[UFC] 中村和裕から大麻陽性反応。所属事務所は摂取を否定

▼ (9/27 up) 米国カリフォルニア州で22日（現地時間）に開催されたUFC 76に出場した中村和裕から、大麻の陽性反応が出たことが明らかになった。同大会を管轄した同州アスレチックコミッションが26日（現地時間）に発表した。
　中村には500ドル（約57000円）の罰金と、試合から3ヶ月にあたる12月21日までの試合出場停止処分が科される。同コミッションによるドラッグテストで引っかかったのは18人の出場選手のうち中村一人で、ステロイド等の検査結果に関しては後日発表される。
　中村の所属事務所であるJ-ROCKは27日夕方（日本時間）、中村の大麻摂取を否定するプレスリリースを発表（全文下記）。コミッションには再検査を依頼し、処分の取り消しを求め抗議する方針だ。

中村和裕に関する報道について

　先程、アスレチックコミッションより、弊社所属中村和裕が、アメリカ・アナハイムにおける格闘技イベントUFCの検査にて、大麻の陽性反応が出たと発表されましたが、選手を事務所にて聴取しましたところ、9月18日にロサンゼルスに到着後、9月22日の試合当日までをほとんどホテル内にて生活し、練習に励んだとの事。
　色々な可能性を探りましたが、全く持って考えられません。一切そのような摂取をしたという事実はございません。日頃より中村は、子どもの指導に明け暮れ、その様のようなものは現在に至るまで、摂取した事はもちろん、全くもって動機すらございません。
　試合終了後、病院に直行し、CT検査を受けた際も、脳より軽い出血が見られるとの事で、一日入院を致しましたが、日本に戻り、そのまま日本の北原病院（八王子）にて、CT、MRIの検査をいたしましたが、そのような出血は見られないとの事でした。今回の検査も何かの間違いかと考えます。
　弊社と致しましても、中村和裕の名誉のため、アスレチックコミッションには再検査の依頼、再確認を含めた処分の取り消しを求め抗議をする所存です。

Last Update : 09/27 19:40