BoutReview
記事検索 by Google

[K-1 WGP] 7.30 札幌:ボビー、藤本と対戦。新村の相手は内田に

FEG "K-1 REVENGE 2006" 7月30日(日) 北海道・真駒内アイスアリーナ  【→カード&チケット】 [→掲示板]

(7/19 up) ボビー・オロゴンの対戦相手が、藤本祐介に決定した。藤本戦の決まっていた新村優貴は、内田ノボルと対戦する。

ボビー、K-1ルール初挑戦。GP目指し上位陣と対戦

(7/14 up) 昨日の会見で谷川貞治K-1イベントプロデューサーが予告していた「ビッグサプライズ」はボビー・オロゴンだった。今年1月に所属のタレント事務所で暴行騒動を起こして以来、タレント活動を大幅縮小していたボビーが、今大会でK-1ルールに初挑戦することが決まった。
 ボビーはGRABAKAやキックボクシングのジムでの練習は続けており、事務所との問題が解決したといい、今回の出場が決定。「どうせやるならGPに出たい」と怖い物知らずの要求をしていることから、主催者側はベスト8クラスあるいは今年の各地域GP優勝者をぶつけ実力を計る。場合によっては既に決定しているカードを一部組み替える。万一ボビーが勝つようなことがあればGP開幕戦の推薦枠に抜擢される可能性もあるという。
 ボビーはかつてアンディ・フグさんが練習していた沖縄の平仲ボクシングスクールで練習漬けの日々を送っている。13日の都内での記者会見は欠席したが、ビデオを通じ「テクニックよりも気持ちで戦う」等と抱負を語った。(井原芳徳)

ホンマン×曙、モー×ボンヤスキーのリベンジ戦決定

(7/13 up) チェ・ホンマン vs. 曙、マイティ・モー vs. レミー・ボンヤスキーの2試合が新たに決まった。いずれも大会のテーマにちなみリベンジマッチ。ホンマン×曙は過去2度行われ、05年3月のアジアGP準決勝、同年7月のハワイ大会のスーパーファイトではいずれも曙が1R KO負けしている。

 曙は13日、東京の新高輪プリンスホテルで記者会見。アンディ・フグさんの7周忌大会への参戦について「フグさんとは面識が無いが 横綱時代も映像を通じ勇気づけられた。こういう大会に出られて光栄。勝ち負けじゃなく内容で見せたい」と抱負を語る。
 会見で度々口にしたのは「根性」「精神」といった気持ちに関する言葉。「いくら技術を磨いても、スタミナが無いとそれを出すところまで持っていけない」ことを痛感し、ロードワークを増やし193kgまで減量した(前日朝の計量)。春にパーティーで出会った佐山聡氏からは、打撃の技術だけでなく精神面でも指導を受け、プロレスの巡業中もトレーニングを怠らない。5月のHERO'Sで惨敗に終わったドン・フライ戦に関しても「今までやった中で一番試合らしい試合だった」と一定の手応えを得ており、今回は頭を丸め「負けても反則負けぐらいの気持ちで行く」覚悟だ。会見の最後の記念撮影ではホンマンの等身大パネルに佐山氏直伝の右フックを一撃。試合でも好打が見られるか。

 モー×ボンヤスキーは去年4月のラスベガス大会のスーパーファイトで行われたが、その時は判定1-2の僅差でモーが勝利しており、今度は完全決着が期待される。
 これでほぼ全カード決定だが、谷川貞治K-1イベントプロデューサーは「ビッグサプライズをもう一つ用意したい」と話しており、近日発表される模様だ。
 なお、10日に会見を行ったボブ・サップについて谷川氏は「会見の要点がわからない。新しいことが何もなかったし、意図がわからない」と困惑顔。「一日も早くリングに上がることが名誉回復になる」とこれまでの主張を繰り返した。(井原芳徳)

フグ七回忌大会に企画変更。武蔵×フェイトーザ他

(6/21 up) 今年のK-1ジャパンGPが選手不足等を理由に中止となった。札幌大会はワンマッチ大会「K-1 REVENGE 2006 〜アンディ・フグ七回忌追悼イベント〜」として行われる。リベンジをテーマにした4〜5試合、GP地域予選優勝者らに日本人が挑む4〜5試合を予定し、次の6試合が決定している。

