(レポ&写真) [サンボ] 9.14 近畿オープン:影の実力者・青木豊成がMVP
日本サンボ連盟 "第1回近畿サンボオープン選手権大会" 2003年9月14日(日) 大阪・北千里市民体育館
▼全4階級で行われたトーナメント戦。上位を占めたのは結果的に他のサンボの大会での常連選手が主になりました。 しかしながら、前日に行われました藤井惠(写真右端)による「サンボ・ベーシックセミナー」へ多数の参加者がみられるなど、これまで首都圏中心だった日本のサンボ界に広がりを感じさせてくれました。(日本サンボ連盟/広報委員:吉澤昌)
■最優秀選手賞 青木豊成(68キロ級優勝:写真左)
<57キロ級> 優 勝 伊藤 要(三多摩サンボスクール) 準優勝 奥田 毅(大阪経済法科大学)
優勝は、2001年の学生選手権覇者でもある伊藤選手。対するは、日本でも数少ない「サンボ部」を擁する大阪経済法科大学の現役大学生である奥田選手。立ち技の地力を見せた伊藤選手が、寝技に活路を見い出したい奥田選手を完封し、ポイント差で勝利。
<62キロ級> 優 勝 川野裕史(無所属) 準優勝 守屋直樹(M-WORKS)
サンボルールは初体験となる川野選手。大阪を拠点とし自ら格闘技チームを主宰するベテラン・サンビスト守屋選手を極めきれないも、ベースとなる柔道の地力を活かし、立ち技、寝技ともに冴えを見せた攻撃で大差のポイントを奪い判定勝ち。
<68キロ級> 優 勝 青木豊成(三多摩サンボスクール) 準優勝 尾藤広光(吹田レスリング)
各大会で活躍する青木選手(写真右)と、コンバットレスリングや総合格闘技でも活躍する尾藤選手(左)との異色の対決。全日本での結果こそ出ていないものの隠れた実力者である青木選手が、独特の攻撃を見せる尾藤選手に手をやきながらも大差の判定勝ち。準決勝での一本勝ちが評価され最優秀選手に。
<82キロ級> 優 勝 工藤修久(アンプラグド国分寺) 準優勝 新川武志(吹田市民レスリング教室)
リーグ戦で行われたこの階級。柔道的に攻撃する工藤選手。しかしながら柔術やレスリングをベースにする新川選手から明確なポイントを奪えず。寝技では新川選手有利な場面も見られたが、立ち技でのアクティブポイントを得て辛くも勝利。
Last Update : 09/17
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