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(レポ) [RED ZONE] 3.7 大阪:池本、一本勝ちで地元2連戦に弾み

RED ZONE "RED ZONE 7"
2004年3月7日(日)CLUB「SAM&DAVE 5」(中央区島之内1-21-19 協和島之内ビルB1F )

メインイベント RED ZONEキャッチルール 
○池本誠知(ライルーツコナン)
×澤田拓也(ガーディアンズ:SAW全日本体重別-80kg級覇者)
1R 2'11" スリーパーホールド

 澤田は柔道4段20年の経験を誇るベテラン。2003年のSAW体重別選手権80kg覇者というもう一つの経歴もあり、無名ながら侮れない対戦相手である。今年1月のDEEPで門馬の押さえ込みに屈するなど戦績が低迷する池本にとって、最大課題であるグラウンドポジションの対処が克服できたかどうか、一つの試金石となる試合。
 開始早々、澤田は池本の足を捕らえアンクルで一気に締め上げる。場内からは悲鳴があがる。だが、体勢を入れ替えた池本は、一気にスリーパーへ。
 結果として澤田が積極的に動いた事で、池本の得意な形で試合が進み会場は沸いたが、アンダーポジションの処理に関しては積み残しとして残った形。4月20日のDEEP大阪大会では、やはり柔道出身者の長岡との対戦ということもあり、ねちっこいグラウンド勝負を仕掛けられた時にどれだけ対処できるか。地元2連戦だけに、浪速のプリンスの看板を守りきれるかどうかに注目が集まるところだ。
※次回RED ZONEは6月開催を予定している。

セミファイナル RED ZONEルール
○濱村 健(成蹊館)
×木下 領(ドルバッキー)
1R 1'25" アームロック

 かつてクラブファイト、タイタンファイトに出場経験を持つチームドルバッキーの木下。対する成蹊館の濱村はDEEPで活躍中の選手。濱村は足で三角締め風に木下の首を捕らえ、ボディへ打撃。スキが出来た所でアームロックに移行しタップを奪った。

第5試合 RED ZONEルール
○寺田 功(ライルーツコナン)
×衣川貴士(CLUB-J)
判定

 RED ZONEをベースに売り出し中の寺田。この春でライルーツコナンの活動が縮小されるという話もあり、池本ほどの知名度のない寺田にすれば、ここらで上昇気流に乗っておきたい所でもある。そうした背景もあってか、試合は白熱の打撃戦へ。マットを引いただけの会場なので、迫力の攻防は即客席に伝わる。1R終了間際、寺田が放った強烈なヒザで衣川はダウンを喫するが、なんとか持ちこたえる。2Rに入っても、両者の動きは止まらず、ドロー続きの前半戦とは打ってかわり、この日一番の熱戦となった。結局、1Rのダウンが決め手になり、判定で寺田の勝利。


第4試合  RED ZONEルール
△高田谷 悟(吉田道場)
△岸本秀輝(ガーディアンズ)
延長 時間切れ
 
第3試合  RED ZONEキャッチルール
△藤本直治(パンクラス稲垣組)
△橋本 豊(ガーディアンズ)
延長 時間切れ

第2試合  RED ZONEルール
△福永哲也(成蹊館)
△金山康宏(寝技玄人会)
延長 時間切れ

第1試合 RED ZONEルール
△長谷川孝司(パンクラス稲垣組)
△川村“豊”瑞己(闇愚羅&みずき道場)
延長 時間切れ

Last Update : 03/22

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