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[全日本キック] 7.29 後楽園:山内「自分の中ではかなり大きな試合」

全日本キック "Super Fight 2007" 7月29日(日) 後楽園ホール  【→カード&チケット情報】  [→掲示板スレッド]


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(7/28 up) 前日計量が28日午後5時より都内のホテルで行われ、全選手が一回でパスした。
 メインイベントでオランダの強豪・レイ・スターリンと対戦する山内裕太郎は「自分の中ではかなり大きな試合。相手は世界の強豪。勝つと負けるとではだいぶ違う。分岐点になる」とモチベーションは高い。今回は4月のK-1 MAXでドラゴに壮絶KO負けしてからの再起戦にもなる。「一番のダメージは、周りをがっかりさせてしまったこと。自分もみんなも二兎度あんな思いをさせたくない」「肉体改造をしてから初めての試合。どれだけパワーがついたかが楽しみ」とも話し、心身ともに充実した様子をうかがわせた。
 対するスターリンは山内について「ネットで相手の映像(ドラゴ戦)を見た。3回倒されても立ち上がってタフだった」と評価。得意技は高い膝蹴りとコンビネーションからの攻撃だといい、「アンディ・サワー、アルバート・クラウスともトレーニングしている。彼らに実力は負けない」と自信たっぷりだった。甘いマスクも相まり、今回の試合をきっかけに日本での評価を高めるかもしれない。
 “ハマの太陽”大輝も、4月の後楽園大会でデビューからの連勝を12でストップされ、今回が再起戦。タイでの修行と、JMC横浜ジムに新加入し今大会にも出場するカノンスック・JMCとのトレーニングを通じ、特に首相撲が強化されたという。カノンスックも「タイでも一緒に練習していたが、凄く強くなった」と大輝を讃えており、今回の強豪タイ人・クンタップ戦で成果が試される。(井原芳徳)
 
オープニングファイト&当日券情報

(7/23 up) 17:15よりスタートするオープニングファイト2試合、ライト級・丹藤義則(AJ) vs. 渡部太基(藤原)、ウェルター級・古屋一樹(光) vs. 清水 武(藤原)が決まった。
 当日券は16時より全席種を発売。スタンディング¥4,000も売り出される。
 

望月、ラジャ元10位の17歳と対戦

(7/3 up) 望月竜介の対戦相手が、元ラジャダムナン・スーパーライト級10位のカノンスック・JMC(左写真)に決まった。望月は4月の後楽園大会で大輝のデビュー以来無敗記録を12でストップして以来の試合出場となる。カノンスックは大輝と同じJMC横浜GYMに新たに所属した選手。ラジャのランクに入っていたのは昨年10〜11月度とつい最近で、17歳と育ち盛りのことからウェルター〜スーパーウェルター級が今のベスト体重だ。ムエタイ戦績45戦28勝(3KO)17敗。プロボクシングでもOPBF東洋太平洋ライト級11位、ラジャダムナン同級2位に入り、今年1月には元OPBF王者・坂本博之の引退試合の相手を務めている(結果は負傷判定ドロー)。望月もパンチを得意とし、タイでの試合経験も豊富なため、噛み合った攻防が期待できる。
 他にも全日本新空手道連盟推薦・プロデビュー4選手のカードも決定。相手はいずれもプロ2〜3戦の選手だ。当初予定よりも試合数が多くなり、本戦開始時刻が30分繰り上がり、PM6:00に変更。本戦開始前のオープニングファイトは後日発表される。

大輝×クンタップ。湟川はチードラ迎撃

(6/26 up) 4月の後楽園大会で望月竜介に敗れ、デビューからの連勝を12でストップされた“ハマの太陽”大輝が3ヵ月半ぶりのリング登場。昨年7月に山内裕太郎と大激闘を展開した、日本人相手4連勝中のM-1王者、クンタップ・ウィラサクレックと対戦することが決まった。この試合に向けて大輝は6月中旬よりタイの名門・チューワッタナジムに寝泊りし1ヶ月ムエタイ武者修行を敢行。本場タイで得意の蹴りに磨きをかけ、“ウィラサクレックのケンカ番長”狩りに挑む。
 5月の後楽園大会での全日本ウェルター級王座決定戦で山本優弥に僅差の判定で敗れた湟川満正も再起戦。常勝軍団「チームドラゴン」から全日本キック初参戦の吉川英明を迎え撃つ。吉川(きっかわ)はフリー参戦しているJ-NETWORKでウェルター級1位に君臨し、6月3日のJ-NET後楽園大会では同団体エース格の喜入衆を撃破している。全日本とJ-NETのトップランカー対決の結末は?
 

