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[FFF] 2.17 ロス:女子新大会にロクサン・吉田正子・高橋洋子参戦

(2/6 up) 新しい女子総合格闘技の大会がロサンゼルスでスタートする。もちろん全試合グラウンドでの顔面パンチあり。戦いの場はオクタゴンだ。大会の名はフェイタル・ファム・ファイティング(FFF)。
 プロモーターはカリフォルニアを拠点にインヴィンシビル・ケージ・ファイティング・チャンピオンシップなど総合の大会を多く手掛けてきたエディ・ミルズ。K-1で活躍中のマイティー・モーのマネージャーでもある。

 このFFFの旗揚げ大会に日本から3人の選手が参戦する。先々週末は修斗で藤井惠の試合、そしてこの週末はJ-NETWORKの女祭りでキックの試合に出場した吉田正子が、来週はロスまで渡り、昨年スマックガールに来日し圧倒的な強さをみせたリサ・ワードと、初代FFF 110ポンド(約50kg)級のタイトルを賭けて対戦する。
 3週間で3試合という強行軍で参戦する吉田が、昨年10月のADCC北米予選でまさかの一回戦敗退を喫して以来、総合の練習だけに専念してきたリサの攻撃をどう凌ぐのか。

 ダブルメインイベントのもう一試合もタイトルマッチだ。132ポンド(約60kg)級初代王者のベルトを争うのは、和術慧舟會東京本部のロクサン・モダフェリと、2006年ADCC北米予選60kg決勝でローラ・ディオーガストを撃破したカサンドラ・リバーズ・ブラソ。
 総合の試合経験がまだ1試合しかないスーパー・グラップラーのカサンドラが、ジェニファー・ハウ、タラ・ラローサ、薮下めぐみなど、この階級のトップどころと対戦してきたロクサン相手に打撃ありのルールでどこまでやれるのか。アメリカの総合ファンの間では今大会一番注目のカードとなる。

 他にもスーパーファイトに巴組の高橋洋子が出場。フックンシュートなどアメリカの総合の大会で3勝1敗の成績を残しているジェン・ケースと激突する。大柄でどの選手に対しても打撃で前に出るので、殴り屋のような印象が強いジェンだが、彼女の得意技は長い足を利用しての下からの三角絞め。正真正銘のグラップラーだ。フル・ガードに捕まった時に一番注意しなくてはならない侮れない選手である。(シュウ・ヒラタ/BoutReview USA

Invincible & JIMM "Fatal Femmes Fighting - All Women Cage Fighting"
2007年2月17日(土) 米国カリフォルニア州ロサンゼルス:ジャパン・アメリカ・シアター

<主なカード>

ダブルメインイベント FFF 110ポンド(約50kg)級タイトルマッチ 3分5R
リサ・ワード(アメリカ/ユナイテッド・ファイト・チーム)
吉田正子(日本/フリー)

ダブルメインイベント FFF 132ポンド(約60kg)級タイトルマッチ 3分5R
ロクサン・モダフェリ(アメリカ/和術慧舟會東京本部)
カサンドラ・リバース・ブラソ(アメリカ)

スーパーファイト 157ポンド(約71kg)契約 3分5R
高橋洋子(日本/巴組)
ジェン・ケース(アメリカ/エイペックス柔術&ファス・バーリトゥード)


Last Update : 02/06 15:32

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