(結果) [USS] 10.11 カリフォルニア:グレイシー第3世代が組技大会に出場
IGJJF (国際グレイシー柔術連合) "Ultimate Submission Showdown (USS)" 2003年10月11日(土) 米国カリフォルニア州トーランス:ジェームス・アームストロング・シアター
▼ IGJJFはグレイシー柔術のオリンピック競技化を目指す組織で、ヒクソン・グレイシーの兄・ホリオンが中心人物。このUSS大会は道衣着用の義務はなく、アブダビコンバットのようないわゆる「サブミッションレスリング」のトーナメント大会だ。体重は無差別級。ブラジリアン柔術に近いポイントシステムを採用しているが、時間制限はなく、タップを奪うか先にどちらかの選手が12点を獲得するかしないと終らないという過酷なルールだ。 エントリーしたのはホリオンの長男・ヒーロンと次男・ヘナーをはじめ、UFC常連のジェフ・モンソン、マチャド柔術のトラビス・ルター、士道館ドイツのピーター・アンガラー、8月のKOTCにも出場した日本人柔道家の国原継悟(くにはら・けいご)ら8人。ヒーロンとヘナーは祖父のエリオの見守る中、道衣姿で出場。まだ紫帯のヘナーは一回戦で12点先取され敗退したが、黒帯のヒーロンはなんと68分に及ぶ激闘の末、モンソンに12-11で勝利。しかし準決勝でルターにポイントで大差を付けられ敗退。結局優勝したのはルター。結果を見ても、実力では頭一つ抜けていたようだ。(井原芳徳) (情報源:アブダビコンバットクラブのニュースページ。写真はこちら)
<一回戦> ○David Avellan(12-7)ヘナー・グレイシー× ○ピーター・アンガラー(ヒールホールド)国原継悟× ○ヒーロン・グレイシー(12-11)ジェフ・モンソン× ○トラビス・ルター(アームロック)Lance Campbell×
<準決勝> ○David Avellan(アームロック)ピーター・アンガラー× ○トラビス・ルター(12-1)ヒーロン・グレイシー×
<決勝> ○トラビス・ルター(13-1)David Avellan×
Last Update : 10/14
|