山内、ドラゴ破ったオランダ強豪と対戦

(6/15 up) 全日本スーパーウェルター級王者・山内裕太郎の対戦相手が、“ドラゴを破った男”WFCA世界ミドル級王者のレイ・スターリン(Ray Staring:写真左)に、全日本ウェルター級王者・山本優弥の相手はWFCAオランダ・ウェルター級王者のジミー・エイメルス(Jimmy Eimers:写真右)に決定した。
 1987年7月15日の新生全日本キック旗揚げから満20周年を迎える今大会は、旗揚げ当初の全日本キックが他団体に先んじて、ロブ・カーマンをはじめ数多くのファイターを招聘した「オランダ」に“原点回帰”し、2選手を招聘することに。いずれもかつての名選手・フレッド・ロイヤース氏が主宰する名門「KBアーネム」の所属選手で、今回が初来日だ。
 スターリンは戦績43戦29勝(18KO)11敗3分の28歳。99年、20歳でプロデビュー。04年、ウィーンでファディ・メルザを下してWFCA世界王座を獲得。昨年5月のK-1オランダ大会では、アルメニアの強豪・ドラゴと対戦、大激戦の末に判定勝利を飾っている。今年4月のK-1 MAXでドラゴに壮絶KO負けしてからの再起戦となる山内にとって、 汚名返上の絶好のチャンスといえよう。スターリンの得意技はコンビネーションからのパンチ。昨年12月5日にはタイの国王生誕記念大会にも出撃し、ファークムラン・シットディンカイ(タイ)を得意のパンチで1R KOし、本場のリングでオランダキックの強さを見せつけている。
 エイメルスは40戦30勝(10KO)6敗4分の25歳。昨年から無敗の快進撃で頭角を現し、5月6日、オランダ・ハーレムで行われたビッグマッチ「SLAMM GARA」では元ルンピニー王者のハーンスックと対戦。1Rにカウンターの左ストレートでダウンを奪取し、2R、逆転を試みるタイ人をパンチの連打で完全KO。この大金星で、一躍オランダキック界にその名を知らしめたという。得意技はパンチと回転系の足技。5月に悲願の初戴冠を果たしたテクニシャンの優弥はどんな闘いで対抗するのか?
 望月竜介、大輝、湟川満正の対戦相手は後日発表。全日本キックによると「現在、強豪選手をリストアップ中ですのでどうぞご期待ください」とのことだ。
 
新宿2DAYSで先行発売。山内・優弥挨拶

(6/8 up) 9日のCUB☆KICK'S-6の休憩明け、7/29後楽園大会に出場する山内裕太郎と山本優弥がリング上でファンに試合への抱負を語る。翌日のCUB☆KICK'S-7の休憩明けでは、全日本新空手道連盟推薦出場選手の瀧谷渉太、卜部弘崇、園山翔一の18歳トリオが挨拶をする。
 両大会会場では7/29後楽園大会のチケットが最前列より先行発売される。

山内・優弥・望月・大輝・湟川が出場!

(6/1 up) 全日本キックは7月29日の後楽園大会に、全日本キックが誇る中量級トップファイター5名、山内裕太郎、山本優弥、望月竜介、大輝、湟川満正が出場することを発表した。1987年7月15日の新生全日本キック旗揚げから満20周年を迎える今大会は、大会タイトルも新生旗揚げ大会と同じ「Super Fight」に決定した。
 なお、全日本新空手道連盟からの推薦出場選手として、弱冠18歳の2007年度・全日本新空手K-2軽中量級王者、卜部弘嵩[うらべ・ひろたか](西山道場:写真左)が新たに加わった。右写真は新空手出場選手の監督を務める久保坂左近・新空手道西日本代表。

