(レポ&写真) [WFA 3] 11.23 ラスベガス:欠場、棄権、退場。クラブは異例の事件続発
WFA "World Fighting Alliance : Level 3" 2002年11月23日(土)米国ネバダ州・Aladdin Resort & Casino
写真:ニック・マクドネル 【→大会前のカード紹介記事】
▼フランク・トリッグの相手がパット・ミレテイッチからデニス・ホールマンに変更されたのに続き、ヴィトー・“シャオリン”・ヒベイルの対戦相手もクリス・ブレナンからエディ・ヤギンに変更となってしまう等、開催前から荒れ模様だったこの大会。 メインはトリッグの金的でホールマンが負傷。5分以内にホールマンが回復できなかったため、ネバダ州アスレチックコミッションの定めた不可解なルールによりホールマンは“棄権”扱いとなってしまい、トリッグが王座獲得という異例の事態が発生した。 シャオリンは得意の肩固めで快勝。12月の修斗NK大会で川尻達也と対戦することが数日後に発表された。 なお、メインとセミでは主催者のジョン・ハンチントンの命令で、多くの格闘技メディアのカメラマンがオクタゴンサイドから離れた場所に移動させられるというトラブルも発生したという(情報源:Full Contact Fighter)。中には警備員に抵抗したため退場させられたカメラマンもいた。(井原芳徳)(写真:ラッパーのICE Tが大会でパフォーマンスを行なった)
第7試合 WFAウェルター級王座決定戦 5分3R ×デニス・ホールマン(米国/チーム・クエスト&ビクトリー・アスレチックス) ○フランク・トリッグ(米国/RAW) 1R タイム不明 TKO (ホールマン棄権)
第6試合 WFAライトヘビー級王者決定戦 5分3R ○マービン・イーストマン(米国/ルイス・ペデネイラスVT) ×アレックス・スティーブリング(米国/ムエタイ・インスティテュート・オブ・クンポンリ) 1R 1'07" KO (右クロスカウンター)
第5試合 5分3R ×ロブ・マカルー[Rob McCullough](米国/チーム・パニッシュメント) ○ジョシュ・トンプソン[Josh Thompson](米国/アメリカン・キックボクシング・アカデミー) 判定3-0
第4試合 ヘビー級 5分3R(左写真) ○マイク・ヴァン・アースデール(米国/ジンキン&アメリカン・キックボクシング・アカデミー) ×クリストファー・ヘイズマン(オーストラリア/チーム・エクストリーム) 2R 3'10" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ連打)
第3試合 ライト級 5分3R(左写真) ○ヴィトー・“シャオリン”・ヒベイル(ブラジル/ノヴァ・ウニオン) ×エディ・ヤギン[Eddie Yagin](米国/グラップリング・アンリミテッド) 2R 2'23 肩固め
第2試合 ウェルター級 5分3R ○ジェイソン・ブラック(米国/ミレティッチ・マーシャルアーツ) ×チャド・サウンダース 2R 終了後 TKO (レフェリーストップ)
第1試合 バンタム級 5分3R ○ジェフ・カラン[Jeff Curran](米国/フリー) ×ドッド・ラリー[Todd Lally](米国/ルイス・ペデネイラスVT) 1R 4'49" 三角絞め
Last Update : 01/04
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