[K-1 MAX] 6.28 武道館:計量パスの魔裟斗、心配はカルバンの増量
FEG "K-1 MAX 2007 世界一決定トーナメント開幕戦" 6月28日(木) 日本武道館 【→カード&チケット】 [→掲示板]
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▼ (6/27 up) 前日公式計量が11時より都内のホテルで行われ、アンディ・サワーを除く全選手が一回でクリアした。サワーは71.0kgを記録し、12時30分からの合同記者会見までにも落ちず、会見を欠席。再計量はクリアしたものの、来日前から高熱に苦しんだといい、コンディション面で不安を残した。 魔裟斗はいつものように70.0kgジャストでクリア。会見では「今の僕には失う物は無い。全力で勝負したい」と抱負。「相手の攻撃で一番気を付けるのは?」と聞かれると「(相手のJ.Z.カルバンが)水をゴクゴク飲んでるから、明日はどれだけ大きくなるのか心配ですね」と苦笑いを浮かべていた。去年10月のHERO'Sの時には80kg以上まで増えたと明かしていたが、明日の試合ではこの姿がどれだけ変わるのか…。 出席者で最も過激なコメントを吐いたのは、アンディ・オロゴン。「(対戦相手の)TATSUJI選手はいつも会見で『ぶっ倒す』と言っているのでビデオを見たけど、たいしてダウンを取っていないので安心した。彼には『嘘つきは泥棒の始まり』ということわざを教えたい」と挑発した。 当日券は16:00より販売。大会の模様はTBS系列にて21:00-22:54に放映される。(井原芳徳)
魔裟斗、“仮想カルバン”大宮司と3Rスパー
▼ (6/21 up) 魔裟斗が21日、東京・三軒茶屋のシルバーウルフジムにて公開練習を行った。内容は4分2Rのシャドーボクシングの後、長年のチームメイト・大宮司進を仮想・J.Z.カルバンに見立てての3分3Rのスパーリング。魔裟斗は5月のカード発表会見の時、カルバンを「総合の選手にしてはパンチが上手」「瞬発力があり、踏み込みが速い」と評していたが、大宮司はワンツーで突進してからオーバーハンドの右フックを叩き込む動きを見事再現し、魔裟斗の顔面に度々クリーンヒットさせる。 とはいえ大宮司はスーパーフェザー級で国内屈指のスピードを誇る選手。右フックは全日本フェザー級王者・石川直生からも1年前の試合でダウンを奪った得意技で、防御は容易では無い。 大宮司は魔裟斗の今の状態を絶賛。「KID戦とザンビディス戦の前も、カルバンと似たタイプなのでこういう感じでスパーをやってたけど、あの2試合の時と魔裟斗君の反応とスピードが全然違う。本来の動きを取り戻した。精神的にも昔に戻った感がある」と評する。 魔裟斗本人も「スピードもパワーもついた」と自負。「ちょっと前まで肉体的にも精神的にも疲れて、練習するのが嫌だった」が、オーバーワークというわけではなく、「以前より効率のいい練習ができた」といい、調整に自信を示す。 魔裟斗の攻撃面は、右ローを主体に蹴りを上下左右に巧みに打ち分ける動きが主体。右ローは相手の膝の急所を的確に捕えており、プロでは初の立ち技ルールの試合となるカルバンが反応できるとは思えない。 魔裟斗は「もらわない自信はある」としながらも、「ビデオで飛び膝蹴りの部分はよく見ました」と話す。大宮司級のスピードにプラス10kgのパワーも加わった右フックと、突発的な飛び膝蹴りに対処し、魔裟斗が右ローでどれだけ早く相手のステップを止めるかが勝負のポイントとなるだろう。(井原芳徳)(※公開練習の写真はばうれび海賊版にも掲載しております)
ブアカーオの弟弟子初参戦。シャファー欠場
▼ (6/13 up) アンディ・サワーと対戦予定だったオセアニア代表のイアン・シャファーが、左足靭帯損傷により欠場し、代わってオーレ・ローセンが主催者推薦でサワーと対戦する事が決まった。両者は04年のS-cup一回戦で対戦し、サワーが1R TKO勝ちしている。ローセンは4月の世界最終選抜で魔裟斗に判定負けしている。 オープニングファイト3試合が次のとおり決定した。
