[DEEP] 12.2 後楽園:前田吉朗「優勝のことは考えていない」
DEEP事務局 "DEEP 22 IMPACT" 12月2日(金) 後楽園ホール 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]
▼ (12/1 up) DEEPフェザー級(65kg)初代王者決定トーナメントに出場する前田吉朗が30日、東京・麻布十番のBCGで練習を公開した。パンチのコンビネーションを一個一個確かめるような立ち技のミット打ちを3分2R。時折スウェーも織り交ぜ、素早い動きを披露する。 他の3選手のそれぞれの映像を見直し「一通り勝つイメージはある」が、「優勝のことは考えていない」とひょうひょうとしている。準決勝の相手の元ムエタイ王者・ムアンファーレッグについては「寝技でやったら楽やろうけど、打撃でもイケる。総合はまだ慣れてない感じ」とバッサリ。記者が「トーナメントを意識し寝技であっさり片付けるか?それともあえて打撃戦に挑むか?」と聞くと、「そんとき思いついたことをやります」と答え、まるで普通のワンマッチに臨むかのような雰囲気だった。 反対ブロックからは優勝候補に急浮上したマイク・ブラウンと、一度引き分けたことのある宿敵・今成正和の試合の勝者が勝ち上がる。「今成のほうが楽かな。単純に1回やってるので。楽しめそう。ドラマがあるやないですか」と、改めて再戦に意欲を示した。(井原芳徳)
オランダの新鋭ストライカー参戦
栗原強(チームROKEN) vs. ゲガール・ムサシ(オランダ/ジュロージンジム)が追加された。ムサシは本名。186cm、88kg、20歳。01年にボクシングのオランダジュニア王者になると同時にナショナルチームメンバーにも選出される。03年から総合進出。2H2HやMFCやブシドーヨーロッパなどに出場し8勝(4KO)1敗1分の成績を残している。 フューチャーファイトは17:45より1試合実施。相馬幸生(高田道場) vs. 松田真吾(DOBUITA)が行われる。
梁正基欠場。滑川の相手変更。試合順決定
▼ (11/24 up) 滑川康仁と対戦予定だった梁正基が練習中の負傷のため欠場する。代わって韓国のリー・ジョンホが滑川と対戦する。ジョンホはレスリングベースの22歳、180cm/76kg。11/19のリアルリズムではタッグで三島&中尾組と対戦した。全試合順は下記一覧のとおり。
佐々木有生、逆輸入黒帯柔術家と対戦
▼ (11/15 up) 佐々木有生(GRABAKA) vs. タカ・クノウ(チーム太田章) 、藤沼弘秀(荒武者総合格闘術) vs. 関直喜(フリー)の2試合が追加された。 クノウは東京出身の38歳。中学から柔道をはじめ、国士舘高校柔道部、約1年間の自衛隊生活の後、90年にロスに移住。指圧師の仕事をしていた頃柔術に出会い、01年にはロスのグラップリング大会で、柔術黒帯のアミリカ・シビリを送り襟絞めで破る。黒帯から一本を奪ったのは、木村政彦がエリオ・グレイシーに腕がらみを極めて以来50年ぶりの快挙。この事件をきっかけに、本名の久能孝徳ではなく、結果表に書かれた「TAKA KUNOU」の表記で一部の柔術マニアに知れ渡るようになる。 04年には柔術パンナム選手権黒帯ペサード級優勝。今春帰国し、真武館主催の「武人杯」に出場し総合初挑戦。3試合勝ち上がり準優勝の結果を残した。だが今回の相手はトータルバランスも良く数々の強豪と戦ってきた佐々木。果たしてクノウの伝説的な強さはどれほどなのか、マニアならずとも注目して欲しい一戦だ。 佐々木は3月のパンクラスでグスタボ・シムに判定負けして以来の総合出場で、パンクラス退団後初の試合となる。(井原芳徳)
帯谷×ミルトン・ヴィエイラほか追加
▼ (11/10 up) トーナメント以外の次の4カードが新たに発表された。
帯谷信弘(木口) vs. ミルトン・ヴィエイラ(BTT) 滑川康仁(M・A・D) vs. 梁 正基(STAND) 中村大介(U-FILE CAMP.com) vs. 長谷川秀彦(SKアブソリュート) 梅田恒介(R-GYM) vs. ジェイソン・チェンバース(アメリカ)
