(レポ&写真) [NJKF] 4.6 竹ノ塚:新星米田、ベテラン弘中に勝利しランカーへ
ニュージャパンキックボクシング連盟 "Hot blood kick boxing" 2003年4月6日(日)東京・バトルスフィア東京
メインイベント NKBバンタム級ランキング戦 3分5R ×弘中史樹(ウィラサクレック/NKBバンタム級3位) ○米田貴志(小国/NKBバンタム級) 判定3-0(49-48,50-48,50-47) デビュー8戦目となる新鋭の米田が、今大会の主催ジムであるウィラサクレックジム所属のベテラン、NKBバンタム級3位の弘中史樹とメインで対戦、判定で勝利した。 米田は1昨年4月のデビュー以来、長身を生かしたバランスのいい攻撃、特に強力なローキックでデビュー5連勝を飾るが、初5回戦となる昨年9月の藤原国崇(拳乃会)戦でKO負けし初黒星。その後昨年末にタイに遠征しタイ人にローで2RKO勝利している。 一方の弘中はミドルの切れには定評のあるテクニシャンで、戦績では米田の3倍を越える。今回は所属するジムの興行のメインということで気合が入っているのか序盤からミドル、ローを連打、パンチで積極的に前に出る。米田もこれに応戦し活発な打撃戦となった。中盤までほぼ互角の展開だったが試合が進むにつれ米田が体力差を生かしパンチを当てる場面が目立ち始める。最終ラウンドにはパンチでラッシュ、粘る弘中を振り切って判定で勝利を収めた。米田はこれで8戦7勝(2KO)1敗。敗れた弘中は25戦6勝(2KO)13敗6分。 NKBランカーの座を手に入れた米田は、今後は藤原へのリベンジ、そしてNKBバンタム級のベルトを視野に入れていくという。
セミファイナル 55.5kg契約3分3R ○赤羽秀一(ウィラサクレック/NKBフェザー級) ×戸部隆一(上州松井/NKBバンタム級) 判定3-0(29-28,30-27,30-27)
エキジビジョンマッチ 2分2R −小次郎(ウィラサクレック/WMCウェルター級王者) −石毛慎也(東京北星/NKBウェルター級王者) 勝敗なし
第7試合 64kg契約3分3R ○南 健介(ウィラサクレック) ×キャリー宇佐美(東京北星) 判定3-0(30-29,30-29,30-28)
第6試合 55kg契約3分3R ○千葉政典(ウィラサクレック) ×国分省吾(小国) 判定3-0(29-28,29-28,30-28)
第5試合 ライト級3分3R ○大村タカ(ウィラサクレック) ×六郷昌義(G-1) TKO 3R1'43"(レフェリーストップ) ※肘のカットによる出血
第4試合 フェザー級3分3R △長崎秀哉(ウィラサクレック) △名取宏康(東京北星) 引分1-1(29-30,30-29,30-30)
第3試合 68kg契約3分3R ×西山正人(ウィラサクレック) ○エミル(ESG) KO 3R0'44"(右フック)
第2試合 ウェルター級3分3R ○田中貴之(ウィラサクレック) ×鈴木 一(ESG) KO 1R1'02"(左ストレート)
第1試合 ヘビー級3分3R ○渡辺茂雄(ウィラサクレック) ×宮崎高廣(ESG) 反則 1R終了 ※1R終了直前に宮崎が首投げを放ち、渡辺が頭部を強打。試合続行不可能となり宮崎の反則負け。
ジム交流戦(非公式戦) ライト級3分3R ×夜桜弘治(ウィラサクレック) ○古川拓郎(東京北星) TKO 1R終了(レフェリーストップ) ※肘のカットによる出血
Last Update : 04/07
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