 グラウベ・フェイトーザ vs. 武蔵
 ピーター・アーツ vs. ゲーリー・グッドリッジ
 ポール・スロウィンスキー(スワロンスキー) vs. 富平辰文
 ビヨン・ブレギー vs. 中迫 強
 藤本祐介 vs. 新村優貴
 フレディ・ケマイヨ vs. 天田ヒロミ

 東京・台場の日航ホテル東京で21日会見した谷川貞治K-1イベントプロデューサーは、ジャパンGP中止の理由について「藤本選手がアジアGPを制したことで、世界GP開幕戦に出場する日本人が武蔵選手と合わせて2人になった」「ジャパンGPにふさわしいメンバーが揃うか疑問が湧いた」「このままでは誰が優勝してもファンが凄いとは思ってくれない」等と説明した。
 その上で「今、格闘技は頑張らなきゃいけない時期。苦しい状況にある」「原点に戻り、K-1のスタートした頃の熱を取り戻そう」と考え、99年以来開催していなかった「K-1 REVENGE」を再開させ、00年に性前骨髄球性白血病で亡くなったフグさんを追悼する大会を企画したという。
 谷川氏は「昔は今みたいにファイトマネーは高くなかったが、みんなK-1をもっと広めようという意識が高かった」「今はまず『いくらくれるの?』と聞いてくる選手が増えてしまった」「今年に入ってからサッカーのワールドカップや冬季オリンピックに押されている」「PRIDEさんがああいう風になって(=フジテレビでの放映中止)残念です。頑張って欲しい。心よりそう思います」と現状を憂う。今大会では骨髄バンクの募金を行うこともプランしており、「採算度外視でカードを組みたい」考えだ。

 武蔵とフェイトーザは3度目の対戦。02年3月の初対決では引き分けたが、去年の世界GP準決勝で再激突した際には、フェイトーザが膝蹴りでKO勝ちをおさめている。
 武蔵は「あの試合は久しぶりのKO負けだったということもあり、とても悔しかった。あのシーンの映像をテレビで2度と使わせないためにもリベンジを成功させる」「空手家同士の試合で、精神的な部分を見せたい」と抱負を語った。フェイトーザは「武蔵は経験豊富だから、同じ過ちを繰り返さないだろう。厳しい試合になる」「勝ち負けに関係なく謙虚さを忘れず、これが最後だという気持ちで戦う」とコメント。谷川氏は「K-1 REVENGEは元々、フグさんのリベンジ戦の場としてスタートした。空手家の二人には、フグ対フィリォを思い出させるような試合をしてくれれば」と期待を寄せた。

 アーツ×グッドリッジは04年の名古屋大会の再戦。グッドリッジがリベンジを希望し対戦が実現した。スロウィンスキーは3月のオセアニアGP、ブレギーは5月の欧州GP、藤本は6月のアジアGPの覇者。藤本に挑む初参戦の新村は新空手05年全日本王者で、悠羽輝(ゆうき)のリングネームで3月のR.I.S.E.の無差別級トーナメント・G-BAZOOKAに参戦し準優勝している。4月のUSA GPで優勝したハリッド・“ディ・ファウスト”は拳の怪我のため欠場し、ケマイヨが代理として出場する。各地域GP覇者に挑む日本人選手が勝利あるいは健闘すれば、9/30大阪ドームで行われる世界GP開幕戦の推薦枠(2枠)に抜擢される可能性もあるという。ジャパンGPは今年のみ中止で、メンバーが揃えば来年以降は再開されるという。
 他にもアーネスト・ホースト、チェ・ホンマン、シリル・アビディ、アラン・カラエフ、内田ノボルが出場候補に上がっている。アムステルダム大会でホースト戦をドタキャンしたボブ・サップについて、谷川氏は「やる気があるならリング上で答えを出して欲しい」と話し、今大会か8/12ラスベガス大会での復帰を呼びかけた。(井原芳徳)
(編集部注:これまで本誌ではポール・スロウィンスキー選手の姓を「スワロンスキー」と表記していましたが、英語の綴りの「Slowinski」に発音が近いスロウィンスキーに表記を変更します)

