(結果) [Heat FC 2] 12.18 ブラジル:シム×ゴエスは謎の決着。小路は欠場
Heat Fighting Championship "Heat FC 2" 2003年12月18日(木) ブラジル・ナタル:Ginasio Machadinho
▼この大会は当初11/27に開催予定だったが、開催地のナタルは雨の日が続き、会場がサッカー場だったため、12/18に屋内の会場での開催に変更となった。それでも4000人近い観衆を集めたという。 この影響で、当初出場予定だった小路晃は欠場した。小路は11/27頃、修業先のAMCパンクレイションでアイバン・サラベリーと練習中に鼻を負傷。12/18までには回復しそうだったが、大みそかの大会にオファーがかかった場合を考慮し、HEAT FC出場は見送った格好だ。 試合は全てPRIDEと同じ10分・5分・5分のラウンド制が採用された。
<主な結果>
メインイベント ○トラビス・ウィウフ(米国/デイブ・メネー・アカデミー) ×カーロス・バヘット(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム) 判定
ウィウフは昨年11月のUFC 40でマティシエンコに敗れた選手。試合はウィウフがテイクダウンに成功し上になる場面が続く。バヘットは下から腕を狙うが極め手がなく、次第に両目の上から出血。ウィウフの完勝だった。
セミファイナル ○グスタボ・シム(ブラジル/ファス・バーリトゥード) ×アラン・ゴエス(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム) 試合放棄
アグレッシブな攻防となったが、レフェリーが何故か試合を止める場面が2度あったといい、これに不満を持ったゴエスは7分過ぎ、レフェリーのブレイクのコールを聞かず、肩固めを極めタップを奪い退場。ゴエスの反則失格または試合放棄とみなされ、シムが勝ち名乗りを受けるという、不可解な決着となった。
○エベンゼール・ブラガ(ブラジル/ファス・バーリトゥード) ×エリック・ヴァンダレイ(ブラジル/グレイシーバッハ) 判定
○フォレスト・グリフィン(米国/ザ・ハードコア・ジム) ×Edson Paredao (ブラジル/Nova Geracao) 1R KO (右パンチ)
グリフィンは前回のブラガ戦の一本勝ちに続き2連勝。
○ヴィニシャス・ドラクリーノ・マガリャエス(ブラジル/グレイシーバッハ) ×Kleber Galdino(ブラジル/キムラ・ノバウニオン) 1R 肩固め
ドラクリーノは6月名古屋のプロ柔術興行GIでALIVEの梅村寛に勝った選手。MMA初戦だったが、寝技で隙なく攻め続け、白星で飾った。
<情報源> ADCC NEWS [結果] [レポート]
Last Update : 12/20
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