(レポ&写真) [新日本キック] 6.22 有明:フライ級新王者・建石、緒戦で韓国新鋭を撃破
新日本キックボクシング協会 "勇者達の挑戦 Part IV" 2003年6月22日(日) 東京・ディファ有明
レポート:新小田哲 写真:井原芳徳 【→大会前のカード紹介記事】 [→掲示板・キック&K-1 MAXスレッド]
第13試合 メインイベント フライ級 3分5R ○建石智成(尚武会/日本フライ級王者) ×ジョン(市原) 判定3-0 (50-49,50-48,50-48)
今年の3月大会、4度目の対戦にして宿敵・深津飛成を判定で破り悲願のフライ級王座に就いた建石の王者緒戦。高い潜在能力を誇る韓国のジョン相手に、中盤のカットで冷やりとする場面もあったが、それ以外は万全の内容で勝利した。 ジョンは今年1月に深津飛成と対戦、パンチでダウンを奪われ敗れはしたものの、伸びのあるハイキックと重いローで深津を苦しめた。建石にとって、王者としてその器を問うにぴったりの相手といえた。ローの打ち合いからスタート、建石はローからアッパー気味のフック、右ストレートのコンビネーションを見せ、1R終了時には早くもジョンの鼻出血を呼び込む。ジョンはジャブからのローで前進するが、深津戦と比べるとやや動きが重い。2Rになると、建石のローで体が流れる場面も見られた。 波乱が起こったのは建石優勢のまま進んでいた3Rも残り30秒となったあたり。打ち合いの中、建石のパンチに合わせたジョンのヒジが建石の眉間にヒット。右眉の上の額部分が裂けて流血、ドクターチェックとなった。 辛うじて再開されたが、いつ試合が止まってもおかしくない傷に、建石はペースアップ。パンチラッシュでコーナーへ追い込み、ローで攻め立てるがジョンも首相撲やハイキックでこれを凌ぎ、勝負は判定にもつれ込んだ。 結局判定はいずれも建石の勝利を支持。建石の言うところの自ら見せ場を作る“ロックな”試合内容で、王者第1戦を飾ることになった。
第12試合 セミファイナル フェザー級 3分5R ×鈴木 敦(尚武会/5位) ○トゥンソンノーイ・シンポンローハー(タイ) 3R 2'14" TKO (ドクターストップ:ヒジのカットによる出血) ※鈴木は3Rに左ストレートによるダウン1あり
昨年10月に当時のフェザー級王者小出智と引き分けたトゥンソンノーイが、恐るべき実力を発揮。鈴木を翻弄した末にヒジで切り裂き完勝した。 トゥンソンノーイはトーエルジムでトレーナーを務めるが、タイでも現役で試合をしており、戦績は約57戦。イギリスでのコーチ時代にはイングランド王者を獲得した事もあるという。そのトゥンソンノーイ、開始直後に鋭く踏み込んでヒジを鈴木のアゴに叩き込むと、以降鋭いミドル、ハイで鈴木に付け入る隙を全く与えない。3Rには左ミドルから左ストレートでスタンディングダウンを奪い、直後に首相撲からヒジを鈴木の側頭部に打ち込み、鈴木を大流血に追い込んでストップ勝ちした。 実は直前まで食中毒で体調が万全ではなかったというトゥンソンノーイは7月大会で新日本のバンタム級王者・加村健一と対戦する。
第11試合 セミファイナル ライト級 3分5R △中川タカシ(トーエル/4位) △正木和也(藤本/5位) 判定1-0 (50-48,50-50,50-50)
第10試合 ウェルター級 3分5R △阿佐美義文(治政館/4位) △HIROKAZU(誠真) 判定0-1 (49-50,50-50,50-50)
第9試合 ウェルター級 3分5R ×高杉茂男(伊原/10位) ○昇平(宇都宮尾田) 3R 2'33" KO (3ダウン・左ローキック)
エキシビジョンマッチ ブラジリアン柔術5分1R ○内藤コウジ[コウジ・ギャトヴィチアン](超人クラブ) ×染川正司(誠真大和柔術) 2'35" 腕ひしぎ十字固め
第8試合 ライト級 3分4R ○兼子忠司(伊原/9位) ×乙幡耕一郎(尚武会) 判定3-0 (40-39,40-37,40-39)
第7試合 ライト級 3分4R ×阿部道人(治政館) ○金狼正巳(尚武会) 1R 1'43" KO (左フック)
第6試合 ライト級 3分4R ×石原裕基(伊原) ○星野 豹(横須賀太賀) 判定1-2(38-37,38-40,37-39)
第5試合 ウェルター級 3分3R ○中澤 賢(治政館) ×関 ナオト(尾田) 1R 0'59" TKO (レフェリーストップ:ヒジのカットによる出血)
第4試合 フライ級 3分3R △仲西 智(藤本) △アトム崇貴(治政館) 判定1-0 (29-28,28-28,28-28) ※アトムは2Rに右ストレートでダウン1あり
第3試合 ウェルター級 3分3R ○立山智紀(トーエル) ×中西一平(藤本) 判定2-0 (30-29,30-29,29-29)
第2試合 バンタム級 3分3R ○大川佑介(トーエル) ×下田舞汝武(尚武会) 3R 2'25" KO (ヒザ蹴り)
第1試合 ライト級 3分3R ○金子翔英(尚武会) ×小林達哉(宇都宮尾田) 2R 1'29" KO (3ダウン:右ローキック)
Last Update : 06/23
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