(レポ&写真) [JTクラブ] 6.13 オクラホマ:土屋ジョーが海外でベルト奪取
今年4月にキック復帰を果たした土屋ジョーが6月13日(現地時間)、アメリカ・オクラホマ州第2の都市、タルサ市のグリーンウッドセンターで行われた、往年の名選手デル“アポロ”クックがプロモートした興行「SUDDEN IMPACT」に出場、ALEX ARNEL(アレックス・アーネル)とUKF世界S・バンタム級タイトルマッチを争い、見事1RKOで王座奪取に成功した。 当初は同級王者ハリケーン・テルに挑戦予定だったのだが、テル選手が欠場で急遽王座決定戦に変更された。ただ興行ポスターにも土屋の写真が大きく載っており、その扱いから期待の大きさが伺われる。 土屋が出場したのはセミ前の第11試合で、まずローキックでダウンを奪うと、続いてハイキックで倒し、そのまま10カウントを聞かせた。土屋はこれでWKA世界ムエタイ・バンタム級、WMAF世界スーパーバンタム級に続く3本目の“世界”のベルトを腰に巻いたことになる。 ちなみにこの興行のメインはJASON NICHOLSONとTERRY“CRASH”PETTEKのバーリトゥード・マッチで、セミはJERI SEITZとGINA BERLINの女子キックの試合。このセミに出場した2選手は、今月25日の女子ボクシングベルファーーレ大会にも来日、ライカ、八島とそれぞれ対戦している。 土屋はこの後、8月8日に行われるオーストラリアでの興行にも出場が決定している。この興行はTVマッチで、土屋の試合にはタイトルがかけられる事も決まっているという。 土屋は「プロモーターのデル・クックから『このベルトは11月までに防衛戦しないと剥奪だからな』と言われたけど、つまりまた試合に出てくれという事だと解釈しています。何とか試合やっている分、強くなっているので、日本で試合が出来る時まで、楽しみにして下さい」とメッセージを残してくれた。 また、この大会の様子は土屋の公式ホームページにも土屋自身から詳しく語られている。
Last Update : 06/30
|