尾崎圭司(チームドラゴン) vs. パク・ウィングヒョング(香港) 名城裕司(頂上会) vs. 白虎(レンジャー品川) ノンタナン・ポー・プラムック(タイ) vs. ファリッド・ヴィヨム(フランス)
パクと名城は4月大会のオープニングファイトでも鮮烈なKO勝ちを果たし連続出場。ノンタナンはその名のとおりブアカーオの弟弟子の21歳。タイのオームノーイスタジアムの王者だ。ヴィヨムはムエタイの試合経験豊富な実力者で、05年2月の輝浪戦以来のK-1参戦。ノンタナンとの一戦は本戦顔負けの激戦となりそうだ。
魔裟斗、開幕戦はHERO'S王者カルバンと
▼ (5/14 up) K-1 WORLD MAX 2007世界一決定トーナメント開幕戦の組合せが決まった。14日のファンクラブ公開型記者会見で発表された。
魔裟斗 vs. J.Z.カルバン ブアカーオ・ポー・プラムック vs. ニッキー・ホルツケン(西欧予選優勝) アンディ・サワー vs. イアン・シャファー ドラゴ vs. マイク・ザンビディス 佐藤嘉洋 vs. デニス・シュナイドミラー(東欧予選優勝) アルバート・クラウス vs. ヴァージル・カラコダ アルトゥール・キシェンコ vs. イ・スファン(アジア予選優勝)
勝者7名が10月3日(火)武道館大会での決勝トーナメントに進出する。残り1名は敗者あるいは次のスーパーファイト2試合の勝者の中から、主催者とファンの意見を総合し選出される。
小比類巻貴之 vs. ツグト“忍”アマラ TATSUJI vs. アンディ・オロゴン
4月の世界最終選抜で勝利した選手の中でも、僅差な上に見せ場の欠いたTATSUJI、ダニエル・ドーソン、忍の3人が落選。谷川貞治K-1イベントプロデューサーは同大会のカード発表会見の時点で、査定基準について、勝敗以上に「ファンが納得する試合をすることが大事」と説明していた。
カルバンは昨年のHERO'Sのミドル級世界最強王者決定トーナメント優勝者。アメリカントップチーム所属のブラジル人。トーナメント準決勝で今年のアブダビ覇者・ハニ・ヤヒーラをギロチンチョークで秒殺するほどの強豪グラップラーでありながら、強力でハイスピードな打撃のほうが印象的だ。トーナメント準々決勝では高谷裕之を飛び膝一発で秒殺し、決勝では宇野薫を強烈なパンチで圧倒した。 優勝翌日の会見では、K-1ルールで魔裟斗と大みそかのDynamite!!で戦いたいと話していた。左拳の怪我によりDynamite!!は欠場したが、フィジカルトレーニングは続け、2月末からパンチの練習も再開。プロでは初の立ち技ルールの試合に挑む。アマチュアでは13〜14歳の頃、総合に取入れるために3試合経験し、いずれも判定勝ちしているという。
対する魔裟斗も「宇野選手との試合を見てやりたいと思っていた」「総合の選手にしてはパンチが上手」「瞬発力があり、踏み込みが速い」とカルバンの打撃センスに惚れ込んでおり、いわば相思相愛のマッチメイクとなった。 4月の試合同様、魔裟斗は今回も「挑戦者の気持ち」で試合に臨む。カルバンの裸を見て「怖いけど、思いっきり殴り合ってみようかな」と話し、「ダウンを取られるかもしれないけど、面白い試合をしたほうがいいかもしれない」とリスクも恐れない。 通常試合後1か月ほど休む魔裟斗だが、4月の試合の後は1週間休んだだけで練習を再開。今月初めには合宿も敢行。疲れは当然あるが、良いコンディションが維持できているという。ツーショット撮影でのカルバンとのニラみ合いでは、滅多に見せないギラギラした目つきを見せ、女性ファンを虜に。試合まで1か月半。心身ともに充実している魔裟斗の仕上がり具合が楽しみだ。
カルバンは魔裟斗戦について「いい勉強をさせてもらいたい」「学んだことを全て出し、判定で勝ちたい」と控え目なコメントに終始したが、6月2日に開催されるDynamite!! USAとの1ヶ月足らずの連戦を志願するなど、約8か月溜め込んだ闘志を早く爆発させたい様子だった。魔裟斗と谷川氏は連戦に反対。谷川氏は「怪我が心配だからDynamite!!には出て欲しく無いけど、『どうしてもやりたい』と本人が言っているので、出る事になると思う」と話していた。
