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(レポ) [新日本キック] 2.29 有明:マサル、タイ人とドロー。庵谷KO負け

新日本キックボクシング協会 "KICK GENERATION in DIFFER II"
2004年2月29日(日) 東京・ディファ有明

  レポート:井原芳徳  【→掲示板・キックスレッド】


メインイベント ライト級 3分5R
△マサル(トーエル/1位)
△ジャクリット・チューワッタナ(タイ)
判定1-0 (48-47,48-48,47-47)

 2R残り10秒、マサルの右フックが炸裂。スリップ気味ながらもダウンを取られたことに怒ったジャクリットは、3R開始早々マサルをロープに追い詰め、投げ倒してマサルが膝をついたところに右ハイ。今度はマサルがダウンを取られ、ポイントは五分に戻る。ジャクリットの猛攻を凌ぎきったマサルは、5Rにパンチとバックハンドで逆にジャクリットを追い詰めることに成功。だが5Rを10-10のイーブンとしたジャッジが1人おり、4Rを9-10でジャクリットを評価したジャッジが1人いたことから、判定は惜しくもドローとなってしまった。

セミファイナル ライト級 3分5R
×正田孝平(藤本/4位)
○トゥンソンノーイ・シンポンローハー(タイ)
3R 2'46" TKO (ドクターストップ:右目尻のカット)

 2Rまで比較的静かな攻防が続くが、3Rにトゥンソンノーイの肘が炸裂。正田の右目尻から血が吹き出す。ドクターチェック後再開するも、トゥンソンノーイのパンチで傷口が広がりドクターストップとなった。

第14試合 ミドル級 3分5R
×庵谷鷹志(伊原/ウェルター級2位)
○阿佐美義文(治政館/ウェルター級4位)※國中厚二から阿佐美に変更
3R 2'03" KO (左フック)

 庵谷は昨年1月の北沢勝とのタイトル戦に敗れて以来の登場となったが、序盤から阿佐美の手数の前に劣勢。ローをもらい続けるうちに足が止まりだし、3R、右フックをもらいダウンを喫する。かつての庵谷ならここから超人的な打たれ強さを発揮し、名勝負を生み出したものだが、この日は9カウントで立ち上がるのがやっと。パンチの連打をもらうと力無く追い詰められ、最後は左フックでマットに沈んだ。

第13試合 フェザー級 3分5R
×森田亮二朗(藤本/3位)
○大刀国秀(藤)
判定1-2 (50-49,48-50,49-50)

 全日本、J-NET、IKUSAでキャリアを積んだ大刀(だいとう)が、所属ジムの協会加盟に伴い、協会初登場。4Rに首相撲からの膝を効果的に当て、判定は割れたものの勝利をもぎ取り、ランキング入りを確実とした。

第12試合 ウェルター級 3分5R
○正木和也(藤本/ライト級6位)
×関ナオト(宇都宮尾田/ウェルター級)※阿佐美から関に変更
判定3-0 (49-48,49-48,50-48)

 1R残り10秒に正木が左フックでダウンを奪取。関も3Rに右ストレートを当てるなど奮闘したが、4、5Rは正木を追い詰めることはできず。

第11試合 ライト級 3分5R
○兼子忠司(伊原/10位)
×星野 豹(横須賀大賀)
2R 1'45" TKO (ドクターストップ:額のカット)

 1R、額を切られ大出血した兼子だが、2Rに額を切り返し逆転勝ち。


第10試合 ミドル級 3分4R
×山崎銀二郎(宇都宮尾田)
○青木克真(トーエル)
1R 1'45" KO

エキシビジョンマッチ 2分3R
○ホカトモヒロ(治政館)
×イ・ヨンジョン(韓国)
判定
※韓国人タレントのイが韓国KBSテレビの企画として日本でキックボクシング修行を積み、この日最終テストマッチを受けた。

第9試合 バンタム級 3分3R
△田中義人(伊原)
△大川俊彦(トーエル)
判定1-0 (30-29,30-30,30-30)

第8試合 ウェルター級 3分3R
×篠原大蔵(藤本)
○ウン・ソップ(韓国/トーエル)
判定0-3 (29-30,29-30,29-30)

第7試合 ライト級 3分3R
△石井達也(藤本)
△タイジ(トーエル)
判定0-0 (30-30,29-29,30-30)

第6試合 フライ級 3分3R
×アトム崇貴(治政館)
○土田真志(トーエル)
判定0-2 (29-30,28-30,30-30)

第5試合 ライト級 3分3R
×フラッシュ中嶋(藤)
○栗本初男(横須賀大賀)
1R 1'59" KO

第4試合 ウェルター級 3分3R
△金子翔英(尚武会)
△石原隆一(藤本)
判定0-0 (30-30,30-30,30-30)

第3試合 フェザー級 3分3R
×トーマス中村(市原)
○関根英雄(治政館)
判定0-3 (29-30,29-30,29-30)

第2試合 ライト級 3分3R
×伊藤魁斗(尚武会)
○塩崎達也(治政館)
判定0-3 (26-30,28-30,27-30)

第1試合 フェザー級 3分3R
○黒田友則(治政館)
×渡部孝宏(山田)
1R 1'00" KO

Last Update : 02/29

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