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[パンクラス] 1.30 後楽園:井上・北岡・ウマハノフ・昇侍ら計量パス

パンクラス "2008 SHINING TOUR" 1月30日(水) 後楽園ホール  【→カード一覧&チケット】 【→掲示板スレッド】


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(1/29 up) 後楽園大会の前日計量が29日午後2時より、P's LAB東京にて行われ、本戦出場の全選手がパスした。
 メインイベントの第3代ウェルター級(77.1kg未満)キング・オブ・パンクラス決定戦に出場する北岡悟(パンクラスism/1位)は、一回目で77.1kg、二回目で77.0kgでクリア。77.0kgで一発クリアのつもりだったが、計量直前の水分補給のミスが原因で、体調は問題無さそうだった。ウェルター級は今大会より2kgリミットが上がったため、北岡も対戦相手の井上克也(和術慧舟會RJW/暫定王者/76.9kg)も「減量が楽だった」と話した。
 計量後には初代ライト級(70.3kg未満)キング・オブ・パンクラス決定戦の調印式が行われた。昇侍(KIBA/3位/69.4kg)は「明日で選手生活が終わっても構わないぐらいの気持ちでリングに上がりたい」と熱のこもった抱負を語ったが、対するアルトゥール・ウマハノフ(SKロシア/2位/69.9kg)は「何も言う事は無い。明日に全てをお見せする」とクールだった。(井原芳徳)

北岡「井上戦は“リトマス試験紙”になる」

(1/25 up) 第3代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦に出場する北岡悟(パンクラスism/1位)が24日、ケトルベルトレーニングを披露した。
 ヒョードルらロシア人選手がよく取り入れているケトルベルトレーニングを北岡に紹介したのは、練習仲間の山田崇太郎。日本人ファイターのこの練習法の第一人者ともいえる存在で「格闘技に合っている。パンチ力もつきますよ」と山田は語る(山田はDVD付きMOOK「格闘ボディメイキングでもケトルベル論を語っている)。なお、山田も今大会ではストラッサー起一との一戦が決まっている。
 北岡は「ケトルベルはまだ2、3回しか習っていないけど楽しい。今やっている練習法のプラスαに取り入れたい。ウェルター級のリミットが2kg増えたので、体作りがより大事になる」とコメント。
 今回は井上克也(和術慧舟會RJW/暫定王者)の王者決定戦だが、ケトルベルとは別に「井上選手対策で磨いている技術があるけどヒミツです」と語る。
 井上は22日の公開練習でリーチ差のアドバンテージを語ったが、北岡は「僕とやる選手のほとんどもそう思っている。僕にとって永遠の課題なんで、さらっと『わかってますよ』って感じ」と受け流した。
 調印式で「自分の格闘技人生の集大成になる」と話した北岡。公開練習ではさらに「彼に勝てれば、上のステージでどんな強い選手が相手でもやっていけると思う。自分にとってのリトマス試験紙になる」と試合の意義を語った。
 「この重圧感が楽しい」とも語り、会見の時同様、コメントはポジティブ。悲願の王座奪取に向け、あとは全力を尽くすのみだ。(井原芳徳)

井上、北岡を「やりやすい相手」

(1/23 up) 第3代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦に出場する井上克也(和術慧舟會RJW/暫定王者)が22日、東京の和術慧舟會RANGER品川GYMにて公開練習を行った。
 まずミット打ちではアッパー、前蹴り、ミドルキック等を披露。続いてスパーリングでは、寝技が得意な北岡悟(パンクラスism/1位)に警戒し、タックルをかわしてスタンドに戻す動きを中心に見せ、「北岡選手はタックルの前の打撃も良くなっていると思う。打撃を警戒しつつ、タックルを切るという感じですね」と井上は対策を語る。
 北岡とは過去2度対戦し、04年11月の初対決では井上が判定勝ち。06年1月のタイトル戦では引き分けたが、サミングの反則の減点が無ければ井上の判定勝ちだった。
 そのため井上は北岡を「やりやすい相手」と言い切り、「リーチがない選手は凄く楽。向こうは組み技主体だけど、僕もレスリングをやってた」と説明する。体重面でも今回からウェルター級のリミットが2kg増えたことで「自分にとってはいい方向にいく。減らす体重が少なくなった。北岡選手の身長で77kgというのは単純に凄い」と余裕を感じさせる。
 とはいえ調印式では「グラウンドが相当強くなっていると思う」と北岡を評しており、北岡戦もタイトル戦も両方3戦目ということで、勝利への意欲は強い。「崖っぷちの思いはありますよ。今回負けたら、次はまわってこないだろうというのもあるんで」と話す井上。余裕が油断という悪い形になるか、リラックスという良い形になるかも勝負のポイントの一つとなるかもしれない。

