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(レポ&写真) [J-NETWORK] 12.1 ディファ:西山&関がタイ人に快勝

J-NETWORK "The Magnificient 5"
2002年12月1日(日)東京・ディファ有明

  レポート&写真:井原芳徳

▼J-NETWORK設立5周年記念となる今大会には、タイ国王の管理団体「在日タイ人留学生協会」の協力により、タイのスポーツ学校と体育専門学校から選抜されたタイ国スポーツ省認定のフライ級からJr.ウェルタ−級の王者5人が参戦。ルンピニ−やラジャダムナンの王者に比べれば実力的に劣ったが、技術的には日本勢に引けを取らず、2勝2敗1分のタイに終った。MAのラビット関を除くJ-NET王者4人に限れば、J-NETの大賀会長の課した「最低2勝」のノルマは達成できなかったが、本場タイ人との対戦経験は各選手の大きな糧となることだろう。
 また、この対抗戦ではタイ側から3つの賞が用意され、「最高のワイクー賞」は増田博正、「最高の美技賞」は左ハイ一撃でKO勝ちをおさめたラビット関、「強烈なムエタイ賞」は序盤から右ローで相手を苦しめKO勝ちした西山誠人に贈られた。

第13試合 日泰5vs5対抗戦 59kg契約 3分5R
△増田博正(日本/ソーチタラダ/J-NETWORKフェザー級王者)
△サイナムノ−イ・シッバイぺチ(タイ/タイ国フェザー級王者)
判定1-0 (50-49,50-50,50-50)

 増田が左ローを効かせ、サイナムノ−イが何度も組み付く展開に。増田は攻め続けたものの決定打に欠き惜しくもドローに終った。試合後は「練習したことが出せてない。悪い所が全然直っていない」と反省の弁。「今年は最悪だったので、また来年は切り替えて行く」と再起を誓った。

第12試合 日泰5vs5対抗戦 62.5kg契約 3分5R
○西山誠人(ソーチタラダ/J-NETWORKライト級王者)
×ペチプぺヤン・スコータイ(タイ/タイ国ライト級王者)
2R 0'53" KO (右ローキック)

 1Rから西山が右ローを効かせペースをつかみ、2R中盤過ぎ、アッパーで相手をひるませると、最後は右ローでノックアウト。西山はリング上で「今年は2戦しかできなかった。来年はもっともっと強い奴とやりたい」とアピールした。

第11試合 日泰5vs5対抗戦 55kg契約 3分5R
○ラビット関(日本/MA・山木/MAスーパーバンタム級王者)
×ポンモンコン・コンゲンスポーツスクール(タイ/タイ国バンタム級王者)
1R 2'20" KO (左ハイキック)

 タイ人との対戦経験豊富な関が、左ハイキック一発でポンモンコンをノックアウト。

第10試合 日泰5vs5対抗戦 63kg契約 3分5R
×蔵満 誠(日本/JMTC/J-NETWORKスーパーライト級王者)
○ゲーンぺット・バンムイタイ(タイ/タイ国JRウェルター級王者)
判定0-3 (48-50,49-50,48-50)

 パンチ主体の蔵満に対し、ゲーンぺットがローと膝で着実に攻める。決定打はなかったもののゲーンぺットが勝利。

第9試合 日泰5vs5対抗戦 54kg契約 3分5R
×浦林 幹(日本/JMTC/J-NETWORKバンタム級王者)
○ポンサワット・デチャマド(タイ/タイ国フライ級王者)
1R 2'56" TKO (ドクターストップ:額のカット)

 30秒過ぎ、ポンサワットが肘一撃で浦林の額をカット。浦林は早くもドクターチェックを受ける。再開後もポンサワットは素早いコンビネーションで浦林を翻弄し、2度目のドクターチェックで試合がストップした。

第8試合 ヘビー級 3分3R
×長谷川康也(アクティブJ)
○神谷友和(士道館橋本)
判定0-3 (27-30,27-30,27-29)

第7試合 63.5kg契約 3分3R
×北野ユウジ(アクティブJ)
○前原孝博(藤)
判定0-3 (29-30,29-30,29-30)

第6試合 ライト級 3分3R
△相羽友介(サバーイ町田)
△大刀国秀(藤)
判定1-0 (29-29,30-29,30-30)

第5試合 ライト級  3分3R
○楠本竜生(サバ−イ町田)
×有村康蔵(藤)
2R 2'38" KO

第4試合 バンタム級 3分3R
○大原清和(レグルス池袋)
×薄葉勇人(彰考舘)
判定3-0 (30-22,30-21,30-22)

第3試合 ウエルター級 3分3R
×松川一郎(アクティブJ)
○安井力弥(ムサシノクニ)
1R 2'14" KO

第2試合 ウェルター級3分3R
○左 禅丸(レグルス池袋)
×古館 洋(彰考舘)
判定3-0 (30-28,29-28,30-29)

第1試合 フライ級 3分3R
○小林大樹(アクティブJ)
×若山 力(谷山)
判定3-0 (30-29,29-28,30-29)

フレッシュマンファイト第3試合 フライ級 3分3R
×鈴木トモハル(アクティブJ)
○中西志東(JMTC)
2R 1'37" KO

フレッシュマンファイト第2試合 ライト級 3分3R
△中村貴之(レグルス池袋)
△皆川 顕(サバーイ町田)
判定0-1 (29-30,30-30,29-29)

フレッシュマンファイト第1試合 レディース48kg契約 3分2R
△きらら(アクティブJ)
△Aki(彰考舘)
判定0-0 (19-19,20-20,20-20)

Last Update : 01/04

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