昨年覇者・ブアカーオと対戦するニッキー・ホルツケン(Nicky Holtzken)は、昨年11月に行われた西欧予選の優勝者。ゴールデン・グローリーに所属する23歳のオランダ人で、戦績46戦41勝(22KO)5敗。 オセアニア代表枠はドーソンが落選した代わりに、尾崎圭司から3ダウンを奪い圧勝したイアン・シャファーが抜擢された。一昨年優勝・昨年準優勝のアンディ・サワーに挑む。昨年のS-CUPで組まれるも、シャファーの欠場で幻となった一戦でもある。 ドラゴ×ザンビは開幕戦から潰し合うには勿体ない強豪同士の対決。ドラゴは昨年ベスト4。ザンビは昨年は開幕戦で佐藤嘉洋に敗れたが、本調子では無かった。 日本予選覇者・佐藤と対戦するデニス・シュナイドミラー(Denis Schneidmiller)は、3月にリトアニアで行われた東欧予選優勝者のドイツ人。佐藤は「今度負けたら今年の僕は終わりになるので、死ぬ気で勝ちます」と抱負を語った。
世界最終選抜ではTATSUJIに微妙な判定で敗れたクラウスが、開幕戦の権利を獲得。世界最終選抜で前田を下すも、手数主体のファイトで完勝とはならなかったカラコダとのパンチャー対決に臨む。両者はカラコダの日本デビュー戦となった05年の開幕戦で対戦し、クラウスが判定勝ちをおさめている。なお、2月の日本予選大会のスーパーファイトでクラウスをKOしたムラット・ディレッキーだが、6/23のK-1オランダ大会での試合が現地プロモーターにより組まれたため、MAX出場は見送った。 キシェンコは昨年の東欧予選覇者。昨年9月にHAYATOに判定負けしたが、弱冠20歳の素質とルックスが買われ、開幕戦に抜擢された。イ・スファンは2月のソウルでのアジア予選でイム・チビンを破り優勝した24歳。キック戦績29戦26勝(23KO)3敗と抜群のKO率を誇る。
開幕戦落選の忍だが、コヒとの一戦というチャンスが巡って来た。コヒは2月のオロゴン戦の前に痛めた足は完治したといい、「自分の力を全部出したい」と意気込みを語った。 TATSUJIは「クラウスに判定で勝っても認めてくれないのだったら、次は違う形で勝ちます」、オロゴンは「ただ頑張るだけ。みんなの期待を裏切らない」と抱負を語った。 オープニングファイトには尾崎、名城裕司らが出場予定。設立待望の声が日増しに高まる60kg級の試合について、谷川氏は「また考えます」と話すに留まった。(井原芳徳) 5/14(月)記者会見は非公開に変更
▼ (5/10 up) 昨日お伝えしたK-1 MAXの公開記者会見が、場所変更に伴い非公開に変更となった。
5/14(月)新宿東口で魔裟斗ら公開記者会見(非公開に変更)
▼ (5/9 up) 「K-1 WORLD MAX 2007 〜世界一決定トーナメント開幕戦〜」の対戦カード発表公開記者会見が、5/14(月)18:30より東京・新宿駅東口前の新宿ステーションスクエアにて行われる。魔裟斗ほか出場選手の一部が出席する。
FEG "Ameba presents K-1 WORLD MAX 2007 〜世界一決定トーナメント開幕戦〜" 2007年6月28日(木) 東京・日本武道館 開場・17:00 開始・18:00
■世界一決定トーナメント開幕戦 (すべて3分3R(延長1R))
第9試合 魔裟斗(日本/シルバーウルフ/'03優勝・'06ベスト4) J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム/推薦選手・HERO'Sミドル級(70kg)トーナメント'06王者)
第8試合 ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム/'04 '06優勝) ニキー・ホルツケン(オランダ/ゴールデン・グローリー/西欧予選優勝)
