(レポ&写真) [club DEEP] 12.7 大阪:池本、豪快勝利で存在感。三島&辻、息ぴったりのエキシ
DEEP事務局 "club DEEP 5th in デルフィンアリーナ" 2003年12月7日 (日) 大阪・デルフィンアリーナ 観衆782人(超満員札止め)
レポート&写真:井田英登 【→大会前のカード紹介記事】 [→掲示板・DEEPスレッド]
【大阪vs名古屋全面対抗戦】
第11試合 -78kg契約 5分2R ○池本誠知(ライルーツコナン) ×木村仁要(総合格闘技誠GYM) 1R終了時 ドクターストップ
CLUB戦とは言え地元でのメイン抜擢を意気に感じてか、池本は華麗なハイを連打。タックルでグラウンドに持ち込もうとする木村の狙いを拒否。すぐスタンドに戻しての打撃戦を要求する。コーナーに押し込んでの地味なMMAバウトを仕掛ける木村の攻撃にも、上からの強烈なパウンドで応じた結果、木村は顔面を切って大流血。結局、この流血で試合は中止。「1Rは打撃戦、2Rには側転パスとか華麗な動きを見せたかったんですけど」と池本は悔やむことしきりだったが、圧倒的な内容の横綱相撲でメインの役割は十分に果たしたと言えるだろう。この後、12月26日に予定されるKAIENTAIのプロレス興行からのオファーを受けて居ることを明かし「ただの総合の選手がプロレスに挑戦するというのでは、あまり面白い動きもできないとおもうが、僕は飛んだりも出きるっていうところを見せたい。総合をやめるわけではないけど、元々プロレスラーに憧れてこの世界に入った事もあるので、お客さんに喜んで貰える試合をしたい」と“年内最終試合”への抱負を語った。
第10試合 -69kg契約 5分2R △深見智之(CMA京都成蹊館) △坪井淳浩(アライブアカデミー) 時間切れ
第9試合 -78kg契約 5分2R △花澤大介(総合格闘技道場コブラ会) △マルセイロ・シゲオ・小林(TOKAIブラジリアン柔術) 時間切れ
第8試合 -67kg契約 5分2R ○藤原大地(パンクラス稲垣組) ×渡辺匡宏(U-FILE CAMP.com) 1R 0'34"TKO(バックマウントパンチ)
第7試合 エキシビジョンマッチ 5分1R −三島☆ド根性ノ助(総合格闘技道場コブラ会) −辻 結花(総合格闘技闇愚羅) 勝敗なし
共にマスクで登場ながら、辻の正統派ルチャマスクに対して、三島のそれは蝋人形風の気味の悪いもの。場内は「え〜?」との拒否反応。場内の追い風ムードを背に三島お得意のかに道楽ポーズを決めて見せる辻。 両者、素顔に戻ってのエキシは辻がいきなりラリアットを狙う「お約束」から始まり、バックを取った三島がジャーマンで投げるというプロレスチックなオープニング。しかし、展開が進むと辻が電光石火の飛び付き十字を見せると、三島も負けじと飛び膝をくり出すなど、華麗な技の共演となる。U-STYLEもかくやという“回転体”の攻防となったが、男女エキシということもあり、全て辻に決めさせる形で華を持たせる三島。一本目腕十字、二本目ヒザ十字、三本目に至ってはコブラ固めを繰りだすなど、サービス精神満点の構成で会場も十分温まった。
第6試合 -80kg契約 5分2R ○濱村 健(CMA京都成蹊館) ×大野敏彦(アライブ小牧) 1R 0'12" TKO(パンチ)
第5試合 -61kg契約 5分2R ○藤本直治(パンクラス稲垣組) ×赤羽孝介(ピロクテテス) 2R 0'29" 腕ひしぎ十字固め
第4試合 -80kg契約 5分2R ○川本優仁(ライルーツコナン) ×稲吉啓太(四王塾) 1R 2'55" TKO(パンチ)
第3試合 -73kg契約 5分2R ×柳生正樹(総合格闘技闇愚羅) ○宮田卓郎(名古屋ブラジリアン柔術クラブ) 1R 1'12" TKO(マウントパンチ)
第2試合 -65kg契約 5分2R △寺田 功(ライルーツコナン) △山崎晃裕(名古屋ブラジリアン柔術クラブ) 時間切れ
第1試合 -68kg契約 5分2R △尾藤広光(総合格闘技闇愚羅) △江波圭一(四王塾) 時間切れ
Last Update : 12/12
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