(レポ&写真) [MAキック] 9.28 後楽園:J-NET増田、MA王者・山田と魂の激突!
MA日本キックボクシング連盟 "SPIRIT" 2002年9月28日(土)東京・後楽園ホール 主催・山木ジム&東金ジム
レポート&写真:井原芳徳
※大会では連盟の理事長が山木敏弘・山木ジム会長から宮川拳吾・マイウェイジム会長に変わったことが発表された。
第13試合 メインイベント MA日本スーパーライト級タイトルマッチ 5回戦 ○井上 哲(山木/王者) ×山崎通明(東金/1位) 判定3-0 (50-48,50-49,50-48) ※井上が王座防衛。
井上の右ミドルが冴え渡る。山崎も自分を鼓舞するように声を出しながらパンチなどで攻めるが、井上のペースは最後まで崩すことができず。山崎はこの試合を最後に引退を表明した。
第12試合 メインイベント MA日本ヘビー級タイトルマッチ 5回戦 ○内田ノボル(ビクトリー/王者) ×中西陽介(山木/1位) 2R 1'40" KO (3ノックダウン:パンチ) ※内田が王座防衛
内田はカウンターの右フックでダウンを奪うと、フラフラの中西に一気にラッシュ。さらにパンチで2度のダウンを奪い危なげ無く完勝した。マイクを持った内田は「またK-1に出るからね!」とゴキゲンにアピール。
第11試合 メインイベント MA日本ライト級王座決定戦 5回戦 ○木村 允(土浦/1位) ×水町 浩(士魂村上塾/2位) 判定2-0 (50-48,50-50,50-49) ※木村が新王者に
木村がミドル、ロー、膝などの手数で水町を上回る。決定的な当たりはなかったが、下馬評通り木村が王座を手にした。
第10試合 セミファイナル -59kg契約 5回戦 ×山田健博(東金/MA日本フェザー級王者) ○増田博正(ソーチタラダ/J-NETWORKフェザー級王者) 4R 1'29" KO (左ロー)
両団体のフェザー級王座対決となったこの試合。増田が序盤左ローを効かせペースをつかむが、2R中盤、山田がパンチ一発で形勢逆転し、左右のフック連打で増田を苦しめる。しかしながらインターバルを経て増田はペースを取り戻し、3Rには左ローの連打で2度のダウンを奪う。あともう一度のダウンで負けとなる山田は、ここからパンチで反撃。一進一退の激しい打ち合いに会場からはメインイベント級の大歓声が巻き起こる。山田は3Rをなんとか凌ぎきったが、余力は残されておらず、4Rに左ローで二度目のダウンをしたところで立ち上がれずKO負け。両者のファイティングスピリットの感じられる名勝負だった。
第9試合 ミドル級 5回戦 ○マグナム酒井(士道館/MA日本ミドル級1位) ×中村高明(藤原/全日本キック・ミドル級2位) 判定3-0 (50-49,50-49,50-49)
酒井が右ロー主体で攻め続け、4Rには右肺を2度ほどヒットさせ、僅差ながらも判定勝ちをおさめた。
第8試合 -59kg契約 5回戦 ×カズ工藤(士道館新座/MA日本フェザー級3位) ○ファイティング前沢(土浦/MA日本フェザー級1位) 判定0-3 (47-50,47-50,47-50)
前沢が左ロー、肘、ストレートで攻勢をキープし続ける。工藤も5R後半にパンチで反撃し意地を見せたが、ポイントを奪うには至らず判定負け。
第7試合 -67kg契約 5回戦 ×飯塚英史(山木) ○ランボー豊栄(東金) 2R 1'42" TKO (ドクターストップ:カットによる)
花戸忍と同じモンゴル出身のランボーが、2Rに飯塚の左目尻と左耳の上を豪快にカットし快勝。
第6試合 -59kg契約 5回戦 ○安倍乃泰彦(新潟山木) ×吉岡篤史(武勇会) 判定2-0 (50-47,49-49,50-48)
第5試合 ウェルター級 5回戦 ○荻野兼嗣(ビクトリー) ×岩楯智篤(士道館) 判定3-0 (50-49,50-49,50-49)
第4試合 -59kg契約 3回戦 ×文蔵(山木) ○丸山昌宏(拳伸) 判定0-3 (26-29,26-29,27-29)
第3試合 ヘビー級 3回戦 ○馬場伸孝(山木) ×井上由久(武勇会) 2R 0'48" KO
第2試合 フェザー級 3回戦 △小暮正祥(土浦) △花岡 央(明和心塊) 判定0-0
第1試合 バンタム級 3回戦 ×牛若丸(習志野ジムSC) ○戸沢ジョー(マイウェイ) 判定0-3
Last Update : 11/03
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