(レポ&写真) [パンクラス] 9.24 後楽園:北岡×シムズはドロー
パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2004 BRAVE TOUR" 2004年9月24日(金) 東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 [→掲示板スレッド]
第8試合 メインイベント スーパーヘビー級 5分2R ○高森啓吾(パンクラスMEGATON/3位) ×アンソニー“辰治”ネツラー(TEAM Boon!) 1R 0'49" KO (左フック)
自分の大振りのパンチでスリップした高森に対し、ネツラーはラッシュを仕掛けるが、高森は手刀気味のパンチ一撃で反撃。あとは膝の連打で痛めつけ、最後は左フックでマットに沈めた。
第7試合 セミファイナル ウェルター級 5分3R △ヒース・シムズ(チーム・クエスト/2位) △北岡 悟(パンクラスism/4位) 判定0-1 (和田28-29/大薮29-29/梅木29-29)
北岡がタックルを仕掛け、シムズが切る展開の繰り返し。何度かグラウンドになると、北岡は三角や足関を仕掛けるが、シムズは脱出してしまう。先に仕掛けるのは北岡なのだが、シムズは上になると着実にパウンドでダメージを与えるという試合となり、結果はドロー。北岡の王座取りロードに黄信号が灯った。
第6試合 ライトヘビー級 5分3R ○佐々木有生(パンクラスGRABAKA/7位) ×バック・メリディス(アメリカ/チーム・クエスト) 2R 3'13" 三角絞め
佐々木は立ち技でローを効かせ攻勢。2R、メリディスはタックルで倒して上になるが、佐々木は脱出すると腕十字。メリディスは回転して逃れるも、すぐに佐々木は三角に移行して一本。終始危なげ無く白星を奪った。
第5試合 スーパーヘビー級 5分2R ×謙吾(パンクラスism/8位) ○アレックス・ロバーツ(アメリカ/KJK/Justiceマネージメント) 判定1-2 (廣戸19-20/大薮20-19/和田18-19)
いきなり打撃のラッシュで追い詰められた謙吾だが、グラウンドで上になると、パスガード、マウント、腕十字という定番の流れでチャンスを作る。2Rも序盤は打撃でロバーツが攻勢。謙吾はしつこく組付きまたも上になるが、ダメージもありその先の攻め手に欠き試合終了。評価の難しい試合だったが、ロバーツに軍配が上がった。
第4試合 ウェルター級 5分3R ×和田拓也(SKアブソリュート/6位) ○井上克也(RJW/CENTRAL) 判定0-3 (廣戸27-30/大薮28-30/和田25-30)
スタンドの打撃では和田がやや上回るが、寝技に持ち込むと井上はアームロックとパウンドで攻勢。3R終盤にはお得意の脳天垂直落下系の投げ技を2連発見せ、ランカーの和田から白星を奪った。
第3試合 ミドル級 5分2R ×中西裕一(フリー/7位) ○三浦広光(パンクラスMEGATON-TOKIN) 判定0-2 (梅木19-20/大薮19-20/廣戸20-20)
柔道強豪の三浦が組み技の強さを発揮。パンクラスで着々と実績を積んで来た中西にほとんど何もさせない。終了間際にバックマウントから腕十字を狙い、攻勢を印象づけた。
第2試合 ライトヘビー級 5分2R ×佐藤光芳(パンクラスGRABAKA) ○白井祐矢(アンプラグド国分寺) 判定0-2 (梅木17-19/大薮19-19/廣戸18-19) ※2R白井にローブローによりイエロー1
1R終盤、白井は右ストレートで光芳をあと一歩の所まで追い詰める。2Rもスタンドの打撃で主導権を握り、キャリアに勝る光芳を下した。
第1試合 ウェルター級 5分2R △関 直喜(フリー) △石毛大蔵(SKアブソリュート) 判定0-1 (梅木20-20/大薮18-20/廣戸20-20)
石毛はスタンドで膝蹴りを有効に当てるが、決定打に欠く。関もグラウンドで上になるもその先の攻め手に欠き、ドロー。
<パンクラスゲート・ライト級プロフェッショナル昇格トーナメント>
一回戦 5分2R ×小林元和(飛翔塾) ○松本光央(グレイシーバッハVTT) 判定3-0 (梅木17-20/和田18-20/大薮17-20) ※2R小林にイエロー1
一回戦 5分2R ○宮下トモヤ(B-CLUB) ×笹原トメヤフィリョ(和術慧舟會駿河道場) 2R 2'04" アームロック
Last Update : 11/12
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