(結果) [全日本キック] 4.12 イタリア:佐藤嘉洋、タイ人をパンチでKO!
4月12日(土) イタリア・パドヴァ・PALASPORT ARCELLA
メインイベント ムエタイルール ノンタイトル戦 67kg契約 3分5R ○佐藤嘉洋(名古屋J・Kファクトリー/WKA世界ムエタイ・ウェルター級王者) ×イッティポン・アッカスリボーン(タイ/WPKC世界ムエタイ・ウェルター級王者) 2R KO (左フック) イタリア在住のWPKC世界王者・イッティポンは、ムエタイマスターとしてイタリアでは英雄的存在。昨年12月22日、イタリア・ファサノ大会では、日本から遠征してきた浜川憲一(AJパブリックジム/全日本ウェルター級2位)を大差の判定で退けている。 この結果を受け、全日本キック・ウェルター級のトップである佐藤の参戦が決まった。当初は3月1日、ポルデノーネで対戦予定だったが、試合一週間前にイッティポンが腕の筋を負傷し、約1ヶ月半スライドしてこの日の一騎討ちとなった。 計量は前日夕方に行われ、佐藤は67kgジャスト、そしてイッティポンは1kgアンダーの66kgでパス。過去にドイツ、オランダで試合経験のある佐藤は完璧な仕上がりといったところだ。 イベントは午後8時半からスタートし、メインの佐藤−イッティポン戦が始まったのは深夜12時過ぎだった。試合はムエタイスタイルの両者らしく静かな立ち上がりだったが、クライマックスは突然やってきた。 2R終了間際、右を繰り出したイッティポンに対し、佐藤は右クロスを合わせ、すかさず左フックをフォロー。これでアゴを打ち抜かれたイッティポンは、たまらずダウン。一度は立ち上がったものの、再び崩れ落ちたためレフェリーは試合をストップした。勝った佐藤は19戦17勝(9KO)2敗。 過去ヨーロッパで無敗を誇っていたイッティポンを完全にKOしたことで、ヨーロッパにおける佐藤株は一気に急騰したといってよいだろう。(情報提供:全日本キックボクシング連盟)
Last Update : 04/17
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