ジャパンGP開催。ワンマッチに武蔵出場

(5/22 up) K-1ワールドGPシリーズの札幌大会の概要発表記者会見が22日、札幌で行われた。ワールドGP開幕戦への出場権を争うジャパンGPが開催され、昨年ジャパン王者のボブ・サップも参戦予定だったが、アムステルダム大会のアーネスト・ホースト戦をドタキャンした問題がまだ尾を引いている。谷川貞治K-1イベントプロデューサーは「サップに関しては今月中に対応を決める」と話し、もしサップが出られなくても「それに見合う目玉になる選手を用意している」ことを明かした。富平辰文、藤本祐介、堀啓、天田ヒロミの出場は確定し、残りメンバーについて谷川氏は「5年後を見据え、新人を3人出したい」と話した。
 スーパーファイトには武蔵、グラウベ・フェイトーザ、ピーター・アーツ、ルスラン・カラエフが出場を予定。アムステルダム大会で不完全燃焼のホーストも出場を希望しているという。これに目を光らせたのは武蔵。過去にホーストには98年7月にTKO負け、01年4月に判定負けしており、「引退するまでに借りを返したい」と対決を望んだ。

 

FEG "FieLDS K-1 REVENGE 2006 〜アンディ・フグ七回忌追悼イベント〜 K-1 WORLD GP 2006 in SAPPORO"
2006年7月30日(日) 北海道・真駒内アイスアリーナ(札幌市南区真駒内公園1-1)
開場・14:00 開始・15:00


リベンジマッチ 3分3R(延長1R)
グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館)
武蔵(日本/正道会館)

リベンジマッチ 3分3R(延長1R)
ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ/フリー)

リベンジマッチ 3分3R(延長1R)
マイティ・モー(アメリカ/シャークタンクジム)
レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム・ボンヤスキー)

リベンジマッチ 3分3R(延長1R)
チェ・ホンマン(韓国/フリー)
曙(日本/チーム・ヨコヅナ)

チャレンジマッチ 3分3R(延長1R)
ポール・スロウィンスキー(オーストラリア/ファインダーズ・ユニ・ムエタイジム/オセアニアGP王者)
富平辰文(日本/SQUARE)

チャレンジマッチ 3分3R(延長1R)
ビヨン・ブレギー(スイス/マイクスジム/欧州GP王者)
中迫 強(日本/ZEBRA244)

チャレンジマッチ 3分3R(延長1R)
フレディ・ケマイヨ(フランス/ファウコンジム)
天田ヒロミ(日本/コシ・トラスト)

3分3R(延長1R)
新村優貴(日本/大誠塾)
内田ノボル(日本/ビクトリージム/新日本キック・ヘビー級王者)

スペシャルファイト 3分3R(延長1R)
藤本祐介(日本/MONSTER FACTORY/アジアGP王者)
ボビー・オロゴン(ナイジェリア/フリー)

※出場選手は変更になる場合もございます


◆入場料金(全席指定・消費税込み)
SRS席 22,000円 S席 13,000円 A席 6,000円

◆チケット発売所

<先行発売中>
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp/(携帯サイトでも販売)
FEGオフィシャルサイト http://www.feg-jp.com/

<先行発売>
6月3日(土)フジテレビ「K-1 WORLD GP IN SEOUL」放送内

<一斉発売> 6月24日(土) 10:00〜
チケットぴあ 0570-02-9970(初日特電)、0570-02-9999(Pコード:594-720)
ローソンチケット 0570-084-613(初日特電)、0570-084-001(Lコード:17730)
イープラス http://eplus.jp/
《0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可となります》

◆チケットのお問い合わせ先 ダブルス TEL :011-611-2666

◆大会に関するお問い合わせ先(株)FEG TEL 03-3796-5060/FAX 03-3796-2978

Last Update : 07/19 21:41

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | STAFF

Copyright(c) 1997-2006 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。