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[ライコンドー] 元極真・数見&岩崎が“総合武術”発足。阿部兄も協力

(12/12 up) 90年代の極真空手を支えた名選手・数見肇氏、岩崎達也氏(リアルカラテジャパン:RKJ)のプロデュースによる総合武術「ライコンドー(RI-KWON-DO)」の発足が11日、東京・中延のチャンバース東京にて発表された。

 既に「数見道場」として首都圏を中心に数カ所の支部を展開する二人だが、近年のスポーツ性優先の総合格闘技シーンの中で、日本人が世界のトップ選手になかなか勝てない状況を憂い、自らの武道経験を元に、空手を軸とした打撃技術のみで総合格闘技に勝利できるメソッドとして、ライコンドーを提唱するに至ったという。

 「(競技としての)空手で勝ちたくて空手をやって来た訳ではない。他の競技の選手を倒して行くUFCの光景は、『空手バカ一代』の原風景」と語った岩崎氏は、自身も2002年に開催された第一回「Dynamite!」にも出場、ヴァンダレイ・シウバとの対戦を経験している。この際に総合格闘技の技術を伝授した阿部裕幸が、今回名誉師範・スーパーバイザーとして名前を連ね、組技サイドからの技術的バックアップで協力するという。

 今後の運営方針としては、プロイベント運営には関わらず、まず生徒たちをアマチュア修斗等に送り出していくという。一部で噂された数見氏の現役復帰/プロ参戦はなく、あくまで指導者として次世代の選手育成を行う。また、ライコンドーの発足は、「数見道場」の全面的な総合格闘技転身を意味する物ではなく、オクタゴンが常設された格闘技ジムとして知られるチャンバース東京のプログラムとして週三回のクラスと、地方ワークショップなどを中心に運営されていく模様だ。

Last Update : 12/12 10:12

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