北岡が24(木)夜サムライTVに出演

 井上とのタイトル戦を控えた北岡悟が、FIGHTING TV サムライのSアリーナ(1月24日(木)21:00〜22:00)にゲスト出演する。

昇侍、ウマハノフとの打ち合いに自信

(1/22 up) 初代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦に出場する昇侍(KIBA/3位)が21日、「パンクラスのベルトは日本人が巻くもの。海外勢に絶対渡したくない」と意気込みを語った。
 対戦相手のアルトゥール・ウマハノフ(SKロシア/2位)は対日本人無敗の実力者だが、昇侍はウマハノフの日本デビュー当時から対戦を熱望していた。
 昇侍はウマハノフについてこう評する。「打撃の選手というイメージを持っている人が多いけど、どっちかと言ったらレスリングの選手。テイクダウンをしてそこから殴っていくタイプだと思うんですよ。そういう選手は打撃の選手じゃないと思ってるんで、打ち合えば全然勝てる。『来るなら来いよ』って感じですね。」
 昇侍のリングネームには「侍を祖先に持つ日本人の誇りと、世界の頂点まで昇る」という思いが込められている。「日本でできた歴史ある格闘技団体・パンクラスの初代のベルトを巻けるチャンスが与えられたという事は、とても光栄な事」とベルトへの意欲も強く、「大和魂があればどんな外国人にも絶対負けない。だからその大和魂を見せ付けます」と宣言した。
 なお、昇侍が所属するKIBAは、2月下旬から常設ジム「KIBAマーシャルアーツクラブ」をオープンする。ウマハノフが所属するSKのアブソリュートの松本天心総帥が「ウマハノフに勝った選手に懸賞金を出す」と話していたことから、KIBAのランボー松風代表は「今回もぜひお願いします。ジムをオープンする事になってお金が足りないんで」と松本総帥にメッセージ。昇侍も「『パンクラスのチャンピオンがいるジム』って事でジムが繁栄したらなと思いますね」とベルト&懸賞金奪りに向けて一層闘志を燃やしていた。
 

北岡、井上との調印式で「集大成」宣言

(1/15 up) 第3代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦に出場する井上克也(和術慧舟會RJW/暫定王者)と北岡悟(パンクラスism/1位)が15日、P's LAB東京にて調印式を行った。
 両者は過去2度対戦し、04年11月の初対決では井上が判定勝ちし、06年1月のタイトル戦では引き分けに終わっている。
 井上は「北岡戦もタイトル戦もこれで3戦目なんでそろそろケリをつけたい」「一本かKOで勝ちたい」「最終的には立ちのレスリングの強さの勝負になると思う」と話し、最近の北岡の戦いぶりについては「強い人に勝っているし、もしあったらPRIDE GPに出ていた選手。グラウンドが相当強くなっていると思うので気をつけたい」と評価した。
 対する北岡は「この試合は自分の格闘技人生の集大成になる」「去年1年、いろいろアクション起こしたけど、結局全てはこの試合のためにやってきたんだ、必然だったんだと思った」「同じ相手と3度戦うことなんてなかなか無い。既に2試合で30分肌を合わせたけど、その続きができることは嬉しい。何かの縁を感じる」「次、パンクラスのタイトル戦をやる時は、集大成になると前から思っていた」「いつも先の試合のことを考えたりするけど、今はこの試合のことしか考えていない」と、井上戦に強く意識を集中させたコメント。
 最近の井上については「石毛選手、吉田選手に負けているけど、二人ともチャンピオンになった。彼の試合を見ていつも刺激を受けていた」と評し、「総合格闘技におけるイマジネーションは僕が勝っている」とも発言。試合のキーポイントについて聞かれると「自分の心」と答えた。
 この日の会見では、もちろん井上の勝利に向けての意気込みの強さも伝わってきたが、それ以上に、北岡の迷いの無い一直線ぶりが強く印象に残った。(井原芳徳)
 
WINDY復帰戦ほか全カード決定

 ウェルター級・山田崇太郎(パラエストラ松戸) vs. ストラッサー起一(コブラ会&フリースタイルアカデミー)、女子52kg契約・WINDY智美(パンクラスism) vs. 富松恵美(パラエストラ松戸)の2試合が追加され、全カードが揃った。試合順は下記一覧のとおり。

ウマハノフ×昇侍で初代ライト級王座戦

(1/12 up) ライト級2位のアルトゥール・ウマハノフ(SKロシア)と3位の昇侍(KIBA)が初代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦を行うことが決まった。当初4選手によるトーナメントで初代王者を決める予定だったが、出場予定選手の怪我等が理由で中止となった。ほかにミドル級3R・ガジエフ・アワウディン(SKロシア) vs. 久松勇二(慧舟會)が決定している。

