(レポ) [全日本女子プロレス] 12.19 駒沢:石原&薮下がMMAで完勝
全日本女子プロレス "タッグリーグ・ザ・ベスト" 2003年12月19日(金) 東京・駒沢公園屋内球技場
※総合格闘技ルールは全試合グラウンド状態での顔面パンチあり。前川×石原のみグラウンド制限時間30秒で、他の試合は制限時間なし。
セミファイナル 第7試合 総合格闘技ルール 5分3R ×前川久美子(全日本女子プロレス) ○石原美和子(禅道会) 2R 1'36" 腕ひしぎ十字固め
石原が豪快なフックを当て、グラウンドでマウントパンチを放つなど優位な試合運び。腕十字を何度かトライするも、グラウンドの制限時間があるためなかなか極めきれなかったが、2Rにガッチリ極めタップアウト。石原の横綱相撲だった。
第4試合 総合格闘技ルール 5分3R ×Hikaru(全日本女子プロレス) ○薮下めぐみ(SOD女子格闘技道場) 1R 4'14" 腕ひしぎ十字固め
薮下がタックルでテイクダウン。Hikaruはクロスガードで防御し続けるが、中盤過ぎに薮下がパスガード。柔道出身らしくガッチリと押さえ込む。Hikaruは一瞬ハーフに戻すも、薮下はもう一度パスし、マウントを取ろうと見せかけて腕十字をガッチリ極め完勝した。
第3試合 キックボクシングルール 3分3R △藤井巳幸(全日本女子プロレス) △小山田望(BUNGELING BAY) 延長R 時間切れ
大柄な小山田が10オンス、小柄な藤井が8オンスのグローブを付けてのハンデ戦。本職のキックボクサーの小山田がロー、ミドル、膝と蹴りを散らして優勢に試合を進める。藤井は防戦一方だが、キックの構えやステップは様になっており、何度も危ない場面はあるも最後までダウンせず。規定により時間切れ引き分けに終った。
第2試合 総合格闘技ルール 5分2R △高橋裕美(全日本女子プロレス) △亜利弥’(フリー) 時間切れ
高橋は1Rにパンチでダウンを奪いかけるも、亜利弥’はタックルで防御しテイクダウン。腕十字を狙い続けるが、女子選手は関節が柔らかいせいもあり極まらない。2Rも主導権を握り続けたのは亜利弥’。だが高橋は試合終了間際にバックを取りスリーパーを狙うなど最後まで粘りを見せた。
第1試合 総合格闘技ルール 5分2R ×水島なつみ(全日本女子プロレス) ○HARI(GF2) 1R 2'10" TKO (レフェリーストップ:膝蹴り)
一回り大柄なHARIが打撃のコンビネーションで優位に試合を運び、最後は膝連打。水島が顔をそむけたためレフェリーストップとなった。
※第8,6,5試合はプロレス
Last Update : 12/23
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