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(レポ) [K-1 WGP] 7.27 メルボルン:武蔵はドロー。グラハムがGP出場権獲得

K-1事務局 "K-1 WORLD GP 2003 in MELBOURNE"
2003年7月27日 (日) オーストラリア・メルボルンタウンホール

  レポート:井原芳徳  【→大会前のカード紹介記事】 [→掲示板・K-1ヘビー級スレッド]

第8試合 スーパーファイト 3分3R
△武蔵(日本/正道会館)
△クリス・クリソポリディス(オーストラリア)
判定0-0 (29-29,29-29,29-29)


 クリソポリディスは開始早々からパンチとローで前進。手数と重みはあるが雑で、武蔵の左ミドルの方が切れ味と的確さでは数枚上。1Rは様子見だったが、武蔵は2Rから左のミドルと膝を連打。クリソポリディスは前に出れなくなり、距離が遠くなる。終盤にレバーブローを2発もらったクリソポリディスは冷静さを欠いたのか? ブレイクにも関わらず突然右フックを振り回し、島田レフェリーの注意を受けるという一幕も。3R、ガムシャラに前に出てるタフなクリソポリディスに対し、武蔵は左ミドルやパンチで攻めるが、あと一歩のところで仕留めきれず。
 3R制のため試合終了。武蔵の勝利かと思われたが、集計に時間がかかった末、メルボルンのジャッジが下した判定はなんとドロー。不可解な採点に地元ファンからもブーイングが飛んだ。武蔵はマイクを向けられると「次はもっといい試合が見せられるよう、もっと練習して、皆さんの前に来たい」と謙虚なコメント。観客は暖かい拍手を送っていた。
 武蔵の今回の試合出場が正式に発表されたのが大会4日前。マウントパンチで失神した6.29K-1ジャパンのモンターニャ戦から1ヶ月経っておらず、なおかつ今回が海外での試合だったことも考慮すると、とても本調子を出せる状況ではなかった。2ヶ月後の9.21ジャパンGPでは、元気な武蔵が見られることを期待したい。



第9試合 トーナメント決勝 3分3R
×ジェイソン・サティー(ニュージーランド)
○ピーター・グラハム(オーストラリア)
判定0-3
※グラハムが優勝。GP開幕戦出場権を獲得

第7試合 トーナメント準決勝 3分3R
○ピーター・グラハム(オーストラリア)
×ミッチ・オヘロ(パプアニューギニア)
延長R 0'47" KO (パンチ連打)

第6試合 トーナメント準決勝 3分3R
○ジェイソン・サティー(ニュージーランド)
×アンドリュー・ペック(オーストラリア)
1R 1'02" KO (左フック)

第5試合 スーパーファイト
×セルカン・イルマッツ(トルコ)
○マイク・コープ(オーストラリア)
判定1-2

第4試合 トーナメント一回戦 3分3R
×ポール・スロウィンスキー(オーストラリア)
○ミッチ・オヘロ(パプアニューギニア)
1R 1'12" KO (右フック)

第3試合 トーナメント一回戦 3分3R
○ピーター・グラハム(オーストラリア)
×ヨシップ・ボドロチック(クロアチア)
判定2-1

第2試合 トーナメント一回戦 3分3R
×オークランド・アウイマタギ(ニュージーランド)
○アンドリュー・ペック(オーストラリア)
2R 1'09" KO (右膝蹴り)

第1試合 トーナメント一回戦 3分3R
○ジェイソン・サティー(ニュージーランド)
×TSUYOSHI(日本/ボスジム)
判定3-0

Last Update : 07/29

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