(レポ&写真) [NKB] 4.24 後楽園:中川裕也、野獣に返討ちされ引退
日本キックボクシング連盟 "2004怒濤シリーズ 中川裕也引退試合" 2004年4月24日(土) 東京・後楽園ホール 認定:NKB実行委員会
レポート&写真:井原芳徳 【→大会前のカード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第8試合 中川裕也引退試合 -73kg契約 3分5R ○ペッカセーム野獣(MTOONG/ウェルター級) ×中川裕也(渡辺/前NKBミドル級王者) 判定3-0 (50-46/50-45/50-44)
1Rからペッカセームはお得意のノーガードスタイルからフック、ボディ、肘、ハイを振り回し優勢。2R序盤には左ハイでダウンを奪い、さらに肘で中川の右まぶたをカットする。3Rには中川を場外に蹴飛ばしダウンを奪取(NKBルールではすぐリングに戻らない場合、何故かダウンとなってしまう)。その後も攻勢は変わらない。ポイントで十分差をつけたと見たペッカセームはムエタイ式で4R以降は相手の攻めを受け流す展開。時おり左ボディを叩き込む程度。中川も意地を見せ、右ハイやパンチで必死に応戦するが、結局最後までチャンスらしいチャンスを得ることができず、ペッカセームの返討ちにあってしまった。
◆試合後の中川のリング上での挨拶「渡辺ジムの人達に会えて光栄でした。これからも日本キック、NKBを応援してください」 ◆バックステージでの中川のコメント「引退なんだけど、負けて悔しくてしょうがないですね。(2Rのハイのダウンは?)効いてなかったんですけどね。『あれ?ダウンかよ?』って感じで。それから気持ちを取り乱して、その後のミドルとかボディとかは効いてしまいましたね。結構こっちの攻撃も入ってると思ったんだけどなぁ。やっぱペッカはタフですよ。(リングアウトのダウンは?)ダメージ無いのに。ムカツキました。 (選手生活を振り返って)20戦しかしてないけど、色々ありましたねぇ。よくやったのかなぁ?微妙なとこかなぁ…?(今後は?)何かしらキックには関わっていたいですね。教えるのは好きなんで。今日見に来てくれた4号(柴田勝頼)も教えてるんで」
第11試合 -63kg契約 3分5R ×山田大輔(杉並/ライト級5位) ○チャイディー力(MTOONG/フェザー級) 判定0-3 (42-50/42-50/43-50) ※1R、山田が左フックで1ダウン。2R、山田がパンチラッシュと左ボディで2ダウン
第10試合 フェザー級 3分5R ×山上雅智(八王子FSG/1位) ○青木秀太(すざく96/4位) 2R 1'40" KO (3ノックダウン)
第9試合 ウェルター級 3分5R ×藤城健一(渡辺/9位) ○魄人[はくと](ピコイ錦) 5R 2'58" KO
第7試合 -63kg契約 3分5R ○山本雅美(北流会君津/ライト級9位) ×後藤友宏(平戸/ライト級) 2R 1'56" KO (左ローキック)
第6試合 フェザー級 3分5R ○馳 大輔(JK国際/6位) ×斉藤慎一(勇晟館) 4R 1'22" KO (左ローキック)
第5試合 ライト級 3分5R ○高橋賢哉(渡辺) ×鈴木宏明(JK国際) 2R 1'43" TKO (ドクターストップ:額のカット)
第4試合 フェザー級 3分3R ○谷村 央(勇晟館) ×鷹山 勝(八王子FSG) 判定3-0 (28-26/28-26/28-26)
第3試合 ライト級 3分3R ×亜斗武(杉並) ○D-51(Team OJ) 判定0-3 (29-30/29-30/29-30)
第2試合 フェザー級 3分3R ○鳥巣健太郎(村越) ×管崎英世(KOファクトリー) 判定3-0 (30-29/30-29/30-28)
第1試合 ウェルター級 3分3R ×ビックスワン木村(ピコイ錦) ○石川 竜(八王子FSG) 3R 2'10" KO (右ストレート)
Last Update : 05/14
|