BoutReview
記事検索 by Google

[全日本キック] 5.14 後楽園:石川、大宮司に圧勝宣言|優弥が“亀田”に

全日本キック "CROSS OVER" 5月14日(日) 後楽園ホール  【→カード&チケット】 [→掲示板]

(5/11 up) メインイベントで大宮司進と対戦する石川直生が9日、所属する東京・葛飾の青春塾での練習の模様を公開した。
 この日は7Rのミット打ちを行い、一個一個の攻撃パターンを確かめるような動き。ラウンドが進むごとに技のスピードと切れ味が実戦に近いものにアップしていく。減量もほとんど必要なく、体調も良好とのことだ。
 大宮司については「ボクシングは僕より上だろうけど、パワーもスピードも僕が上」と豪語。大宮司が持つISKA王座に関しても「全日本のベルトの方が価値が大きい」「大宮司選手がベルトを獲った当時、僕は彼を追いかける立場だったけど、今は追い抜いた」とまで言い切る。
 意識するのは団体内のライバル・山本真弘と山本元気。「大宮司選手に負けるようだと元気や真弘に笑われる」と話し、前回3月大会のタイ人との試合の話になっても「決定力の無さが露呈した。元気や小林(聡)さんなら倒せた」と、彼らの名前を口にする。
 メインイベントは初体験。既にW山本はメインの仕事をこなしているが、石川は同等の仕事ができるか。大宮司との戦いであると同時に、W山本、そして観客の目線との戦いにもなる。

 なお、NJKFが企画する60kgトーナメント「真王杯」については「今は目の前の試合に集中していて、人から聞いた程度なので、ちゃんとした興味は持てていない」等と語り慎重だった。宮田充興行部長も「マスコミさんからの情報しか入ってきておらず、現段階では白紙」と話すに留まり、「仮に選手を出すにしても優勝が最低条件だが、決勝まで残ると半年間ウチ(全日本)で試合ができなくなってしまう」と課題を口にした。

優弥、ジムワーク再開。神童から闘拳に変身?

 2月4日のK-1 MAXで右肩脱臼を再発した全日本ウェルター級1位の山本優弥が、4月半ばからジムワークを再開していたことがわかった。石川の練習の写真の片隅にも、サンドバッグにパンチを打ち込む優弥の姿が。手術は2月末に成功。複雑な脱臼のため完治まで8か月もかかり、復帰は早くても今年暮れとなる。
 試合が無い間、優弥は普段できないことにもチャレンジし、新しい自分の可能性を模索している。通っている船橋の病院で出会った高谷裕之に日焼けサロンを薦められ体を焼いてみたり、髪型を坊主にしてみた。この風貌でサングラスをかけると、ボクシングの亀田興毅にソックリになることも判明。試合直前の石川を和ませる。
 だが何をやってみても「やっぱり体を動かすのが好きなのがわかった」という優弥。ライバル・山内裕太郎のスーパーウェルター級王座奪取にも刺激を受けている。“広島の神童”が“広島の闘拳”となるのか? それともさらに違う変身が見られるのか? 優弥の復帰の日が待ち遠しい。(井原芳徳)

石川直生ニューTシャツ発売

 石川直生ニューTシャツ「NAOKICK×K.N.A.C.KコラボTシャツ」が今大会より限定販売される。カラーはブラック・ピンクの2種類、サイズはメンズS・メンズM・フリーサイズ(レディース)の3種類。価格4,900円。優弥の隣で笑っている石川が着ているのがブラック。「今までの格闘技のTシャツには無いタイプ。ファッションアイテムになるものを作った」と話していた。
 なお、今大会会場ロビーのグッズ売り場では小林聡・W山本らの出場する6/11 後楽園ホール大会のチケットが先行発売される。

