(レポ&写真) [新日本キック] 4.20 市原:朴龍、井場とのランカー対決を接戦の末制す
新日本キックボクシング協会 "Tail to Nose 〜追撃〜" 2003年4月20日(日) 千葉・市原臨海体育館
第14試合 メインイベント ライト級 3分5R ×井場洋貴(治政館/2位) ○朴 龍(市原/8位) 判定0-2(49-50,49-50,50-50)
かつて朴炳圭の名で現ライト級王者石井宏樹と引き分け、元フェザー級王者小野寺力にハイキックでKO勝ちした実績のある朴は、巧みなパンチテクニックで井場を翻弄。左フック、ワン・ツーで顔をのけぞらせる。一方の井場もローキックから肘、パンチで反撃を見せる。パンチの手数を支持された朴が微差ながら判定勝利したが、これに納得のいかない長江館長をはじめとする井場陣営がジャッジに抗議するなど後味の悪い結末となった。
第13試合 セミファイナル フェザー級 3分5R ○森田亮二郎(藤本/3位) ×白熊市原(市原/9位) 判定3-0(49-48,50-49,50-48)
昨年7月以来の再戦。前回はは森田が押し気味に試合を進めながらも白熊がダウンを奪い引き分けている。再戦となる今回もダウンこそなかったが白熱の展開となった。森田は荒っぽいが力強いミドル、ローからパンチで初回、白熊からスリップダウンを奪うなど優勢に試合を進める。しかし白熊もローやハイキックで果敢に反撃、後ろ回しを当て、ハイキックを放った勢いでロープを飛び越えリングから落ちそうになるなど元気なところを見せた。ただスピードと技術では完全に上回る森田が、要所で確実に攻撃をヒット。ポイントこそ僅差だったが明白な判定勝利を収めた。
第12試合 セミファイナル フライ級 3分5R −スダッチ(ホワイトタイガー/3位) −ジョン(市原) 1R ノーコンテスト ※1R開始直後にジョンの放ったローキックがローブローとなり、レフェリーが止めに入ろうとした瞬間にジョンがハイキック。これがスダッチの首筋にジャストミートしスダッチは失神、続行不可能の状態になったため。
第11試合 フライ級 3分5R ×吉川 靖(伊原/4位) ○小鳥(ホワイトタイガー) 判定0-2(48-49,48-49,48-48)
第10試合 フェザー級 3分4R ×乙幡耕一郎(尚武会) ○小林ひろし(治政館) 4R 1'33" TKO (タオル投入)
第9試合 ウェルター級 3分4R ×本間 魁(野本) ○昇平(宇都宮尾田) 3R 1'00" TKO (タオル投入)
第8試合 ミドル級 3分4R ×青木克真(トーエル) ○國中厚二(市原) 判定0-3(37-40,38-40,37-40)
第7試合 ライト級 3分3R ×マスマニア・デビル(ホワイトタイガー) ○石原裕基(伊原) 判定0-3(29-30,29-30,28-30)
第6試合 ライト級 3分3R △星野 豹(横須賀大賀) △タイジ(トーエル) 判定1-1(30-29,29-30,30-30)
第5試合 ウェルター級 3分3R ×山崎康臣(宇都宮尾田) ○篠原大蔵(藤本) 判定0-3(29-30,28-29,29-30)
第4試合 フェザー級 3分3R ○大川俊彦(トーエル) ×股野和行(治政館) 判定2-0(30-28,29-29,30-29)
第3試合 バンタム級 3分3R ×田中義人(伊原) ○土田真二(トーエル) 判定3-0(29-30,29-30,29-30)
第2試合 ウェルター級 3分3R ×龍蔵(大分) ○岡本弘之(市原) 判定0-3(29-30,28-30,28-30)
第1試合 ウェルター級 3分3R △中西一平(藤本) △バッハ吉田(野本) 判定1-1(30-29,29-30,30-30)
Last Update : 04/21
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