[女子ボクシング] 11.7 タイ：菊地奈々子、刑務所で世界王座挑戦

▼ (11/3 up) 05年11月7日(月) タイ・バンコク市内の少年犯罪者更正施設「Central Correctional Institution for Young Offenders」内の寺院において、プロボクシングWBCF世界ミニマム級(-47.6kg)王座決定戦、ノンマイ・ソーシリパン（タイ：写真） vs. 菊地奈々子（代々木ブルースカイ／日本女子ボクシング協会ミニフライ級王者）が行われる事が急遽決定した。
　ノンマイは試合会場となる更正施設の収容者の1人。更正のため始めたボクシングで才能を開花させた。写真は監獄の中で撮影したもので、後ろに鉄格子が見える。大会プロモーターのナリス氏は「彼女の実力はタイ人選手としては中程度です。勝つのは菊地選手ですよ」と謙遜するが、トレーナーはなんとかつて多くの日本人選手を苦しめた元WBC世界スーパーフェザー級王者のシリモンコン・シンワンチャーだといい、その実力はあなどれない。
　敵地に乗り込む菊地は、この試合のオファーを何と試合5日前の2日に打診されたにも関わらず、迷わず受けて立ったという。相手が更正施設に収容されている事を聞いても少しも臆することなく、すでに戦闘モードに突入しているとのことだ。（情報提供：日本女子ボクシング協会）

Last Update : 11/03 00:22