Sフェザー級王者・石川直生が初メイン

(4/26 up) 本戦8試合の試合順が下記一覧のとおり決定した。石川直生は初のメインイベント出場となる。

石川、大宮司と美男子対決。合計79歳対決も実現

(4/12 up) 5月の後楽園大会の主要カードが発表された。全日本キック所属選手が赤コーナーに並び、青コーナーの他団体やフリーの選手と戦う「CROSS BOUT」中心の大会となる。
 全日本スーパーフェザー級王者・石川直生は、シルバーウルフの大宮司進と対戦。二人とも去年はIKUSA GPに出場したが、その時と同じ60kg契約で相見える。石川は3月の日タイ5対5対抗戦で白星をあげるも、相手の防御を崩しきれず悔しい思いをした。タイ人とは全くタイプの異なる大宮司との試合だが、試合運びの面で石川にどういった進化が見られるかに着目したい。だがそういう難しい話がわからなくても、キック界きっての美男子同士の激突は、華やかなムードを客席に伝えてくれることだろう。
 さらにIKUSA GPと同じく去年行われたJ-NETのマッハ55と同じ55kg契約で、全日本バンタム級1位・寺戸伸近が、NJKFバンタム級3位の真二と激突する。真二はマッハ55の決勝まで進み、全日本バンタム級王者・藤原あらしに判定で敗れている。あらしの持つ王座への挑戦が近いと思われる寺戸は、この試合の結果と内容で存在感を示しておきたいところだ。
 マニア注目カードは39歳の宝樹まもる(全日本ウェルター級7位)と40歳の黒田英雄(J-NET同級3位)による、合計79歳のオヤジバトル。久々登場の宝樹だが、今回はどんな感動を巻き起こしてくれるか? まだ見た事の無い人は宝樹の熱いファイトをぜひ一度は見て欲しい。
 なお、3月の日タイ対抗戦の大将戦で敗れた山本真弘の再起戦を、師匠の藤原敏男氏が全日本キック側に5月大会で行うよう提案していることが明らかに。藤原氏はタイ人との試合を希望しており、現在連盟でカード編成中だ。
 チケットは4/15(土)より発売。今回はRS席が通常10,000円から7,000円のサービス料金となっている。(井原芳徳)

 

全日本キックボクシング連盟 "CROSS OVER"
2006年5月14日(日) 東京・後楽園ホール
開場・17:00 オープニングファイト開始・17:15 本戦開始・18:00 


第8試合 メインイベント CROSS BOUT 60kg契約 サドンデスマッチ (3分3R+延長1R)
石川直生(青春塾/全日本スーパーフェザー級王者)
大宮司進(シルバーウルフ/ISKA世界スーパーフェザー級王者)

第7試合 セミファイナル CROSS BOUT 55kg契約 サドンデスマッチ (3分3R+延長1R)
寺戸伸近(BOOCH BEAT/全日本バンタム級1位)
真二(OGUNI GYM/NJKFバンタム級3位)

第6試合 CROSS BOUT & ランキング戦 ライト級 サドンデスマッチ (3分3R+延長1R)
海戸 淳(S.V.G./7位)※凱斗亮羽から改名
増田博正(スクランブル渋谷/2位)

第5試合 CROSS BOUT ミドル級 サドンデスマッチ (3分3R+延長1R)
中村高明(藤原ジム/1位)
貴之ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム/J-NETWORK 2位)

第4試合 CROSS BOUT ライト級 サドンデスマッチ (3分3R+延長1R)
山田健博(高橋道場/3位)
藤原王子(レグルス池袋/J-NETWORK 3位)

第3試合 CROSS BOUT ウェルター級 サドンデスマッチ (3分3R+延長1R)
宝樹まもる(勇心館/6位)
黒田英雄(アクティブJ/J-NETWORK 3位)

第2試合 71kg契約 サドンデスマッチ (3分3R+延長1R)
佐藤皓彦(JMC横浜GYM/全日本Sウェルター級6位)
中園貴宏(S.V.G.)

第1試合 ランキング戦 ウェルター級 サドンデスマッチ (3分3R+延長1R)
金 統光(藤原ジム/7位)
森 卓(勇心館/9位)

■オープニングファイト

第3試合 ウェルター級 3分3R
荒井崇志(SOUL GARAGE)
ダイスケ・ルークハマッコ(はまっこムエタイジム)

第2試合 ライト級 3分3R
畑尾龍宏(REX JAPAN)
安川文健(AJジム)

第1試合 フェザー級 3分3R
水落洋祐(はまっこムエタイジム)
武田晃一(アクティブJ)

※出場選手はケガ等により変更となる場合がありますのでご了承ください。


■チケット料金  
RS席 ¥7,000 S席 ¥5,000 A席 ¥4,000
※消費税込み/全席指定
※当日券は各席1000円アップ。16時より販売。立見¥4,000

■チケット発売場所  ※4/15(土)より発売
チケットぴあ 0570-02-9999
イープラス http://eee.eplus.co.jp/
後楽園ホール 03-5800-9999
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
全日本キック 03-3365-1171
バウトレビュー(5/8(月)午後3時入金締切)

■お問い合わせ
全日本キック 03-3365-1171

Last Update : 05/11 13:29

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | STAFF

Copyright(c) 1997-2006 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。