 判定0-0 (30-30/30-30/30-30)
第13試合 セミファイナル フェザー級 3分3R ○森田亮二郎(藤本/3位) ×風神和昌(野本塾/5位) 3R 0'39" KO
第12試合 ウェルター級 3分3R ○関ナオト(宇都宮尾田/7位) ×清水政和(治政館/9位) 判定3-0 (30-28/30-27/30-28)
第11試合 ミドル級 3分3R ○青木克眞(トーエル/4位) ×馬場 健(伊原/5位) 2R 1'38" KO
第10試合 フェザー級 3分3R △田辺祐基(藤本/9位) △磯崎豊国(大分/10位) 判定0-0 (30-30/30-30/30-30)
第9試合 フェザー級 3分2R ×北野 正(誠真) ○中尾 満(伊原) 判定0-3 (19-20/19-20/19-20)
第8試合 ライト級 3分2R ○石井達也(藤本) ×マスマニアデビル(ホワイトタイガー) 判定3-0 (20-19/20-19/20-19)
第7試合 ヘビー級 3分2R ○富士大輔(トーエル) ×ALI将闘(藤) 判定3-0 (20-19/20-19/20-18)
第6試合 ライト級 3分2R ○西川 義(藤本) ×藤田ゼン(横須賀太賀) 判定3-0 (20-19/20-18/20-20)
第5試合 ウェルター級 3分2R △TETSURO(トーエル) △滝田純一(伊原土浦) 判定0-1 (19-20/20-20/20-20)
第4試合 フェザー級 3分2R ○関根英雄(治政館) ×栗本直基(野本塾) 判定3-0 (20-19/20-19/20-19)
第3試合 バンタム級 3分2R ○田中義人(伊原) ×アッキ公太(誠真) 判定2-0 (20-20/20-19/20-19)
第2試合 フェザー級 3分2R ○トーマス中村(市原) ×鈴木 久(治政館) 判定3-0 (20-19/20-19/20-19)
第1試合 ライト級 3分2R ○行政書士男(ホワイトタイガー) ×桐生大地(ビクトリー) 1R 2'54" KO
Last Update : 12/13 12:04
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