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(レポ&写真) [修斗] 2.6 北沢:元キックボクサー風田、クラスA入り

SHOOTO GYM K'z FACTORY "プロフェッショナル修斗公式戦"
2003年2月6日(木)東京・北沢タウンホール

  レポート&写真:井原芳徳  【→大会前のカード紹介記事】  [→掲示板・修斗スレッド]


第9試合 メインイベント ミドル級 5分3R
−弘中邦佳(SSSアカデミー/10位)
−ジョン・レンケン(米国/チーム・ハボック)
中止

 レンケンは前日計量の時点でミドル級リミットの76kgより約4kg重く、その後サウナ等で減量を続けたが、嘔吐するなど体調を崩し、当日昼過ぎにドクターストップがかかった。当日は希望者にチケットの払い戻しが行われた。

第8試合 ウェルター級 5分2R
×朴 光哲(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
○石田光洋(総合格闘技TOPS)
判定0-3 (18-20,18-20,18-20)

 石田はタックルでテイクダウンを奪うと、上から豪快なパンチを落とす。朴も下からパンチを積極的に返すが、破壊力では石田が上。2R終盤には朴は鼻血を流し、ジムの主催興行の最終試合を飾ることができなかった。

第7試合 ライト級 5分2R
○風田 陣(ピロクテテス新潟)
×南部陽平(シューティングジム横浜)
1R 3'30" TKO (レフェリーストップ:膝蹴り→グラウンドパンチ連打)

 元MA日本キックボクシング連盟ランカーの風田が強烈なミドル、ボディで南部を苦しめ、最後は打ち合いで不利になった南部がタックルに飛び込んだところにカウンターの膝一撃。半分意識を失った南部にパンチを畳み掛けたところでレフェリーが試合をストップ。風田が圧倒的な強さを発揮し、4日後にクラスA昇格を認められた。

第6試合 バンタム級 5分2R
○高橋大児(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
×石井俊光(タイガー・プレイス)
判定3-0 (20-18,20-18,20-17)

 1R後半は高橋が石井の背後からおんぶの状態でつかまりスリーパーを狙う展開が続く。2Rは序盤にテイクダウンに成功するとグラウンドで優位を保ち続け、後半はバランスよくバックをキープし続けた。

第5試合 ウェルター級 5分2R
○松本光央(WILD PHOENIX)
×小谷ヒロキ(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
判定2-0 (19-19,20-19,20-19)

 98年デビュー&31歳と、共通点の多い両者。今やベテランの域に入っており、これ以上の後退は許されない立場になりつつあるが、スタンドでの打撃でやや優位に立った松本が僅差の勝利。小谷も1Rこそテイクダウンで優位になる場面もあったが、惜しくもプロ2勝目を得ることができなかった。

第4試合 03年度新人王トーナメント ライト級1回戦 5分2R
○高谷裕之(格闘結社田中塾)
×碓氷早矢手(RJWセントラル)
2R 2'06" TKO (レフェリーストップ:スタンドでのパンチ連打)

 高谷が大応援団の声援に押されるように、ストレートで最初のダウンを奪う。激しい打撃戦が続き、両者が出血し同時にドクターチェックを受ける場面も。高谷は1Rにもう一度パンチでダウンを奪取。2Rの打ち合いで碓氷はいっそう出血が激しくなりドクターチェック。その後高谷が碓氷をコーナーにつめてパンチを連打したところで、レフェリーが試合をストップ。壮絶な死闘にようやくピリオドが打たれた。

第3試合 03年度新人王トーナメント バンタム級1回戦 5分2R
○畑 武彦(タイガー・プレイス)
×渡邊“MAD”康司(パレストラ松戸)
判定3-0 (20-18,20-18,20-17)

 テイクダウンの数で上回った畑が勝利。2Rにはパスガードにも成功した。渡邊も下から三角やオモプラッタを狙ったが及ばず。

第2試合 03年度新人王トーナメント フェザー級1回戦 5分2R
△きんぞ〜(ピロクテテス新潟)
△田中寛之(直心会格闘技道場)
判定1-0 (19-19,19-18,19-19)

 最近までMA日本キックボクシング連盟で活躍していたきんぞ〜が、パンチの打ち合いを制して1Rにダウンを奪取。2R終了までスタンドでの打撃戦が延々と続いたが、田中もダウンの後はいい当りを何発か当てばん回。結局ドローに終ったが、ポイントで上回ったきんぞ〜が準決勝進出という形となった。

第1試合 フェザー級 5分2R
○赤崎勝久(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
×ナット・マッキンタイア(米国/ミネソタ・マーシャルア−ツ・アカデミー)
2R 3'34" ヒールホールド

 2R序盤までスタンドでの打撃戦が続いたが、2分過ぎ、赤崎がタックルでテイクダウンに成功。一旦赤崎が離れアリ猪木状態となるが、赤崎が上に乗るとすぐに足をつかんでヒールホールドへ。対応の遅れたマッキンタイアはタップ。赤崎がプロ11戦目にして初めての勝利をつかんだ。

Last Update : 03/07

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