新空手から18歳の王者・瀧谷ら参戦

(5/23 up) 全日本キックは、グローブ空手の老舗「全日本新空手道連盟」西日本地区の若き精鋭選手の発掘を目的とした、新空手選手の公式試合出場を、7月29日(日)後楽園ホール大会よりスタートする。
 全日本新空手道連盟は1985年に第1回交流大会を開催して以来、数多くのプロ格闘家やキック王者を輩出したことでも知られる。大月晴明をはじめ、現全日本キック王者の石川直生、増田博正、山本優弥、山内裕太郎は新空手経験者だ。
 全日本キックに出場するのは、新空手道連盟から推薦された全日本大会入賞者、もしくは同連盟交流大会での優勝者。7月大会には下記の3人が出場する。出場選手の監督は、かつての新空手全日本王者で、現在は新空手道西日本代表の久保坂左近・KSS健生館館長が務める。

<選手プロフィール>
瀧谷渉太(たきや・しょうた) 写真左端
所属:桜塾/1989年4月15日生/愛知県出身/18歳/身長161cm/得意技:上段廻し蹴り
主な入賞歴:2007年度・全日本新空手K-2軽量級王者

大前力也(おおまえ・りきや) 写真中央
所属:KSS健生館/1984年9月10日生/広島県出身/22歳/身長169cm/得意技:右フック
主な入賞歴:2006年度・全日本新空手K-2軽量級王者

園山翔一(そのやま・しょういち) 写真右端
所属:白仙会/1989年5月15日生/兵庫県出身/18歳/身長166cm/得意技:右ストレート
主な入賞歴:2007年度・全日本新空手K-2軽中量級第三位、西日本新空手交流大会K‐2軽量級 通算6回優勝

 

全日本キックボクシング連盟 "Super Fight 2007"
2007年7月29日(日) 東京・後楽園ホール
開場・17:00 オープニングファイト開始・17:15 本戦開始・18:00


第9試合 Wメイン(2) 日本VSオランダ国際戦 70kg契約 3分5R
山内裕太郎(AJジム/全日本スーパーウェルター級王者)
レイ・スターリン(オランダ/KBアーネム/WFCA世界ミドル級王者)

第8試合 Wメイン(1) 日本VSオランダ国際戦 67kg契約 3分5R
山本優弥(青春塾/全日本ウェルター級王者)
ジミー・エイメルス(オランダ/KBアーネム/WFCAオランダ・ウェルター級王者)

 〜休憩〜

第7試合 Wセミ(2) 日本VSタイ国際戦 70kg契約 3分5R
望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン/全日本スーパーウェルター級1位)
カノンスック・JMC(タイ/JMC横浜GYM/元ラジャダムナン・スーパーライト級10位)

第6試合 Wセミ(1) 日本VSタイ国際戦 70kg契約 3分5R
大輝(JMC横浜GYM/全日本スーパーウェルター級2位・WBCムエタイ世界ウェルター級4位・ラジャダムナンウェルター級9位)
クンタップ・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム/M-1スーパーウェルター級王者)

第5試合 全日本ウェルター級ランキング戦 サドンデスマッチ(3分3R・延長1R)
湟川満正(AJジム/全日本ウェルター級1位)
吉川英明(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級1位)

第4試合 ライト級 3分3R
西山洋介(光ジム)
卜部弘嵩[うらべ・ひろたか](西山道場/全日本新空手K-2軽中量級'07優勝)

第3試合 ライト級 3分3R
白濱卓哉(建武館)
園山翔一(WSK白仙会/全日本新空手K-2軽中量級'06優勝)

第2試合 フェザー級 3分3R
九島 亮(AJジム)
大前力也(WSK KSS健生館/全日本新空手K-2軽量級'06優勝)

第1試合 バンタム級 3分3R
ケンゴ(NJKF・格闘技道場G-1)
瀧谷渉太(WSK桜塾/全日本新空手K-2軽量級'07優勝)

◆オープニングファイト

第2試合 ライト級 3分3R
丹藤義則(AJジム)
渡部太基(藤原ジム)

第1試合 ウェルター級 3分3R
古屋一樹(光ジム)
清水 武(藤原ジム)

※出場選手はケガ等により変更となる場合があります


■料金:
RS席¥10,000 S席¥7,000 A席¥5,000
※当日座席券は各1000円アップ。16時より販売。
スタンディング¥4,000(当日のみ販売)

■一般発売:6月23日(土)〜

■チケット発売場所  
チケットぴあ 0570-02-9999
イープラス http://eplus.jp/
後楽園ホール 03-5800-9999
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
全日本キック 03-3365-1171
バウトレビュー Webのみ受付 (7/23(月)午前10時入金確認分締切)

■お問い合わせ
全日本キック 03-3365-1171

Last Update : 07/29 11:54

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