(レポ&写真) [R.I.S.E.] 12.23 有明:阿部勝、トーナメント制しK-1進出名乗り
R.I.S.E.プロモーション "R.I.S.E. Dead or Alive Tournament" 2003年12月23日(火/祝) 東京・ディファ有明
レポート&写真:井原芳徳 【→大会前のカード紹介記事】 [→掲示板スレッド]
【Dead or Alive Tournament(-70kg契約1DAYトーナメント)】
第13試合 決勝 3分3R ×望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン) ○阿部 勝(クロスポイント) 1R 1'21" TKO (レフェリーストップ:左足の負傷) ※阿部がトーナメント優勝
望月はR.I.S.E.の過去4大会全てでメインを務めいずれも白星。一回戦ではダウンを奪い判定勝ち。準決勝ではジャンピングハイキックで豪快KO勝ち。R.I.S.E.通算6戦6勝の望月が、この勢いのまま本命の下馬評どおり優勝をもぎ取ってもおかしくないように思われた。だが、よく「トーナメントには魔物が棲んでいる」と言われるように、R.I.S.E.もその例外ではなかった。 実は望月は準決勝で既に左足を負傷していた。決勝序盤、望月が左ローを阿部の内モモにクリーンヒット。だが望月はこのローで不調を感じ、直後のパンチの打ち合いの最中に左足を押さえながらマットに崩れ落ちる。レフェリーはダウンを宣告し、望月は苦痛の表情のまま立ち上がれず試合終了。望月は病院に運ばれ、左足脛骨骨折全治6カ月と判明した。 相手のアクシデントながらも見事R.I.S.E.中量級の頂点を手にした阿部。今後はK-1 MAX参戦を目指すと宣言。望月に代わり2004年のR.I.S.E.を引っ張る存在となることを期待したい。
第9試合 準決勝 3分2R ○阿部 勝(クロスポイント) ×A.KAMINE(TARGET) 判定3-0 (20-19,20-19,20-19)
第8試合 準決勝 3分2R ×林 徹(スクランブル渋谷) ○望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン) 2R 0'43" KO (右ジャンピングハイキック)
第5試合 一回戦 3分2R ○A.KAMINE(TARGET) ×水野章二(湘南格闘クラブ) 判定3-0 (20-19,20-19,20-19)
第4試合 一回戦 3分2R ○阿部 勝(クロスポイント) ×笹谷 淳(福生橋本ジム) 判定2-0 (20-18,20-20,20-18)
第3試合 一回戦 3分2R ○望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン) ×三宅一広(TEAM MOVE ON) 判定3-0 (20-17,20-18,20-17) ※2R三宅1ダウン
第2試合 一回戦 3分2R ○林 徹(スクランブル渋谷) ×小武悠希(U-FILE CAMP.com) 延長R 判定3-0 (10-9,10-9,10-9) ※本戦判定1-0 (19-19,20-19,19-19)
第1試合 リザーブマッチ 3分2R ○龍二(REAL DEAL) ×宮本岳司(数見道場) 判定3-0 (20-18,20-18,20-18)
【ヘビー級トーナメント】
第12試合 決勝 3分3R ×百瀬竜徳(TARGET) ○青柳雅英(アイアンアックス) 判定0-3 (28-30,28-29,28-30) ※3R百瀬が1ダウン。青柳がトーナメント優勝
2Rまでほぼ互角の展開だったが、3R、百瀬(左)のラッシュに青柳(右)が呼応。逆に青柳がパンチラッシュでダウンを奪う。その後も豪快な打ち合いが続き、会場は大歓声に包まれるが、青柳の優勢は変わらず。見事トーナメント優勝を遂げた。試合後は入場テーマのTRFの曲に合わせて、ホースト顔負けの腰振りダンスを披露した。
第7試合 一回戦 3分2R ○青柳雅英(アイアンアックス) ×窪田豊彦(ザ・スピリット・ジム) 判定3-0 (20-19,20-19,20-19) ※森口竜(フリー)欠場により窪田出場
第6試合 一回戦 3分2R ○百瀬竜徳(TARGET) ×ジョセフ・“アイアン・ブル”・コーマン(ザ・スピリット・ジム) 2R 1'09" KO (ローキック)
【ワンマッチ】
第11試合 85kg契約 3分3R ×宇野公栄(バンゲリングベイ) ○世良田孝徳(アイアンアックス) 1R 1'53" KO (右フック)
第10試合 65kg契約 3分3R ×崎村匡如(大道塾) ○尾崎圭司(チームドラゴン) 判定0-3 (29-30,29-30,29-30)
Last Update : 12/28
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