(レポ&写真) [シュートボクシング] 2.1 後楽園:サワー、土井に完勝
シュートボクシング協会 "∞-S 〜infinity-S〜 vol.1" 2004年2月1日(日) 東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 【→大会前のカード紹介記事】 【→掲示板・スレッド】
メインイベント SB世界スーパーウェルター級初代王者決定戦 3分5R ○アンディ・サワー(オランダ/リンホー/S-Cup2002王者) ×土井広之(日本/シーザー/SB世界ウェルター級王者) 4R 1'11" TKO (タオル投入:膝連打によるダウン直後) ※サワーが初代王者に
土井が序盤から鋭いローを放つが、1R残り30秒、サワーの近距離からの飛び膝が炸裂。チャンスと見たサワーは土井をコーナーに追い詰め、ノンストップのパンチラッシュで仕留めにかかる。土井は苦しさのあまりマウスピースを吐き出すほどに。 2Rはなんとか耐えきった土井だったが、3R、右ストレートを浴びるとまたもサワーのパンチラッシュを浴びピンチに。それでも飛び膝を出して応戦しようとするが、右ストレートを合わせられ、さらにパンチの連打を浴びついに最初のダウン。ラウンド終了間際にも再びダウンを喫し、後がない状態に。 4Rは完全にサワーのペース。土井が2度目のダウンを喫したところで、シーザー会長がタオルを投入し死闘に終止符が打たれた。 試合後の土井は「70kgではなかなか力を発揮できない。本当は67〜8kgでやりたいですね」と語り、秋のS-CUPではワンマッチに出場する意向を示した。
セミファイナル 71.5kg契約 3分5R ○緒形健一(日本/シーザー/SB日本スーパーウェルター級王者) ×ナーコウ・スパイン(ニュージーランド/ファイブ・リングス/SPARTANミドル級王者) 2R 2'22" KO (3ダウン:右ローキック)
緒形が序盤から右ローを効かせ、2Rに右ローで3連続ダウンを奪い完勝。マイクを持つと「ようやく復活できました。今年は最後の年だと思っています。SBが誰でも知っている競技になるようにしたい」と語った。
第5試合 スーパーフェザー級 3分5R ○及川知浩(龍生塾/1位) ×歌川暁文(UWFスネークピットジャパン/5位) 判定3-0 (50-49,50-49,50-49)
歌川が2、3Rにフックで及川をふらつかせる場面もあったが、4、5Rは及川が着実に攻め僅差の判定勝ち。及川は試合後、松浦知希の持つタイトル挑戦をアピール。松浦もシーザー会長も受諾し、4.18後楽園での実現がその場で決定した。
第4試合 92kg-85kgグローブハンディ戦 3分5R ○大石 亨(日進会館/91.35kg) ×池上強志(龍生塾/85.2kg) 判定3-0 (50-47,49-47,48-47) ※池上は3Rに1ダウンあり ※伊賀弘治(龍生塾)が欠場し池上が出場
第3試合 フェザー級 3分3R ×植松辰弥(シーザー) ○菊田光正(寝屋川) 判定0-3 (27-30,28-30,28-30)
第2試合 68kg-65kgグローブハンディ戦 3分3R ○松本賢治(シーザー/67.7kg) ×五味慎一郎(湘南/64.65kg) 判定3-0 (30-29,30-29,30-28)
第1試合 スーパーウェルター級 3分3R ×太田義昭(シーザー) ○NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺) 判定0-3 (26-29,26-30,25-29) ※太田は1Rに1ダウンあり
※スーパーバンタム級3分3R・今井教行(シーザージム) vs. ファントム進也(龍生塾)は中止
Last Update : 02/02
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