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(レポ) [ムエタイ] 12.5 タイ国王生誕記念大会:加藤督&川津が勝利 ほか

タイ国王生誕記念大会
2002年12月5日(木) タイ・バンコク王宮前広場

5R
×チャッチャイ・サッパンニー(センティアーンノイ・ジム)
○加藤督朗(フェニックス)
1R TKO (レフェリーストップ:肘打ち)

 加藤のセコンドはヌンサヤーム・ゲビシエンとイソラサック・ゲッチャンシィンと隼人フェニックス。
 チャッチャイが初め様子を見ようと軽く前へ出てきた。しかし1ラウンドより加藤はエンジン全開で打ち合いを挑む。
 左の下から上に振り上げる剃刀肘がタイ人の右目を切る。顔を切られ焦ったチャッチャイは猛然と肘をぶん回してきた。この日セコンドに付いたヌンサヤームの指示通り、加藤は肘の打ち合いに応じる。加藤の右の突き刺す刀肘がチャッチャイの左目じりをえぐる。チャッチャイは血だるま。戦意喪失でレフェリーストップになった。
 加藤督朗はタイにおいて、前回のスッグ・ワン・ソンチャイでもすばらしい試合をし、観客を大満足させた。そして今回のキングスバースディー(国王誕生記念大会)でも、タイ人のお株を奪う“刀肘”で勝利。
 タイのNO.1プロモーター、ソンチャイ・ラタナスバン氏もこの試合を大喜びで「加藤は完全にソンチャイプロモーションの選手だ!私の興行にはぜひ出場してほしい」とのことだった。(中村イワオ)

5R
×サンチャナ(タイ国フライ級)
○川津真一(町田金子ジム/NKBフライ級王者)
4R KO

5R
○ラートニミット・キアットムアンカーン(タイ国ライト級)
×笛吹丈太郎(大和ジム/NKBライト級王者)
1R KO



戦場に架ける橋 〜タイ日友好ムエタイ対戦 第1回大会〜
2002年12月1日(日) タイ・カンチャナブリー県クウェー河橋特設リング

メインイベント 5R
○ピムニミット・シットアラン(タイ)
×HIROSHI(サシプラパージム)
判定

5R
○サックシット・シットモンチャイ(タイ)
×木浪利幸(小国ジム)
判定

※この大会は世界150か国に衛星放送された。観客動員は2万人。

Last Update : 12/31

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