特に注目は帯谷 vs. ミルトンだろう。帯谷は五味隆典のトレーニングパートナーとしても知られ、7月大会ではパンクラスのトップランカーでもある長谷川に判定勝ち。対するミルトンは10月大会で長岡弘樹を圧倒。ミルトンが武士道出場経験者でもあることから、この一戦の勝者が来年の武士道ライト級戦線に大きく関わっていく可能性が高い。 初参戦のチェンバースは98年から総合を始め、総合16勝3敗。エディ・ブラボーの弟子で柔術茶帯を持つ。(井原芳徳)
準決勝は前田×ムアンファーレッグ、今成×ブラウン
▼ (11/3 up) DEEPフェザー級(65kg)初代王者決定トーナメント準決勝の組合せが、前田吉朗(パンクラス稲垣組) vs. ムアンファーレッグ・ギャットウィチアン(タイ)、今成正和(チームROKEN) vs. マイク・ブラウン(アメリカ)に決まった。 4選手は10/28の21 IMPACT 後楽園大会で行われた一回戦を突破。左ハイ一撃でTAISHOを秒殺した前田と、総合初挑戦ながらも強烈な打撃でインパクトを残した元ラジャダムナン王者・ムアンファーレッグの組合せは、打撃戦が最大の見物だ。今成はファビオ・メロを下したが、判定を巡りブラジリアン・トップチーム陣営と遺恨を残した。ブラウンはBTTから派生したアメリカン・トップチーム所属のため、波乱含みの一戦となる。そして前田は「決勝で今成をシバいてジ・エンドです」と豪語しており、決勝戦での両者の2月の試合以来のリマッチが実現するかにも注目だ。 なお、リザーブマッチは一回戦でブラウンに敗れた山崎剛(GRABAKA)と、松下剛士(MB3z)が激突する。松下は10.30富山大会で高橋基希(高田道場)に判定勝利し、リザーブマッチ出場権獲得した選手。修斗2年、ボクシング6年で、レスリングとカンフーの経験もある28歳。(井原芳徳)
DEEP事務局 "DEEP 22 IMPACT" 2005年12月2日(金) 東京・後楽園ホール 開場・17:30 フューチャーファイト開始・17:45 開始・18:30
第11試合 DEEPフェザー級(65kg)初代王者決定トーナメント決勝 準決勝(1)勝者 準決勝(2)勝者
第10試合 帯谷信弘(木口道場レスリング教室) ミルトン・ヴィエイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
第9試合 滑川康仁(Team M・A・D) リー・ジョンホ(韓国/CMA KOREA 正進ジム)
第8試合 中村大介(U-FILE CAMP.com) 長谷川秀彦(SKアブソリュート)
第7試合 佐々木有生(GRABAKA) タカ・クノウ(チーム太田章)
第6試合 DEEPフェザー級(65kg)初代王者決定トーナメント・リザーブマッチ 山崎 剛(GRABAKA) 松下剛士(MB3z)
第5試合 DEEPフェザー級(65kg)初代王者決定トーナメント準決勝(2) 前田吉朗(パンクラス稲垣組) ムアンファーレッグ・ギャットウィチアン(タイ/チュワタナジム)
第4試合 DEEPフェザー級(65kg)初代王者決定トーナメント準決勝(1) 今成正和(チームROKEN) マイク・ブラウン(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
第3試合 藤沼弘秀(荒武者総合格闘術) 関 直喜(RISEファイトクラブ)
第2試合 梅田恒介(R-GYM) ジェイソン・チェンバース(アメリカ/10thプラネット柔術)
第1試合 栗原 強(チームROKEN) ゲガール・ムサシ(オランダ/ジュロージンジム)
フューチャーファイト 相馬幸生(高田道場) 松田真吾(DOBUITA)
■チケット料金 VIP:15,000円(最前列) SRS:10,000円 A:8,000円 B:6,000円 C:5,000円 ※当日券は500円増し
■お間い合わせ DEEP事務局 Tel. 052-339-0303
Last Update : 12/01 11:54
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