第7試合 アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/'02優勝・'06ベスト8) ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/ウォリアーズMMAアカデミー/'06ベスト8)
〜 休憩 〜
第6試合 アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ/'05優勝・'06準優勝) オーレ・ローセン(デンマーク/アンテイムド/推薦選手)
第5試合 佐藤嘉洋(日本/フルキャスト / 名古屋JKファクトリー/日本予選優勝) デニス・シュナイドミラー(ドイツ/Feuer sports/東欧予選優勝)
第4試合 ドラゴ(アルメニア/チーム・イッツ・ショータイム/'06ベスト4) マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム/推薦選手)
第3試合 アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン・オデッサ/推薦選手) イ・スファン(韓国/韓国体育館/アジア予選優勝)
■スーパーファイト (すべて3分3R(延長1R))
第2試合 小比類巻貴之(日本/チームドラゴン/'06ベスト8) ツグト“忍”アマラ(モンゴル/フリー/モンゴル代表)
第1試合 TATSUJI(日本/アイアンアックス/日本予選準優勝) アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チーム・オロゴン/推薦選手)
■オープニングファイト (すべて3分3R)
第3試合 尾崎圭司(日本/チーム・ドラゴン) パク・ウィングヒョング(香港/ウーニク・タイボクシング)
第2試合 名城裕司(日本/頂上会・テアゲネス・スポーツ・アカデミー) 白虎(日本/和術慧舟會レンジャー品川ジム)
第1試合 ノンタナン・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム) ファリッド・ヴィヨム(フランス/フェニックス・ムエタイ)
◆入場料金(全席指定・消費税込み) SRS席:¥23,000(完売) SS席:¥14,000 魔裟斗応援シート:¥14,000 (SS席・特典つき) S席: ¥10,000 A席:¥6,000 ※当日券は16:00より販売。
◆チケット発売 デジタル先行発売 4月4日(水)10:00 K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp i-mode K-1オフィシャルサイト Yahoo!ケータイ K-1オフィシャルサイト EZ web K-1オフィシャルサイト K-1 PFC会員専用 http://www.e-fanclub.com/k1/070628maxbudokan/
一斉発売 5月26日(土) 10:00〜 ローソンチケット0570-084-637(特電) チケットぴあ0570-02-9994(特電) CNプレイガイド0570-08-9944(特電) キョードー東京03-3498-9999 イープラス http://eplus.jp
5月27日(日) 10:00〜 ローソンチケット0570-084-003[Lコード:39999] チケットぴあ0570-02-9999 CNプレイガイド0570-08-9999 キョードー東京03-3498-9999 イープラス http://eplus.jp 《0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可となります》
◆チケットに関するお問い合わせ先: キョードー東京 03-3498-9999
◆大会に関するお問い合わせ先: (株)FEG TEL:03-3796-5060 FAX:03-3796-2978
Last Update : 06/27 21:03
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