▼ (2/2 up) カーウソン・グレイシー氏が米国のシカゴで1日(現地時間)朝に亡くなったことがわかった。72歳だった。ADCC NEWSに掲載された息子のカーウソン・グレイシー・ジュニアの談話によると、腎臓結石で以前から入院していたが、前夜まで冗談を飛ばすほど快調で、突然体調が悪化したという。 カーウソン氏は、ブラジルに柔術を広めた前田光世氏から直接柔術を習ったカーロス・グレイシー氏の長男。1950年代〜60年代には選手として活躍。ブラジリアン・トップチームのマリオ・スペーヒー、ノバ・ウニオンのアンドレ・ペデネイラスといった、数々の強豪を育てている指導者の師匠にあたる。ブラジルのTATAME誌は既に特集ページを開設し、故人を追悼している。(井原芳徳)
Last Update : 02/02 10:15