石毛返上王座賭け井上と北岡が3戦目

(1/4 up) 石毛大蔵のウェルター級王座返上にともない、井上克也(和術慧舟會RJW/暫定王者)と北岡 悟(パンクラスism/1位)の間で新王者決定戦が行われることが決まった。両者は過去2度対戦し、04年11月の初対決では井上が判定勝ちし、06年1月のタイトル戦では引き分けに終わっている。
 他にも以下の3試合が決定。1月からの新階級制導入にともない、バンタム級(58.0kg〜61.2kg未満)の試合が初めて実施される。

 [ライト級/3R] 小路伸亮(KRAZY BEE) vs. 五十里祐一(P's LAB東京)
 [ライト級/2R] 花澤大介13(コブラ会) vs. 高橋 渉(桜畑)
 [バンタム級/2R] 山澤勇紀(スタンド) vs. 川原誠也(P's LAB横浜)
 
ライト級王座T、アライ&昇侍の参戦は?

(12/24 up) 22日のパンクラスism主催興行で勝利したアライケンジ昇侍が、初代ライト級王者決定トーナメント参戦に前向きな姿勢を示した。
 両者とも現時点ではランキング外だが、ランカーに勝ったことでランク入りは確実。ism興行の一夜明け会見で、ワールドパンクラスクリエイトの坂本靖常務も「二人ともトーナメント出てきてもおかしくはない選手。早ければ年内に出場者を発表したい」と話した。
 アライは「やるからにはベルトが欲しい。でもあわてることなく、目の前の試合で一個一個勝てば、結果的にチャンピオンになっていると思う」とコメント。昇侍は「パンクラスに参戦した時からチャンピオンが目標。ぜひ参戦したいが、昨日の試合の怪我の具合も見て、あと試合間隔も短いので、トレーナーと相談したい」と話した。
 両者とも打撃をメインに戦う選手のため、直接対決もぜひ見てみたいが、昇侍はアライについて「PRIDEとかの憧れの舞台で戦われていた。対戦する時があれば思い切って戦ってみたい」、アライも昇侍について「凄く気持ちと打撃が強い。僕と似ている。きっと噛み合う。楽しそう」と答え、揃って対戦に興味を示した。(井原芳徳)

初代ライト級王者決定Tにウマハノフ参戦

(12/22 up) 総合格闘技の事実上の世界標準といえる、米国ネバダ州アスレチックコミッションの基準に沿った新しい階級制を08年より導入するパンクラスでは、1/30と3/26の後楽園大会で、初代ライト級(70.3kg未満)王者決定トーナメントを実施する。1/30は一回戦2試合、3/26は決勝を行う。12月にケージフォース・ライト級王座を奪取した、パンクラス2位のアルトゥール・ウマハノフのトーナメント参戦が決まっている。22日のディファ大会ではライト級のランキング戦が2試合組まれており、その結果によってトーナメントのメンバーがある程度決まりそうだ。

 

ワールドパンクラスクリエイト "PANCRASE 2008 SHINING TOUR"
2008年1月30日(水) 東京・後楽園ホール
開場・18:00 パンクラスゲート開始・18:10 本戦開始・18:30


第8試合 第3代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
井上克也(和術慧舟會RJW/暫定王者)
北岡 悟(パンクラスism/1位)

第7試合 初代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュート・ロシア/2位・ケージフォース同級王者)
昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ/3位)

第6試合 ミドル級 5分3R
ガジエフ・アワウディン(ロシア/SKアブソリュート・ロシア)
久松勇二(和術慧舟會TIGER PLACE)
 
第5試合 ライト級 5分3R
小路伸亮(KRAZY BEE)
五十里祐一(パンクラスP's LAB東京)

第4試合 ライト級 5分2R
花澤大介13(総合格闘技道場コブラ会)
高橋 渉(チーム桜畑)

第3試合 パンクラスアテナ 52kg契約 3分3R
WINDY智美(パンクラスism)
富松恵美(パラエストラ松戸)

第2試合 ウェルター級 5分2R
山田崇太郎(パラエストラ松戸)
ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会&フリースタイルアカデミー)
                        
第1試合 バンタム級 5分2R
山澤勇紀(スタンド)
川原誠也(パンクラスP's LAB横浜)

[パンクラスゲート]

第1試合 フライ級 5分2R
廣瀬 勲(ストライプル)
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會)

第2試合 ウェルター級 5分2R
小野明洋(チームタイゴン)
鈴木武利(U-FILECAMP町田)


■ 入場料金:
SS ¥12,000- A ¥8,000- B ¥6,500- C ¥5,000- D ¥4,000-
※ 当日券は一律500円増しとなります。

■ チケット発売所:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 594-040)
ローソンチケット 0570-00-0403(Lコード 35202)
イープラス http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス)
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
プロレスショップ・アンビション 03-5213-8681
バトルロイヤル 03-3556-3223
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※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口でお買い求め頂けます。

■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815

Last Update : 01/29 22:48

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